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アサーティブ・コミュニケーション

1月26日(日)に、長野県理学療法士会教育部主催の、「臨床実習討論会」へ参加してきました。
 約50名の理学療法士が午前、午後の部に分かれ、私は午後の部への参加となりましたが、
初対面方が多くて緊張しました。
この研修会では主に、「アサーティブ・コミュニケーション」について学びました。
なかなか耳にすることのない単語ですが、簡単に言うと、「自己主張する」ことです。
ですがただ自分の意見を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら自分の意見を述べることです。これがなかなか難しく、先輩からの飲み会の誘いを断る時や、実習生に指導しなければならないときにどうやって関係性を良好に保ちながらコミュニケーションを取るのかなど、実践を交えながら初対面の理学療法士の方たちと行いました。
 今までの指導される立場から今度は指導する立場に、少しずつ変わっていく中での気持ちの持ち方や今まで以上に相手の気持ちや事情を大切にしていくことの難しさと重要性を体感しました。
 あ、あと相手に与える印象は、言葉よりも相槌や相手の目を見ること、聞く態度などの方が大事だそうです。意識して日々の診療を行っていきたいと思います。

理学療法士 浅田 凌雅