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床ずれ予防の視点で利用者さんと係わって欲しい!

先日、褥瘡予防に関する学習会を地域で行いました。
認定看護師になって数年経過するのに、院外で学習会を行うのは初めて。
必要とされていないのか、アピール不足なのか、その両方なのか。。。

今回の対象者は、ケアマネジャーや介護保険事業所のスタッフ。
持ち込みの褥瘡患者を見るたび、「どうしてもっと早く受診させなかったのだろう」とか
「サービス調整はどうしていたのだろう」と感じていました。
私は、デイサービスやケアマネジャーの経験もあるので、ついデイサービスの看護師やケアマネ目線で見てしまいます。
訪問看護師もしていたので、色々と感じることが多いのです。

今回は依頼をしてくれた主任ケアマネの2人と、内容について事前に打ち合わせをしました。
タイトルもけっこう考えたんですよ。
アンケートを取っていただいたりして検討を重ね、「リスクアセスメント」について学び、グループワークで、これから出来そうなことや、連携する内容などについて意見を出し合ってもらい、それをもとに各自振り返りをしていただくことになりました。

予防的スキンケアや正しいおむつの当て方など、すぐにできそうなことから実践し、次のステップへ進んで欲しいと願っています。
お手伝いできることは、たくさんあるので。。。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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満腹になった学会

7月下旬に褥瘡学会の関東甲信越地方会に出かけてきました。
台風の接近は気になりましたが、参加して大満足!

特に、秋山先生の教育講演「超高齢社会における結果としての褥瘡発生と栄養学の使命」は目から鱗が落ちたという感じ。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、エネルギーをチャージして帰ってきました。

日本人の平均寿命と健康寿命の間には、男性では9年、女性では12年のギャップがあり、その間に歩けなくなる・食べられなくなる・認知できなくなるなどの問題が生じるため、
疾病対策よりもサルコペニア対策が必要になる。
栄養補給をしながら運動を行い、筋肉量を増やしていく必要もあるとのこと。
歩行できなくても、上半身を鍛える必要があるというのは新しい知識でした。

それに「結果としての褥瘡」という表現が、すごくしっくりきました。

自分が勉強不足なだけかもしれませんが、知らなかったことを教えてもらえるのって、本当に楽しいし、しっくりくる講演って、プライスレスだなぁと思います。

「WAVES Japan」の活動も教えて頂き、知識が満腹になりましたが、しっかり消化して、今後の活動に活かしたいと考えています。

まずは、今月頼まれている学習会からかな。

 

大宮の氷川神社。気が付くと蚊に刺されていました。まだ痒いです。。。

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