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第1位!

e-ラーニングでの学習について、嬉しいニュースがあったので、
そのことについて投稿します。
当院看護部では教育プログラムに、「e-ラーニング」を取り入れています。
e-ラーニングとはパソコンでの学習方法で、
インターネットを利用して、自宅で学習します。
取り入れているカリキュラムの一部に基礎コースがあり、
「褥瘡の基礎知識と予防法」があったため、褥瘡専任看護師を通じて、
各病棟へ視聴するように働きかけました。
その結果、なんと、
基礎コースで「視聴数第1位」
コース全体でも「視聴数第1位」だったのです!
やったぁ~!
みんなありがとう!
看護部全体集会の教育委員からの報告で知り得たことなのですが、
思わず立ち上がり、大きくガッツポーズを取りたい気分でした。
それができない代わりにきっと、ドヤ顔をしていたのではないかと思います。
年度内には色々なことがあり、様々な感情を味わいましたが、
最後に嬉しい報告を聞くことができたので、
「終わりよければ全て良し」なのだと、今年度を振り返りました。
次年度に向けて、いいスタートが切れそうな予感がします。
 
*4月1日から病院の名称が
「JA長野厚生連北アルプス医療センター あづみ病院」に変わります。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと100日!
 
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中間ユーザー

WOCNの役割のひとつに、中間ユーザーがあります。
使用者がエンドユーザーとすれば、製造会社さん、メーカーさんの中間にいる
WOCNは中間ユーザーに当たり、オストメイトに製品の特徴や使用方法を説明し、
製品選択や、評価を行うことが役割の内容です。
普段メーカーさんからサンプル品の提供を受けたり、デモンストレーション用の製品を
お借りする機会も多いのですが、これも大切な役割のひとつなのです。
ストーマ装具に限らず褥瘡に使用する物や、おむつなど普段使っている物でも、
メーカーさんに気になっていることや、現場スタッフの声を伝え、
改良して欲しいことをお願いします。
もちろん、気に入っている良いところがあれば、それも忘れずに伝えるようにしています。
面談の際に製品について、良い点と悪い点を話しますが、
私のようにストレートに表現するWOCNは少ないらしく、
先日も初めて面談したメーカーさんが、「はっきりとご指摘をいただき良かった。」と
喜んでいた事を、同席していた販売会社さんから聞きました。
皆同じような対応をしているのかと思っていたら、そうでもなかったということが
今回初めて分かり驚きました。
そう言われてみれば、「いつもはっきりと・・・」とよく言われていたのは、
そういう意味だったのですね。
鈍感なので、気が付きませんでした~。
メーカーさんも企業努力をされているので、それに応えられるように、
これからも中間ユーザーとしての役割をきちんと果したいですね。
でも本当はもう少し、やんわりと表現した方が良いのでしょうか?
いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと107日
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久しぶりの学会

先月末、ストーマリハビリテーション学会に参加しました。
前回の学会は、所用のため半日しか滞在できなかったので、
久しぶりにゆっくりと学会を満喫できました。

楽しみにしていた特別講演は、
医師でありオストメイトでもある医師の講演で、
「回腸導管―医師としてオストメイトとして―」です。
専門医としてのお立場と、オストメイトとしてのお立場からの
講演で、私には初めての経験でした。

先生は現在、ストーマ外来受診をしながら旅行やゴルフ、
温泉を楽しんでいらっしゃるとの事。温泉は個室をご利用されていらっしゃるそうです。
オストメイトへのメッセージとして、
「心配事は際限なし」(再発、腎機能、ストーマ、装具)
「現疾患から開放された有障がい健康者」
「自己管理は最重要である」と仰っていました。

回腸導管を選択した理由は、「WOCNの最近のめざましい活躍」、
「ストーマ器具の進歩改善」を挙げ、「WOCNの存在は大きい」と
光栄なお言葉を伺うことができました。
会場から笑いが出たのは、「ストーマ袋は毎日洗っています。これはWOCNにはいけないって言われるけどやってます。」と仰った時です。
私も聞きながら、「いけないっていう事を、どうしてもやってしまうオストメイトって、
いるよね~。」と思いましたが、皆同じようなことを感じたのではないでしょうか?
 

してはいけない、または、する必要はない事を行う方はオストメイトに限らず、
在宅介護者などでも見かけます。
私が支援しているオストメイトの中にも、
「ふりはたさんにいけないって言われるけど、やってます。」と話す方も
いらっしゃいますが、行うことで安心し、皮膚トラブルや漏れがなく、
特別支障がなければ良いと考え、見守るようにしています。
正直に話していただくことが大切で、行わない理由や、不安な思いを教えていただくと
一緒に考えられるので、それができないことの方が問題なのです。

現疾患から開放された有障がい者。。。
オストメイトを表現するのに、最適な表現だと思いました。さすがです。

いつもありがとうございます。      WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと118日
 
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看護の基本とは。。。

先日、インターネットで「褥瘡の基礎知識と予防法」についての
講義を視聴しました。(視聴期間は今月16日まで)
褥瘡対策委員(看護師)には必ず視聴するように話し、
スタッフにも視聴するように勧めてもらっているところです。
内容で印象的だったのは、ヴァージニア・ヘンダーソンの「看護の基本となるもの」から
「患者が身体を清潔に保ち、身だしなみよく、また皮膚を保護するのを助ける」を
引用され、入院基本料の算定要件だから褥瘡対策を行うのではなく、
「皮膚を保護すること」は看護の基本!と解説されていました。
私もWOC領域は看護の基本であると考えているので、
褥瘡対策・スキンケア・排泄ケア・清潔援助は、「看護の基本」なのだ
ということを繰り返し指導しています。
資格がなくてもできるような簡単なことほど、専門職の技や知識の見せ所であり、
大切なケアとして捉え、丁寧にケアを行って欲しいのです。
 
 
私は、フローレンス・ナイチンゲールの「看護覚え書」の中の
使命感を持っている看護婦という項目に惹かれ、
サブタイトルである「看護であること・看護でないこと」に
ひとりの看護師として、こだわり続けていきたいと思っています。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
*安部先生の公開講座まであと124日
 
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Missing You

 3月は別れの季節。。。

年度末や12月末など、退職する職員が数名いるため、
一緒に働けないことがとても淋しく残念に思います。
褥瘡対策委員を務めてくれたスタッフも、毎年退職してしまうので、
本当にへこみます。
残される側の者は、けっこうダメージがあるのです。

「会うは別れの始まり」なので、必ず別れの時がくるのは仕方のないことですね。
同じ施設で働くことはできなくても、医師や看護師を続けてさえいてくれたら、
それで良いのだと思うようにしています。
きっと新しい施設でも、患者さんのために活躍してくれるでしょう。

 

いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
*安部先生の公開講座まであと127日