WOCNブログ

帰ってきた 帰れま10!

前回に続き褥瘡学会の報告です。
スキルアップセミナー、全員参加型ワークショップ バーチャル症例検討
帰れま10!がめでたく!?今回の学会に帰ってきてくれました。
参加したことがない方のために説明をさせていただくと、
プレゼンターが事例を提示したあとに3択問題を出題するので、
起立したままグー・チョキ・パーで回答を表し、間違えた場合は着席します。
間違えても恥ずかしくないし、(その場で覚えてしまえば良いのです)
全員が正解した時には、プレゼンターに罰ゲームが待っているという楽しいセミナーです。しかし、ただ楽しいだけでなく事例を通してケアの実際やケア後の様子、
褥瘡についての知識も学ぶことができるので、ためになることも多いのがポイント!

プレゼンターは医師(皮膚科医・形成外科医)、皮膚・排泄ケア認定看護師、薬剤師、
理学療法士に加え、座長は内藤WOCNと切手先生という豪華な先生の皆さま。
全員が正解した時に内藤WOCNが仙台銘菓にワサビを注入するのですが、
「きっと綺麗に入れるんだろうなぁ~。」などと想像したり、
全員正解しなかった時は切手先生が本当に嬉しそうに、「ありがとうございます~。」と
仰っていましたが、「先生、それってどうなんでしょう~」と
心の中で突っ込んだりして。。。
お二人がご登壇されていることで安心し、会場の雰囲気も和んでいたと思います。

そして、司会は安部先生でした。
先生のご登壇はありませんでしたが、声だけでもすごい存在感!
やはり「帰れま10!」には欠かせない存在ですね。
 


プレゼンター・座長・司会の先生方、参加者の皆さんが幸せに包まれますように。。。

いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
 
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学会を満喫!

先月末に仙台で開催された褥瘡学会に参加してきました。
昨年は所用のため、半日程度しか滞在できませんでしたが、
今年はしっかり学習してきましたっ。
どの会場も満席で、立ち見の方も大勢いらっしゃいましたが、
私は毎回座ることができたのでラッキーだったと思います。


ランチョンセミナーの「褥瘡治療におけるチーム医療の重要性 医師の立場から、看護師の立場から」では、病院機能評価でS評価(秀でている)だった北川WOCNの施設での方法を知ることができ、来年5月に受審を控えている当院でも大変参考になる内容でした。
褥瘡関連でS評価の施設は、まだ3施設だけとのこと。。。憧れです。

「手の治癒力」では、触れる技術について新しい知見がありました。
以前参加したポジショニングセミナーや、キネステティック、タクティールでも同じような講演がありましたが、「触れる前にポジティブに予告する。」「つかまない。」「指を開き一定の重みと時間をかける。」「最初に触れる部分は敏感な部分を避ける。」「触れる時、放す時はゆっくり行い、斜め上から触れ放す時も斜めに放す。(飛行機の離陸や着陸のイメージ)」
効果的なタッチのポイントとしては、「1秒間に5~10cm程度のゆっくりとした速度でやや圧をかけ、掌全体で触れること」が良いそうです。
看護師の手には不思議な力があると思っています。痛いところをさすったり、冷たいところを温めたり、手を握ることで不安な気持ちを軽くしたり。。。
言葉は無くても肩や背中に手を触れることで、慰めや癒し、労い、支援などの様々な感情を伝えることができます。
手の治癒力を信じ、実践することが大切ですね。

いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた