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あのすばらしいエピソードをもう一度

 今月上旬に、ストーマ・排泄リハビリテーション学会へ参加してきました。
今年は静岡市での開催。
長野県民にとって、静岡は微妙に遠い。。。
しかし、プログラムを見てどうしても行きたくなりました。
(安部先生のミニレクチャーもあるし)

ナースだからできる便秘マネージメントでは、コンチネンス協会会長の西村先生から、私がコンチネンスケアを推進したいと決意したエピソードを、聴くことができました。
そのエピソードとは、西村会長愛猫の闘病時のこと。
「癌を患いながらも、最期までトイレで排泄をしようと頑張って歩いていた。トイレまでは辿りつけず、直前で失禁してしまうけれど、ネコでさえもトイレで排泄をしようとしていた。それは動物の本能の行動であるから。」といった内容。
想像しただけで泣きそうになったことや、本能とは考えがいたらなかったことを反省しました。

今回は「本能を大切にする倫理観が基本」とも述べていらっしゃいましたが、学習会で必ず伝えるようにするつもりです。

(写真)*会場近くから見た富士山。(電線が邪魔ですね)

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静岡には風邪薬とたくさんのマスクを持参。
1日目の夜は食欲もなく、アイスクリームだけを食べて就寝。
食欲が無いなんて、ただの風邪でなかったらどうしようかと心配しましたが、
結局ただの風邪でした。
完治までに1週間もかかってしまいましたが。。。

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機は熟した!?

 認定看護師になった時、すぐに取り組みたいと感じたことはおむつ全般に関する見直しと、テープ類の適性使用について。
緊急性、優先順位ともに高かったのですが、おむつの方がより時間がかかると判断し、先に取りかかりました。
テープについては、スキンケアが徹底できるようにしてからの方が良いと考え直し、タイミングの良い時に始めることに。

ようやく昨年度から取り組みを始め、この頃やっと目処がついてきました。
時間が掛かってしまう理由は、新製品の採用にあたり診療材料検討委員会を通したり、
製品決定のために、サンプル品を一定期間使用し評価を行うため。
簡単にはいきません。

しかし肝心なのは、製品が優れていることではなく、用途にあった物を正しく使用することなので、貼り方・剥がし方について学習会やOJTで、常に指導しています。
「テープがすぐに剥がれた」「テープでかぶれた」と相談するスタッフに対しては、
原因をテープに決め付ける前に、基本的なことができていたかどうか確認をします。

テープの接地面積が広いため剥がれ難いオメガ張りの徹底と、しっかり圧着することを忘れない様にすること、リムバーの使用や愛護的に剥がすことが大切です。
基材や粘着剤、伸縮する・しないなどの違いを理解し、皆が正しく使用できるようにすることを目標にしています。

清明神社の厄除桃。
高齢者の脆弱な皮膚は、傷付きやすい桃を触る時のように、優しく、丁寧に!

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