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私だけ?

 ある駅のトイレで、恥ずかしいことに、間違えて男性トイレに入ってしまいました。

以前から男女の記号が分かり難いトイレがあることや、高い位置に記号があり見え難さを感じることがあり、「いつか間違えるかもしれない。」と思っていましたが。。。
ついにやってしましました。

過去には、入る直前で気が付いたこともありますが、
今回は全く気が付かずに、入ってすぐ手前にある個室に入ってしまったのです。
出てきたところで男性とすれ違い、その方がすごく驚いた顔をして
入り口の記号と私の顔を確認したので、その時に間違えたと分かりました。

「やっぱり失敗しちゃったなぁ~」と思いながら、ふとこんなことを考えました。
「多機能トイレの入り口にオストメイトマークって表示してあるけど、一般の方が分かるのかな?」

気になったので調べてみたところオストメイトマークは、
「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」に記載されており、
交通エコロジー・モビリティー財団では、「一見してその表現内容を理解することのできる情報提供手段として案内用図記号の検討を進めている」そうです。
少し安心しました。

オストメイトに限らず、見た目には分からない障がいを持っている方もいらっしゃるので、
公共の場所では不自由が無く、安心して外出ができるといいですね。

*写真はオストメイトストラップです。

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紫外線に注意!

1年中紫外線対策をとっている私でも、特に注意が必要な季節に入りました。
紫外線(UV)は波長の長さで「UV-A」と「UV-B」「UV-C」に分けられます。
(地表に届くのはA波とB波)
UV-Aは波長が長く、真皮まで到達し肌を黒くさせ、慢性的に浴び続けると
シワやたるみなどの老化を引き起こす原因となります。
やっかいなことに窓ガラスを透過するので、光線過敏症の方は屋内でも予防が必要です。
UV-Bは波長が短く、真皮まで到達しないため肌を赤くさせ、
シミやそばかす、乾燥の原因となります。
B波は窓ガラスに吸収されてしまうので、屋内では問題ありません。
対策としてまず挙げられるは、日焼け止めを塗ること。
汗をかいたら塗り直すことがポイントで、
特に顔は、鏡を見ないと塗りむらが出来てしまうので、鏡を見ながら塗るのがお勧めです。
肌の露出をさけることも大切ですが、暑い季節は紫外線対策効果のある衣類を選ぶのが
良いと思います。
日傘や帽子、サングラスなども使うとより効果的です。
日焼けは、Ⅰ~Ⅵまでのフォトスキンタイプで分類しますが、
日本人はおよそⅡ~Ⅳにあたるそうです。
タイプⅠは「常に赤くなり決して皮膚色が濃くならない。」
タイプⅡは「常に赤くなりその後少し皮膚色が濃くなる。」
タイプⅢは「時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる。」
タイプⅣは「皮膚色がとても濃い。」
その内、皮膚がんのリスクがあるのはⅠとⅡに属する色白の人で、
ⅠとⅡに当てはまる人は老若男女、季節を問わず紫外線対策をとっていただきたいと
考えている今日この頃です。
 
*写真は善光寺の六地蔵です。
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難しいけど大切なこと

 ゴールデンウィーク明けの週末に、老年泌尿器学会へ参加しました。

神経内科医である榊原先生の「認知症患者さんの排尿排便障害:病気と検査」が、
大変勉強になったのですが、内容は少し難しく復習の必要性を感じました。
パワーポイントの資料をいただけたので、よく読み込みたいと思います。
講演内容は、「認知症について」「認知症患者さんの膀胱機能障害」
「認知症患者さんの胃腸障害」の3つでした。

認知症は主に、アルツハイマー病とレビー小体型認知症があり、前者は、意欲低下、妄想幻覚などの症状があり、後者は、パーキンソン、大人の寝言、便秘、頻尿などの症状が現れます。しかし、いずれもゆっくりと進行する病気です。

*ゆるキャラの「家康くん」。良く見るとはかまが鍵盤で、マゲがうなぎのようです。

膀胱機能障害については、認知症が進行すると機能性失禁が必発することや、
過活動膀胱に伴う失禁などの説明がありました。
過活動膀胱は、最近CMでも見かけるようになってきましたが、
尿意切迫感を必須としており、夜間頻尿を伴うものです。
機能性尿失禁とは、身体機能に障害がありトイレまで歩行しても間に合わないとか、
下着やリハビリパンツが下ろせないといったこと、認知機能が低下し尿意を訴えることができない場合や、コミュニケーションが上手くとれずに、失敗してしまうことなどが挙げられます。

胃腸障害については、認知症が軽くても高度の便秘やイレウス(腸閉塞)をきたす場合があり、これを神経因性排便障害といい、大腸での輸送が遅くなる輸送遅延型と、
直腸肛門での蓄便・排便の問題で便秘や便失禁が発生する直腸肛門型があり、同時に見られるとのことでした。
「認知症状に伴う排泄障害に対して、積極的な加療が望まれる」と資料にもありましたが、医師の加療が速やかにできるように、正しい知識と観察力を身に着けることが大切ですね。

*ホテルの部屋から見えた「浜松城」。「出世城」とも言われているそうです。

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オストメイトマークストラップ

以前から、オストメイトのこと(オストメイトマークも含めて)を知ってもらうために、
「私にできることって何だろう。」と考えていました。
すぐに取り組めて、効果が期待できること。。。
最初に浮かんだことが、オストメイトマークストラップを、
ユニフォームのネームかPHSに付けることでした。

コンチネンスマークのピンバッジとお守りを付けていましたが、
「それって何?」と聞かれることや、凝視されることもあるので、
宣伝効果があるのではないかと考えたのです。
早速、オストメイトマークストラップ数個を購入しPHSに付けました。
私は、胸ポケットにPHSを入れているので以外と目立つし、
ポケット周囲に視線をよく感じます。(気のせいではないと思いたい!)
 



*ブルーのストラップは最近できたそうです。付けてもらいたい人がいるのですが。。。

このストラップは、ブーケ(若いオストメイトの会)が、
オストメイトを知ってもらおうプロジェクトとして、2013年に作成を決め、
2014年に完成したそうです。
案内のチラシにもありましたが、「オストメイト対応トイレが増えても、
見た目にわかりにくい内部障害であるために、使いづらいこともある。」とのこと。
「他の人に知られなくて済む」ということが、メリットでありデメリットにもなっているのです。

障がい者用の駐車場などでもあることですが、他人から分かり難いために
嫌な思いをされる方もいらっしゃるので、
内部障害についての「認知が広がること」、「理解が進むこと」のお手伝いを
させていただきたいと考えています。


(オストメイトではない私がストラップをつけること、ブログに投稿することに関しては
許可をいただきました。)

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