WOCNブログ

病院祭のお知らせ

 16日日曜日に病院祭を開催いたします。

今年も農業際との合同開催ですので、お買い物を楽しみながら、病院祭にもお立ち寄り頂けたらと思います。
私は所用のため参加できませんが、その分パネル作成に力を入れ。。。ようと検討中です。
ストーマ外来や失禁用パッドについてのパネル展示と、パッドの実物を展示してお持ち帰りできるようにする予定!
本当は、パネルの前で説明できると良かったのですが。。。
当日は9時30分~15時30分まで、1日楽しめる企画と当日勤務のスタッフも含め、
多くのスタッフが、みなさまのお越しをお待ちしております。
お天気になるといいですね。
 
いつもありがとうございます   WOCN ふりはた
 
WOCNブログ

September♪

先日、あることに気付きました。

それは、毎年9月に新しいことを始めていて、それも全て排泄に関することだということ。
一般病棟のおむつ製品変更、おむつ料金の日額固定制、精神科病棟のおむつ製品変更と続き、今年は排尿ケアチーム活動を始めました。
9月に開始したことは全て排泄に関することなので、それだけ改善の余地があったということ。
しかし、まだ伸び代があると思っているのでそれをうまく引き出せたら。。。と考えています。
排泄に関することといえば、先月中旬に国際排泄制御学会に参加してきました。
日本(東京)での開催は19年ぶりとのこと。
同時通訳付きの看護師や理学療法士向けのフォーラムしか参加できませんでしたが、
とても勉強になりました。
認知症や運動能力と尿失禁は関連しており、片足立ちや歩行速度、平衡感覚などの運動能力が低下すると尿失禁も発生するそうです。
尿失禁ってやはり奥が深いですね。
質疑応答では海外の理学療法士が、「言葉が通じない、文字が読めない人への指導(骨盤底筋体操)はどうすればよいか」と質問し、「スカーフを置いたイスに座り持ち上げるようなつもりでとか、何かイメージできるようにすれば伝わるのではないか」とアドバイスされていました。
コミュニケーションが取れる人でも、具体的にイメージできることって大切だと思います。
正しくイメージができるように伝えるのも、技術のひとつですね。
 
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
WOCNブログ

今年の帰れま10!

褥瘡学会での楽しみは、全員参加型ワークショップ 全部正解するまで帰れま10!へ参加すること。
全問正解を狙っているのに、私としたことが、トップバッターの切手先生の出題で間違え、早々に脱落。(ちーん)
側臥位の角度で間違えるなんて。。。思い出しても悔しい~。
間違えた瞬間に、ガイドラインのページが浮かびました。
テンションが一気に下がっても、楽しめるのは帰れま10の良いところ。
信じられないことに、管理栄養士田村さんの出題でも間違えました。
豆腐好きなのに、豆腐の栄養価を過少評価。(木綿豆腐に謝りたい)
倉橋WOCNのリスクアセスメントも良かった!
他にも、医師、薬剤師からの出題もあり、私も含めて参加者は勉強になったと思います。
今年は褥瘡対策委員と、医療関連機器圧迫創傷の看護研究に取り組んでいるスタッフと一緒に参加しました。隣で間違えるスタッフを見ながら、指導の至らなさを痛感し反省。。。
面目丸つぶれだったのにも係らず楽しめた理由は、大切な人と参加するともっと楽しいから。
「間違えた問題は忘れないし、今日覚えればいいんだよ。」と
自分を慰めるようにスタッフと話し、初めて帰れま10!へ参加した日に「褥瘡対策委員を連れて来たい。」と感じたことを思い出していました。
今年、初めて一緒に参加することができて、本当に良かったと思っています。
 
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
WOCNブログ

言うは易く行うは難し

 褥瘡学会で参加したシンポジウム「辛さに目を向けた褥瘡患者へのケア」で、講師が述べた言葉がとても印象に残りました。

それは、
「チームの組み方はインテグレーション(融合)」
「緩和ケアの目指すところは、よりよく存在することの探求」
思いも寄らなかった、「融合」と「存在」ということ。。。
「存在する」ってすごくいいと思いました。
どんな姿になっても、いつも一緒にいられなくても、存在は変わらない。
それは、命が続かなくなった時も同じですよね。
融合は難しいかな。
「できるのかな」ってため息しか出ません。
でも、出来ない理由を探すよりも、出来る方法を探したいし、
すぐに取り組めそうなことも見つけたので、まずはそちらから。。。
倫理的なジレンマをチームで検討しチームのものにする。
方法論に固執せず、工夫と創造的なケアを展開し、優先すべきこと、目標をチームで検討する。
問題解決思考とマネジメント思考の偏重を止める。
言うは易く行うは難し。
日頃、課題と考えていることの解決に向けて、ヒントを頂いたシンポジウムでした。
今年の学会では初体験が2つありました。
それは、ブースセミナーとE-learningの聴講。
展示ブース前で講演を聞くなんて面白いし、講師との距離が近いので特別な感じ。。。
E-learningも画期的で、繰り返し学習できるのが嬉しい!
期間限定なので、頑張って聴講しようと思っています。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
WOCNブログ

腑に落ちた時

「浸軟」(しんなん)とは、角質に水分が増加し、ふやけている状態。
新人看護師や復帰支援プログラムの研修などでは、浸軟について「バリアが破綻することで外的刺激が容易に入りやすくなり、スキントラブルの原因になる。」
「角層の1/3程度が膨張することで起こる。」
「予防することが大切であり、おむつを使用している患者さんには、洗浄後に撥水剤を塗布してもらっている。」などと説明をしていました。
自分でもつまらない説明だとは感じていて、
分かっているようで分かっていない、そんな状態。
先日参加した褥瘡学会で購入したスキンケアの書籍には、浸軟の化学的バリアの障害について「表皮細胞から産生されている物質が、外界からの刺激によって産生が亢進し、機能しなくなることでバリアが障害される。(略)」とあり、すとんと腑に落ちました。
注:書籍には物質の名前などもイラストで分かり易く示されています。
根拠を持ったスキンケアを実践するには皮膚の生理機能を理解し、正しい知識を持つことが大切です。
そんなNsを1人でも多く育てたいし、私ももっと学びたいという気持ちが強くなりました。説明を聞いて「なるほど!」と感じたことは忘れないので。
書籍に掲載されている俳句、
「白い色 原理はおなじ 皮膚と雲」
脱帽しました。
注:「浸軟」(しんなん)とは、指に絆創膏を貼り、剥がした時に白くなっているあの状態を示しています。
 
 
 
 
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
 
WOCNブログ

退院直後の訪問

今年度の診療報酬改定で、地域包括ケアシステム推進のための取り組みの強化として、

退院訪問指導料と訪問看護加算が新設されました。
これは、「医療ニーズが高い患者さんが、安心・安全に在宅療養に移行し、
在宅療養を継続できるようにするために、退院直後の一定期間、退院支援や訪問看護ステーションとの連携のために、入院していた医療機関から行う訪問指導について評価する。」ためのものです。
私に関連する患者さんでは、人工肛門や人工膀胱を造設している患者さんと真皮を超える褥瘡がある患者さんで、早速、先月と今月、患者さんの自宅へ訪問をしてきました。
今までも「専門性の高い看護師の訪問看護」ということで褥瘡の患者さん宅へ訪問をしたことがありますが、訪問看護師と同一日に訪問しなければならないことや、加算が高く患者さんの自己負担が増えること、褥瘡の患者さんだけということもあり、都合が悪いこともあると感じていました。
やっと、人工肛門や人工膀胱の患者さん宅へ訪問ができるようになったので、(必要性が認められて)とても満足しています。
退院後1ヶ月以内で、5回までと限度がありますが、1番心配な時期に訪問できることがすごく嬉しい!!
患者さんの状況に応じて、ストーマ外来なのか訪問した方がよいのか、一緒に考えようと思っています。
選択肢が増えるのは良いことですよね。。。
 
*病院屋上から見た田園風景。
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
WOCNブログ

リニューアル オープン

今月上旬、病院の売店がコンビニへ変わり新装開店しました。
院内にコンビニが入ることは珍しくはありませんが、営業時間が長くなること、
フロア面積が広くなることで、私が販売して欲しいと思う製品を陳列してもらえるので
とても嬉しく思っています。
今までも洗浄剤や保湿剤、おむつ等を販売していましたが、種類が少ないため、
リニューアル後は院内にあるコンビニのメリットを活かしたいと考えていました。
やっと、考えていたことが実現しそうな感じです。
軽失禁用のパッドは、男性用の物も置いて頂くようにしたいし、近隣のドラックストアでは購入できないような製品が気軽に購入できることが理想!
現在、担当者の方やメーカーさん達と検討しているところなので、乞うご期待!
(自分でハードルを上げてどうする?)
私は他の病院を受診することは殆どありませんが、研修などで他の病院に行った時は、
必ずそこの売店に立ち寄るようにしています。
先日もある病院の売店で、ある物を購入してきました。
何を買ったのかはヒミツですが、現在当院で使用している物よりも、とても良い物だと感じたので近日中に取り入れたいと密かに検討中。。。
「新しくなって良かった。」と思って頂けるように、担当の方と連携を図りたいと思います。
 
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
 
WOCNブログ

キャッチ アップ!

精神科病棟のおむつ製品変更を行ってから1年経過しました。

一般科病棟に遅れること3年。
管理者やスタッフの心配をよそに、私は全く心配していませんでした。
それは、私の持ち込み企画で、おむつの正しい当て方などの学習会を行った時のスタッフの反応を見て、「絶対に上手くいく。」と自信があったから。。。
「一般病棟のレベルに半年もあれば追いつくと思うし、1年で追い抜くかもしれない。私は抜かれないように頑張る。」と宣言しました。
病棟スタッフは「おむつに慣れていない。」なんて謙遜していましたが、
老年期の患者さんが多いため、おむつを使用している患者さんの数は一般病棟とさほど変わりありません。
「私はきちんと出来ている。」「そんなこと位知っている。」
自信過剰よりも「知らない」・「分からない」ことを言える方が、誠実で大切なことだと思っています。
技術的なことを覚えて実践することも大事ですが、忘れてはならないことは、
排泄ケアは尊厳を守るケアであるということ。
どんなに上手くおむつを当てることができても、ケアの本質を理解できなければダメです。
精神科病棟スタッフは、普段から尊厳を守ることができているのでしょう。
直ぐに理解し、次のステップへ移ることができました。
これからもっとよいケアができるのではないかと、とても楽しみに見守っています。
 
先月、東京駅で撮影。
ちびっ子達に混ざって、願いごとを書きたい気持ちを必死で抑えました。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
WOCNブログ

2303人!

先月、認定看護師の審査結果の発表があり、皮膚・排泄ケア認定看護師の数が
2303人となりました。
ちなみに長野県では、54名のWOCNが活動をしているそうです。
WOCNになって5年目になりますが1年目の時が1番辛く、
「続けられないかもしれない。」「立ち直れない。」と思うようなエピソードがありました。
意外にも同期の友人には相談ができず、「自分を励ましてくれるのは過去の自分だけ」という言葉を思い出し、「大変だった研修を頑張れたのだから大丈夫だよ」と言い聞かせていました。
研修期間中に、「認定になってからがすごく大変」と何度も聞かされ、
実習終了時には、「これからが茨の道」と言われました。
認定になる前に、認定としての姿勢や役割を、何度も何度も指導して頂いたおかげで
「辞めたい」とか「認定にならなければよかった。」と思ったことは一度もありません。
善い指導者に恵まれたおかげですね。
認定になってからモットーは、
「理論なき実践は盲目であり、実践なき理論は空虚である。」
「理念に近づくために、私はどの位置から誰に向って私の信念とやり方を伝えれば良いか、それを知って行動する。」
そろそろ違うモットーにしようかと考えているところです。
 
*地域包括病棟で見かけました。七夕は1ヶ月遅れで祝う風習です。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
WOCNブログ

床ずれ予防の日

本日、10月20日は「床ずれ予防の日」です。
日本褥瘡学会が、一般の国民に対して「床ずれ」=「褥瘡」についての理解を深めてもらうために、毎年10月20日を「床ずれ予防の日」と定め、啓発活動を行っていくそうです。
褥瘡は予防することが大切であり、発生させてしまった場合でも、悪化させないようなケアを継続することで治癒を目指すことができます。
年々院内発生の褥瘡は減少していますが、入院時に褥瘡を保有している患者さんの数には大きな変化がありません。
「エアマットを使っていたら。。。」
「もっと早く受診していたら。。。」などと考えてしまうケースもあり、
ケアマネジャーさんや地域の保健師さんなどへの、啓発活動の必要性を痛感することも。
リオデジャネイロ宣言:普遍的な人権としての褥瘡予防(2011年10月)も含めて、
何か活動をしなければいけませんね。
4月にNST勉強会で褥瘡ケアについての講師を務めましたが、今月末にも嚥下障害についての勉強会があるので、なにかPRできるといいなぁと思案中です、
 
*学会のホームページからダウンロードしたポスターです。
いつもありがとうございます   WOCN ふりはた
WOCNブログ

妖怪のせい?

 久しぶりの投稿です。

最近どうも私、妖怪に取り憑かれたみたいです。
仕事は溜まる一方だし、大事な資料のデータは変になっちゃうし。。。
困るなぁ~。
先日も病棟からのコンサルテーションにPHSで答えていて、「どうなっているの?」と言おうとして
「どうにゃってるの?」と言ってしまいました。
ネコ好きとはいえ、可笑しくて大爆笑!
前から、1年の中でなぜか上手くいかない時期ってあると思っていて、
私の場合だいたい11月前後が当てはまる。
皮肉にも、11~12月は1番好きな季節なんですけどね。
「仕事はかどラーヌ」「(締め切り)間にあわなイーサン」「アイディア浮かばないちろう」などといった「妖怪に取り憑かれている」という言い訳が通じて欲しいと、真剣に考えている今日この頃です。
(気の利いた妖怪の名前も考えられなくなってる。)
 
*こんな時は神頼みするしかない!?
いつもありがとうございます    WOCN ふりはた
WOCNブログ

いいひふの日

11月12日は語呂合わせで「いいひふ」の日でした。
皮膚科学会・非公認キャンペーン女子としては宣伝しなくてはと思い、
ちょうど当日にセミナーがあったので、本題に入る前に説明をしました。
ちなみに、日本一の美肌県は島根県なのだそうです。
研究熱心な私達は現地調査のために「玉造温泉」を訪ね、美肌と温泉の関係について実践活動を行いました。
温泉は血液循環が良くなることや、大きな浴槽につかることでのリラックス効果も期待できます。もちろん、温泉成分の自体の効果も。
石鹸も購入してきたので、現在も研究は続いているのです。
往路は寝台特急を利用したので、睡眠時間が皮膚へ与える影響も調査しました。
(これは、いつでもどこでもできますね。)
 
基本的に晴れ女なので晴天に恵まれましたが、島根県は曇りの日が多く、紫外線の量が少ないことや、標高が低いことなど影響しているのだという結論に達しました。
出雲は「雲が出」所なのです。
私はというと、最近特に乾燥が激しいので、オイルも取り入れるようにしました。
爪も割れ易いので塗っています。
また、どこかの温泉で研究したいな。
 
 
 
*松江は大ファンの安部先生と錦織圭くんの出身地。
錦織くんとは誕生日が1日違いなので親近感が沸き、更にファンになりました。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
WOCNブログ

年の瀬に。。。

 「丁寧なケアを行う。スタッフとよく会話をする。最後に自分と会話する。」

これは、認定審査に合格した時、先生から送られた言葉の一部で、
あの日から私の目標になりました。
丁寧なケアを常に心がけ、スタッフともよく会話をするようになり、会話から対話へと目標を変え活動してきました。
自分との会話は十分できてきると思っていましたが、実は出来ていなかったということに、
最近気付かされました。
きっかけは、先日休暇を取り、自分の時間を持てたから。
「もしかして私?」と感じ、しっかり向き合ってこなかったことが分かりました。
皆が忙しい時期に数日休みましたが、貴重な時間だったと思います。
つい自分のことは疎かになりがちなので、来年は少し優先順位を上げようかな。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
 
年末年始、仕事の人も休みの人も、良い年をお迎え下さい。
自分に向き合う時間が取れると良いですね。
 
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた  24・7
 
WOCNブログ

今年の漢字は何?

 私の今年を表す漢字は「初」です。

初体験が多く、見事に上半期と下半期で活動内容が変わった1年でした。
上半期は、新病棟移転・電子カルテの褥瘡管理システム導入・病院機能評価受審・学会発表など。
下半期は、排尿自立関連など。
国際的な学会から医師向けの講習会への参加、メーカー主催のセミナーでの発表などを行い、特にセミナーでの発表は勉強になったと思っています。
最初に作った資料は普通すぎてつまらない内容で、話したくなかった失敗談を盛り込んで作り直しました。
封印したかった過去を話せたのは、失敗も糧になっているので、恥ずかしいことではないと感じたからかな。
話を頂いたタイミングも丁度良かったのだと思います。
1番のネタは、私の発案で新しい製品が誕生したこと。
メーカーの営業担当者へ、「製品化して欲しい(きっと売れると思う)」とお願いをしたところ、企画が通り発売となりました。
会議では反対意見も多く、大変だったそうですが、「営業の企画が通ったのは恐らく初めてではないか。」とも聞きました。
試作品が完成し、実物を見せていただいた時は本当に嬉しかったな。
いいことばかりでもなく悪いこともありますよ。
それは、大ファンの安部先生のセミナーに、今年は2回しか参加できていないこと!
1年に3回以上は参加すると決めているのに!!
先生のお父様の口演と落語をお聞きしたこと、ランチョンで司会をされた時の発言などを併せて、1回とカウントできないかなと考えているところです。
やはり目標は、達成できそうな値にしてはいけませんね。
 
  
*生ガキと蒸しガキ。
どちらも美味しいけれど、蒸した方が美味しいと初めて知りました。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
WOCNブログ

弾性ストッキング

今月中旬、数年来の念願だった弾性ストッキングの講習会に参加しました。
テキストも持っているし、参加する必要はなかったのかもしれませんが、医師の講義を聞いてみたい気持ちを抑えられませんでした。
 
恥ずかしい話なのですが、当院ではここ2年ほど、医療機器関連圧迫創傷を数例発生させています。
その殆どが、術後患者さんの弾性ストッキングや弾性包帯、間欠的空気圧迫のための機器が原因です。
入院加療や手術により、静脈血栓塞栓症のリスクがあり、リスクにあった予防策を取りますが、それで創傷が発生しても良いはずはありません。
ギブスやコルセット、酸素マスクなどでも創傷発生のリスクがありますが、治療に必要な機器類なので、適切に使用し、医師の計画通りに治療が進むことが重要で、かつ、静脈血栓塞栓症と創傷の予防を図ることも大切です
私自身弾性ストッキングの愛用者でもあるので、安全に着用できるよう更に検討を重ねたいと考えています。
 
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた