摂食障害教室(後半)
摂食障害の家族のための摂食障害教室
当院通院中の方以外のご家族でも参加できます。
0261−62−3166(代) 心理療法家 矢口または中村まで
摂食障害の家族のための摂食障害教室
当院通院中の方以外のご家族でも参加できます。
0261−62−3166(代) 心理療法家 矢口または中村まで
ST(言語聴覚士)さんが2人来てくれて病棟スタッフへの摂食嚥下の勉強会がありました。嚥下造影や嚥下内視鏡などのムービーも含めたレクチャーのあと、実際に様々な体験をします。
さまざまなトロミの濃さをかえたお茶の試飲とか、上むいて飲み込んだりとか、スプーンの大きさや量を変えて食べてみたり・・。
目を閉じて何か分からないまま食べ物を突っ込まれると、準備が出来ずうまく食べられないのを経験するなどなるほど〜と思うこともたくさん。
食事介助などで目の付け所がたくさん増え、ふだん疑問に思っていることもたくさん聞けました。
多職種で技術の相互移転がやりやすいのが病院のメリットですね。
言語聴覚士や歯科衛生士、栄養士などの専門職が近隣の施設や事業所にも出向いて講習会をおこなえるそうですので希望がありましたら病院まで問い合わせてください。
大町温泉郷で毎年恒例の安曇総合病院精神科部門と警察、消防(救急)、保健福祉事務所、行政職員(保健師など)、クリニックの先生などとの合同の新年会がありました。
精神障がいをもつ方の地域支援において逃げ場のない最後の砦である公的セクターどおし。
普段は厳しく文句を言いあっていても、飲み会では腹をわっての交流です。
顔が見える関係になると普段の連携・協業もスムーズですね。
写真は新規スタッフの紹介。 精神科志望の研修医、看護師も大学病院や急性期基幹病院などから精神医療がやりたくてかわってきた面々です。
こうして若いスタッフが集まっているうちはまだまだ大丈夫でしょうか。
7月1日から4日まで神奈川県横須賀市久里浜にある独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターに研修に参加させて頂きました。
慈恵医科大学の4年生の学生さんが3人ほど院外実習にみえました。
精神科には1日だけの見学でしたが、朝のカンファレンスから参加して頂きました。
私も学生時代は特権を利用してあちこちの病院や診療所などを見学させて頂きました。
学生や研修医のときのこと、特に自分が選ばなかった科の経験は印象深く覚えているものです。
現時点で精神科に特に興味があるわけではないようですが、これも縁ですので何かを感じとって帰っていただければと思います。
週末は白馬でスキーをして帰るとのことです。
地元にたっぷりお金をおとしてかえってくださいね。
(樋端)
スタッフステーションの紫陽花。
だれかのこういう気遣いが嬉しいですね。
研修医が仕事中。
認知症疾患医療センターの関係者研修が創造生活環境の八田桂子先生を講師にお招きして開催されました。
院内や近隣の事業所などから支援者を中心に多数の参加がありました。
八田先生は自ら介護者でもあった経験を活かしケアマネージャーとして、またグループホームの運営をされるなどご活躍されています。
家族として専門職として、さまざまなジレンマを経験されたそうです。
家族もまた、とまどい・否定→混乱、怒り、拒絶→あきらめ、割り切り→受容とプロセスを経て介護に前向きになります。
家族に対しては一人で抱え込まないことを、専門職に関しては本人の暮らしをささえている家族を支えなければそもそも本人の暮らしが成り立たないのだから家族のアセスメントをすることが大切と強調されていました。
今回の精神科研修はわずか5週間(週4日)の短い期間でしたが、病棟・外来・往診とその他の活動をとおして、実に多くの経験や気づきを与えていただきました。
大北医師会の第2回自殺対策事業講演会が松川村すずの音ホールで開催され、大北一円から開業の先生方、病院スタッフ、行政の方などの参加がありました。
前回はセイコーエプソンの統括産業医の小木曽先生の講演でしたが、今回はスウェーデンへの留学経験もある信州大学精神科のエース、杉山暢宏先生をお招きしました。
心臓血管外科医を目指す川合先生が佐久総合病院から研修に来てくれました。
「初期研修医において精神科研修というのは、“精神科”という言葉に対する抵抗をなくすことだと思います。
今までは総合外来あるいは救急外来を受診される患者さんの診察にあたり、精神科への通院歴があるというだけで、どうしても知らず知らずのうちに構えてしまうところがありました。
実際診察してみるとその必要は全くなかったということも多々ありますが、やはり抵抗感をぬぐいきれないのが現状でした。
しかし今回、この症例の豊富な安曇総合病院での研修は、その抵抗感を減らす良いきっかけとなりました。今後も、精神科通院歴のある患者さんの診察に当たることがあると思いますが、今回の経験を活かし、構えることなく向きあっていきたいと思います。
また、一般病棟でのせん妄や不眠は一般病棟で遭遇する頻度の多いプロブレムです。今回は実際にリエゾンを経験することはできませんでしたが、せん妄、不眠への対応を専門医の視点から教えていただいきました。
どの分野にいても病棟業務において必ず遭遇するプロブレムで、入院期間あるいは治療効果ひいては患者さんのQOLに関わる重要なプロブレムですので、今回のことを大いに活かしていければよいと思います。
最後になりましたが、個性豊かなスタッフに恵まれ、大変活気のある精神科で研修させていただき、安曇に行って本当に良かったなと思いました。
3日間という短い間でしたが、ご指導いただき本当にありがとうございました。 」
佐久総合病院 初期研修医 川合 雄二郎
病棟での集団作業療法の人気プログラムに歌のプロラムがあります。
残念ながら音楽療法士は退職してして生演奏、生歌はなくなりましたが、残してくれたCDで続けられています。
高齢者の入院患者さんを中心に懐メロ、童謡などを皆で歌っています。
外来のホワイトボードに患者さんの入院予定表があります。
そのドクターの名前がいつの間にか顔に書き換えられていました。(^_^;)。
M師長さんのイタズラらしいです。
可愛らしいですね〜。誰がどれかわかりますか?
信州大学にて、当院の鬼頭先生が前座をつとめ、群馬大学の福田教授をお招きしてのNIRS(光トポグラフィ検査)を中心とした講演会(信州うつ病フォーラム)が開催されました。
当院の鬼頭医師は昨年まで信州大学でされていたお仕事である老年期うつ病とアルツハイマー型認知症の鑑別補助にNIRSをつかう基礎研究について発表されました。苦労の末に論文化され国際学会でも発表されるようです。
研究の苦労話なども伺うことが出来ました。
群馬大学の福田教授はNIRSの実用化に向けた実践の第一人者であるとともに、生活臨床や当事者主体の最近のムーブメントのなかでも中心となって活躍されている先生です。
これまで先進医療(治験)としてしか使えなかったNIRSも、安いですが保険収載されました。
時間分解能に優れた簡便な脳機能画像検査としての利用が期待されています。
NIRSの基礎から臨床における位置づけ、精神科にも他科のように当事者とともに検討することの出来る明確なバイオマーカーができることで日常臨床がどのように代わるかというお話をされていました。
丁寧な問診や精神療法の大切さには変わりはなく、コミュニケーションツールとして新しい可能性が広がりそうです。
夏休みを利用して東海大学5年生の小坂真先生が病院見学実習に来てくれました。
「精神科病棟を中心に見学実習をさせていただきました。
医師、コメディカルの皆さんがとても親切で、ホスピタリティに溢れた病院でした。
またスタッフ間の風通しの良さが、研修病院として魅力的だと感じました。
今回の実習は1日のみでしたが、次回は複数日お世話になりたいです。
ありがとうございました。」
お待ちしております。
※受付時間・診療開始時間は診療科によって異なります。
詳しくは 診療あんない をご覧ください。