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初期臨床研修修了式が行われました

 3月24日にやまなみホールにて初期臨床研修修了式が開催されました。
臨床研修管理委員会にて研修修了が承認され、田中健太先生と政田啓輔先生が2年間の初期研修を修了することとなりました。
畑統括院長より修了証書が授与され、村田副統括院長からは花束が贈呈されました。


お二人とも緊張した面持ちで終了証書と花束を受け取っておられましたが、
その後行なわれた研修報告では、お二人らしい真面目で実直なお話を聞くことができました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響により、救急カンファレンス等がなかなか実施できず、症例報告を行なう機会が減ってしまいましたが、
研修自体に大きな影響はなく、滞りなく研修を進めることができたのは大変喜ばしいことでした。
苦難な状況の中での研修でしたが、研修医からは無事研修を修了できたことへの感謝の言葉をいただき、
事務局としてもとても心温まる式となりました。

3年目以降は、田中先生は県内の千曲荘病院へ、政田先生は整形外科専攻医として引き続き当院で研修されます。
それぞれ進む道は異なりますが、当院での研修を活かし今後も益々ご活躍されることを期待しております!!
田中先生、政田先生ご卒業おめでとうございます☆

 

臨床研修管理委員会事務局

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看護協会主催 一日看護師体験

看護師を目指している高校生を対象に看護協会が主催する一日体験が当院で8月8日開催されました。

ナース服に着替えて、実際看護学校でも使用しているという「フィジコ」の人形を使って聴診器を使い心音を聞いたり、瞳孔を見てみたりと簡単な体験から、各病室に配属されて患者さまの食事などのお手伝いをしていただきました。

短い時間でしたが、ランチタイムには今年入社した新人看護師と楽しいお食事会もしていただき看護師の夢が広がったのではないでしょうか。

今回は、女子高校生ばかりの応募でしたがもちろん男子高校生の体験応募もできます。当院にもたくさんの男性看護師が活躍をしております。

残念ながら当院での一日体験は本日が最終日でしたが、他院ではまだ空きがあったりするかもしれませんので下記をご覧ください。

看護協会主催 一日看護師体験

 

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心不全療養指導士を取得

 心不全療養指導士は、2021年4月からの新しい制度で、心不全パンデミックにおける心不全の発症と、重症化の予防のための療養指導に従事する医療専門職に必要な基本的知識及び技能などの資質向上を測ることを目的に設立されました。
あづみ病院からは4名(看護師3名、作業療法士1名)が取得しました。
受験申込・症例報告・試験と、合格までは1年がかりでしたが、全員合格できとても嬉しいです。

 多職種で同じ資格を取得することのメリットは、同じ方向を向いて心不全療養指導に取り組めることだと思います。

  
 心不全は、治らない病気です。ただ生活面に気を付けることで、ある程度症状が出ないようにコントロールはできます。心不全療養のための正しい知識と方略を患者さんや家族や支援者に習得・理解していただいて、患者さんと心不全との付き合い方をサポートできたらいいなと思います。また、「心不全になったから」とやりたいことを諦める人もいますが、心臓に優しい方法に工夫をすることで、やりたいことを続けることもできます。作業療法士の専門性として、「やりたい」が「できる」を応援できるように、もっと勉強していきたいと思っています。

作業療法士 大塚

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フラワーアレンジメント

 12月28日に組合主催でフラワーアレンジメントを職員向けに開催しました。
今年は感染対策のため講師をお招きしてその場で生けることはできませんでしたが、自宅で生けられるよう「花器とお花のセット」と「フラワーアレンジメントの完成品」の2種類から希望の種類を選択できるようにしました。130名の申し込みがあり、完成品はすぐに飾れることから、自分で生けるのはちょっと…という方にも参加していただけたようで良かったです。

 ▲130名分の花を振り分ける女性部職員
 今回はお正月飾りになるお花でしたが、日常に癒しが取り入れられるようまた企画していこうと思います。

▲完成品を選んだらこんな感じです。

                           組合 女性部

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ためになったね~

「大人の発達障害 Part2」へ行ってきました。
私には、本当に興味のあるテーマでした。なぜなら、私は発達障害児を持つ母だからです。
いずれ来るその時に備えて、しっかり勉強させてもらおうと、前のめりで冬の大町に行きました。

 発達障害とは、医学的に言えば脳機能の障害です。発達障害の方は円滑に「コミュニケーション」を取ったり、「ミス・抜け漏れ」なく作業をしたりすることに他の人よりも難しさを感じています。
講師の新保先生のわかりやすく快適なトークで、時にはジョークを交えながら講演は進みました。学校などとは違い、職場ではさまざまなことを求められます。
・こんな簡単な作業ができない?
・その場の空気を読まなくてはいけない?
・これができるのにあれができない?
・その場に応じた適切な表情を作る?
発達障害をもつ方にとっては困難なことばかりです。発達障害の方は、自助努力が足りないわけではなく、むしろ「真面目」で「裏表がない」性格です。
しかし、結果が伴わないため「努力が足りない」「なまけ癖がある」などと勘違いされやすいのです。
 みんなが気持ちよく仕事を継続するために、それぞれの「違い」を認め、「違い」を活かすことでお互いが尊重できるような職場環境になることを期待します。
今回参加させていただいたことを、仕事でも活か せればいいなと思っています。

看護師 R.A

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病棟デイケア 2020クリスマス会

 12月1日、5階病棟で毎年恒例のクリスマス会を行いました。
早い時期での開催でしたが、デイルームをクリスマスツリーやリースで飾りクリスマス気分を演出。
今年は感染予防対策のため、デイルームに大勢の患者さんを集めて行うことはせず、少人数単位で実施をしました。
スタッフ7名がサンタクロースやトナカイに変装し登場。

「きよしこの夜」「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」の三曲をリコーダーとハンドベルで演奏しました。
自立されている患者さんにはデイルームで演奏を聴いていただき、その後、移動に介助が必要な患者さんの部屋を順番にまわり演奏を行いました。
完璧な演奏とはいきませんでしたが、そこは笑顔でカバー。明るく盛り上げながら実施することができました。
一緒に歌を口ずさんだり、笑顔をみせてくださる 患者さんも多く、いつもと違った表情をたくさんみることができました。逆に私たちがたくさんの元気をもらいとても幸せなひと時となりました。
感染予防対策のため、例年とは違った形での開催になりましたが、閉鎖的な日常生活に刺激が入り楽しい時間をつくることができたのではないかと思います。

 
                          

5階病棟 薄井

 

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第27回排尿機能学会へWeb参加しました

 第27回日本排尿機能学会は10月15日から17日の3日日間、TKPガーデンシティ品川
で行われました。コロナ禍のおり、現地とWeb併用のハイブリッド学会として行われ、現地で370名が参加、ライブ配信・Web視聴をあわせると750名が参加されたようです。
今回はポスター発表で参加し、開催期間中はWebで排聴しました。
開催期間中のライブ配信以外は、ポスター発表も含め後日オンデマンドで配信されました。ライブ配信はメイン会場のみでしたが、特別講演やシンポジウムなど今後の女性骨盤底リハビリテーションを行っていく上で勉強になりました。
従来通りに開催できないことは残念ですが、オンデマンド配信は聞き逃しなどがないためメリットでもあると感じました。
自分自身のポスター発表は、女性に多い腹圧性尿失禁について発表しました。
会場での発表ができなかったので、座長の先生などと直接質疑応答などできないことは残念でした。
今後の学会が1日でも早く従来通りの開催できる状況になるとよいと改めて感じました。

理学療法士 佐々木

女性骨盤底医学センターの案内はこちらから>

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コグトレ体感研修会に参加して

 今年は新型コロナで研修会もキャンセルが相次ぎました。
そんな中、少し緩和してきたときに、「コグトレ体感研修会」の案内がありました。

「コグトレ」の言葉は耳にしますが、実際どういうことをするのか?
会場が病院の近くだったので、興味があり行ってきました。
もちろん、会場の感染対策を確認して…「検温、消毒、3密を避ける」がしっかりされていました!

今回は、発達障がい等をもつ子ども達のコグトレ(Cognitive・Training=認知トレーニング)の実践報告や効果について等のお話し…の前に、発達障がいをもつ子の中には、身体の動かし方が不器用な子もいるので、どのような身体感覚なのか?
それに近い感じを、クリアファイルを使って体感しました。クリアファイルをメガホンのように丸め、それをのぞくようにして被る。視界がせまい!ぼやける!そんな中、参加者が分かれて風船バレーをする。
大体、想像つきますよね。体感だけでなく、どのように思い、客観的に見てどう思ったかと 理解を深めました。
 そういった生きづらさを抱える子ども達が、楽しく、身体や頭を動かす!ことを提供する。それだけでなく、学んだことを生活につなげられるように!
これは、もう作業療法士の得意分野です。今まで知らなかったなんて、軽いショックを覚えつつ、新しい知識が増えた良い機会でした。
当院では、小児は少ないので、高齢者の方に応用して使えそうです。研修会を受けた全員にバッジが配られました。これで、今日から私もコグトモです。

                              訪問リハ OT

 

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大人の文化祭

 感染症の影響により5階病棟で毎年開催している七夕会や病院祭などの病院行事が次々に中止になってしまいました。
そんな中、患者さんの単調な入院生活に何か変化をもたらしたいと考えて行ったのが「大人の文化祭」です。

 
 5階病棟ラウンジに患者さん、病院スタッフの作品を7日間の期間限定で展示しました。患者さんの作品は日頃のベッドサイドリハビリで行っている塗り絵や貼り絵、職員の作品は写真、裁縫、習字、手作りの置物などがありましたが、5階病棟スタッフ以外からも出品していただけました。

 
患者さんからは「展示するからいつもより綺麗に塗らなきゃ」「ラウンジに私の作品があるからそこまで頑張って歩こう」「私も退院したらこういう趣味にチャレンジしてみようかしら」などといった声が聞かれました。
初めての試みでしたが、入院生活に少しでも変化を提供出来たのではないかと感じました。これからも時代のニーズに合った企画を考え提供していきたいと思います。

5階病棟 中野

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第22回日本褥瘡学会学術集会

 今回褥瘡委員会のリンクナースとして、オンデマンド配信の日本褥瘡学会学術集会に参加させていただきました。外傷の知識・栄養について・外用薬の選択・ポジショニング・スキンテアなど、多角的な角度から皮膚ケアに関係する様々な学習ができました。
入職してから10年以上経過しましたが、いまだに皮膚トラブルを予防する関わりについては悩むことが多く、今年度の固定チームナーシングでもスキンテア予防を行うチームに入らせていただいて日々活動を行っています。皮膚トラブル予防対策は、感染対策や認知症対策などと同じように、チーム一丸となって取り組んでいくべき課題の一つだと感じています。この学びを病棟スタッフと共有し、日々の看護に活かしていきたいと思います。

5階看護師 中村

 

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全日本スキー選手権の救護に参加

 10月24日「第99回全日本スキー選手権大会2020」が白馬村ジャンプ競技場にて開催され、今回私は同病院の整形外科医師1名とともに救護のために参加いたしました。
競技内容は、初日ノーマルヒルと翌日のラージヒルで競技が行われました。
朝のうちはどんよりとした曇り空でしたが、徐々に日が当たりはじめ白馬の雄大な景色がはっきりと見えるようになりました。先日からの寒気を納得させるような山頂の雪と山々の紅葉と青空のコントラストが絶景でした。
大会ではテレビや新聞などでしか見聞きしたことがない、髙梨沙羅選手や葛西紀明選手などの有名選手も出場する大きな大会で、競技の合間に選手が手作りの装置を使って練習に励む姿も垣間見ることができました。詳細なルールを知らない私でも、迫力ある素晴らしいジャンプを間近で観ることができ、救護で参加していることを忘れそうなほどでした。貴重な体験をさせていただくことができました。

外来看護師 保科

 

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第1回 管理部新人職員研修会

 8月28日JA長野厚生連本所にて行われた新人研修に参加しました。
例年は入社して1カ月後の5月に行われるようですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い8月に行われました。
 社会人基礎力をテーマに主体性・計画性・状況把握力を主に座学のみだけでなくグループワークも行いました。互いの発表を聞いたり、グループごとの意見をまとめたりして学びを深めました。
研修を通して、視点のちがう意見で新しい発見を見つけることや、一つの意見にまとめる大変さも知るいい経験になりました。一日の研修を通して、仕事に対しての考えを改めて深めることができました。
約半年ぶりに同期に出会い、業務のことや他愛もない話などをして仕事に向き合う中でのいい一日になりました。

医事課 丸山

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日本リハビリテーション医学会学術集会(ハイブリッド開催)に参加して

 6月11日から6月14日までの4日間、国立京都国際会議場で開催予定であった日本リハビリテーション医学会学術集会は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い8月19日から8月22日に延期して開催されました。現地とWebでのハイブリッドで開催され4日間で現地参加者800名ほど、Webでは約4,000名の参加があり、視聴回数は約40,000回になりました。
 今回はWebで参加させていただきました。基調講演や特別公演をオンライン視聴し、再生リハビリテーションの重要性を強く認識することができました。
自身の発表に関して、専門職ポスターの発表は会場のみでの閲覧であったため、今回はポスターを会場へ郵送し掲示してもらいました。座長や参加者との直接的なディスカッションはできず、物足りなさを感じるとともに今まであったものの重要性に気付かされた学会参加となりました。

理学療法士 雫田

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日本不整脈心電図学会評議員

 当院看護師が、このたび「日本不整脈心電図学会」の評議員に選出されたことが医療タイム社の記事で紹介されました。

 日本不整脈心電図学会の評議員は主に医師が中心ですが、このたび看護師8名が選出され、当院の大月看護師が長野県で初めて選出されました。
 大月看護師は、4月に「植込み型心臓デバイス認定資格認定試験」にも合格をし、今後全国に認定士やデバイスナースが増えるきっかけになってほしいと、育成にも力をいれています。

新聞記事PDF 医療タイム社 2020年8月1日発行2730号

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Web学会~ 日本弱視斜視学会総会・日本小児眼科学会総会~

 6月26・27日に行われた日本弱視斜視学会総会・日本小児眼科学会総会に参加しました。
今回の学会は大阪で行われる予定でしたが、このたびの感染症拡大防止のためにWeb開催となりました。
 
最近話題になっているデジタルデバイスと眼科の関係について多くの情報があげられており、とても興味深く勉強させていただきました。今後、デジタルデバイスは減ることはないのでは・・・と考えているため、日々最新の情報収集を怠らず、日々の業務に生かせていけたらと思います。
また大北地域等の小児の検診で用いられているSpot Vision Screener(子供の屈折検査の器機)についてもお話を聴くことができました。
こちらも全国的にも小児の検診・検査で用いられており、かつ比較的新しい器機ですので新しい情報も多いです。まだまだ学ぶことが多いです・・・
 
眼科の検査機器・検査方法はどんどん進化しています。
今後も前向きに学会に参加し、最新のデータを更新していきます!


▲視力検査表の上に置いてあるぬいぐるみです。
これは飾りではなく、子供の検査時の大事な相方です!

視能訓練士 木口

 
P.S.2020年7月27日から眼科は2階へ移動となります。よろしくお願いします。