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学会に行ってきました。 (後編)

 

2日目は一般演題、<糖尿病教室>から参加です。

参加者を多くするための取り組みや、糖尿病デイイベントを開催した結果などの

発表がありました。

指導方法を検討し患者参加型を目指したことや、参加の呼びかけ方法を見直したり、

教室の名前を変えたり、色々な取り組みの結果参加者が増えた事は

当院でも見習いたいと思います。

成功例は参考にさせて頂きたいですね・・・。

 

ランチョンセミナーは久々に並びましたよ。

事前申し込みを忘れると本当に大変・・・。

結局1時間位並びましたね。

明日から使える発展的血糖測定-患者に気付きを与えるエッセンス-では

血糖測定表から色々な「この日は血糖チェックをしていない」など

予測されていました。

できるような工夫を一緒に考えたり、できなかった事を責めないことは

本当に大切な事だと思います。



ちなみに、1日目のランチョンセミナーは

日本人におけるGLP-1受動作用薬の使用意義聖マリアンナ医科大学の 田中逸先生が講師でしたが、楽しくて分かり易い、会場から何度も笑いが出る・・

そんなセミナーでしたよ。

127日にベルサール半蔵門で教育セミナーがあるので、興味がある方は参加してみることをお勧めします。



午後は特別企画糖尿病におけるフットケアのABCに参加しました。

基礎知識の講義の後、症例のアセスメントをして発表を行い、ケア・教育内容をロールプレイで紹介するという内容です。

会場で初めて会った参加者とディスカッションするのには、ちょっと驚きましたが

こういう企画もありだと思います。

ロールプレイはセルフケアを支援する上で、とても参考になりました。

気付きを促す声掛けって本当に大切ですよね。


 


帰りの新幹線はいつも眠ってしまうのですが、興奮して眠れませんでした。

 


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学会に行ってきましたっ!(前篇)

 9月22日~23日糖尿病教育・看護学術集会に参加してきました。

またパシフィコ横浜です。
当院は毎月木曜日(第5を除く)糖尿病教室を開催しています。
私は第1・第3木曜日にフットケアの担当をしているのです。
参加者にもっと良いアドバイスが出来ないかと思い、最新の知見を得る為に
学会に行って来ました。
 
受付にて参加費を払い(事前申し込みを忘れていた)抄録を頂きました。
紙質がものすごく良くてビックリです。
続いてコングレンスバッグを受け取り、またまたビックリ (@_@;)

 

素敵なバックでしょう?
福井県の「社会福祉法人陽光会 障がい者支援センターひまわり」さんの
製作と聞き、更に気に入りました。とても良いアイディアだと思います。素敵です。

 

口演を聞く前に感激し、医療機器展示をチェックしました。
企業展示ではなく医療機器展示なんです。もう「へぇ~」っていう感じでした。
ランチョンセミナーのお弁当がまたすごかったです。
低カロリーのお弁当なのです。
「さすがだなぁ~。」と思いました。
でも、低カロリーでもとっても美味しかったです。

 


肝心の学会内容も目から鱗の連続です。
「患者を主語にして考える」「作業ではなく看護を」「心のこもった関心」
「看護師が自分の言葉で対応すること(ナイチンゲール)」
「他者の援助を受けることのできる強さを認め助勢する」
なかでもショッギングだったのが、
<看護師は看護を行うには患者を必要とするが、
患者は必ずしも看護師を必要としているとは限らない。>

違う分野の認定看護師からも、学ぶ事がとても多いです。
糖尿病看護認定看護師さんってすごい。糖尿病療法指導士さんも頑張ってる。
なんとなく、各会場の空気感が違うように感じました。
感動して半沢直樹の最終回を見逃してしまいました。(T_T)
  
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※10/1に原稿を頂戴しておりましたが、私の手違いで更新が遅くなりました。
 ブログを楽しみにしている多くの方に、謝罪いたします。 (更新担当:宮澤)

 
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褥瘡対策委員会で学習会がありました。


当院では第1金曜日の7時50分~、第3金曜日の15時30分~
褥瘡対策委員会を開催しています。
第3金曜日は事例検討のあと、学習会を行う事があり
20日はスミス&ネフューさんに依頼をしました。
小松澤さん・笠原さん、お世話になりありがとうございました。

 
スキンテア(表皮断裂)の資料も頂き、参考にさせてもらいますね。
学習会を通して褥瘡全般について理解を深め、採用していない製品を知るきっかけに
なれば・・・と考えています。
被覆材・外用薬それぞれの特徴や、創傷治癒過程が分かると
アセスメントが出来るようになり、楽しくなってくると思うのですが。

病院の駐車場から月が綺麗に見えたので、写真を撮りました。
中秋の名月は昨日でしたね。*9月19日


次に中秋の名月が満月になるのは、8年後だそうですよ。
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学習会をしましたっ

 8月20日と9月18日に看護補助者さんを対象に、学習会を行いました。

内容は「高齢者のスキンケア」を中心に褥瘡対策なども盛り込みましたよ。
日頃看護補助者の皆さんには、オムツ交換や入浴介助、清拭、シーツ交換など
看護師と一緒にケアに入って頂いています。
患者さんの皮膚状態を見る機会も多く、知りたい情報をたくさん持っている事が
あるので、私も頼りにしているんです。

 
今の課題は、移乗動作やシーツ・防水シーツの使用について。
メーカーさんには前から依頼している事があるのですが、納得できる返答がないため
再度検討をお願いしました。

表皮剥離・断裂についても、予防的な関わりをしたいのですが難しいですね~。
でもやりますよ。
難しいなんて言っていられないので・・・。

今週末は糖尿病教育管理学会に参加してきます。
横浜ですわ。
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祝!?ブログ更新50回

祝!?ブログ更新50回
昨年7月からブログを始めて、今回で50回目の更新となりました。
46回目更新の際に「50回とか100回とか、節目の時にはそれらしい事を書いた方がいいよね。」とブログ更新担当者と話をしていて、
「そんなこと言っても、これが50回目とかだったらうける。」という事になり
慌てて更新回数を数えました。(^_^)v
間に合って良かった~。

ブログを始めた当初は、「文章力が無いから面白いことも書けないだろうし、そんなにネタが続けてあるかな?」と思っていました。
でも、「見る人もそんなにいないだろうし、まあいいか。」と軽く考えて始めたのです。
ところが・・・
始めてすぐに「ブログ見てますよ。」と職員から声を掛けられ、すごく驚きました。
職員が見ることなんて全く考えていなかったので、これはやばいと思いましたよ。
案の定、その後メーカーさんからも
「いつもブログ見てます。この前は○○のことでしたね。」とか言われ、
止められない状況に追い込まれました。(T_T)   

 

実は、先月ブログに関する事で、とってもとっても嬉しい事がありました。\(^o^)/
「始めて良かったし、続けていて良かったなあ~♥」って思えるような事です。
注:詳細は言えません。<m(__)m>
そんな時に読んでいた文献に、次のような記述がありました。
「ナース自身が、今、ここにある自分の存在そのものを認められ、心から賞賛される体験をどれほど重ねているかを振り返ってみると、残念ながら、職場の環境はますます厳しいものとなっているのではないだろうか。(中略)「やって当たり前」「できて当たり前」の医療現場ではあるが、家族の力を引き出すアプローチを根づかせていくためには、ナース自身が「褒められる体験」を重ねることのできる職場風土の熟成が不可欠であろう」

褒めることの大切さは分かっていましたが、褒めてくれた人が
好きな人・尊敬する人・憧れの人だと更に効果的なのです。

「降簱さんに褒められて嬉しい。」って思われるようになりたいな~。

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コンチネンス セミナー 終了!

8月24~25日とセミナーに参加してきました。

この2日間でトータル4日間のプログラムが終了です。(*^^)v
3日目の内容は、排泄障害と日常生活のケア・事例にみる日常生活ケアのグループワーク・グループワークの発表・排泄ケア用品(業者さんの説明・展示)
4日目の内容は、排泄問題における社会資源の活用・事例にみる社会資源の活用
グループワーク・グループワークの発表・骨盤底筋体操の実際・セミナーのまとめ
終了証授与でした。
(3日目の夜は懇親会もありましたよ。)
 
 

 
排泄ケア用品では、初めて見た「乗助さん」「楽助さん」に興奮し
写真まで撮ってしまいました。\(^o^)/
すごく楽に移乗出来るし、排便姿勢もバッチリとれるので、是非当院でも使用したいです。
まずは、デモをさせて頂くところから・・・。
 
 
 
 
セミナーを通して感じたのは、グループワークでの役割や、
話し合った内容を分かり易くまとめる事がとても難しいという事。
グループワークでのマナーも、本当に勉強になりました。
私達のグループは、まとめ方がいまひとつ苦手・・・。
ざっくり書き始め、あまり気にしない。
時間内に終わらせることを、最優先にしていたからかな?
でも、最終日には少し成長して、シンプルにまとめられたと思います。(自画自賛?)
 
楽しく勉強できたのは、グループメンバーのおかけですね。
みんなありがとう。
沖縄のお菓子もおいしくて、とても気に入りました。
 
 
 
 
 
 
スッパイマンって名前も面白いけど、パッケージがもっと面白いので、写真を撮ってしまいました。種を入れるスペースもあるんですよ。
ショコラでコーティングされた、ちんすこうも初めて食べました。
 
当院でのコンチネンスケアを充実させるために、まずは仲間を増やしていきます。
 
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研修会に参加しました

8月19日看護協会主催の研修「がん看護の治療と看護」に参加しました。

前半は <がん放射線療法看護> 後半は<がんの化学療法と患者の看護>です。
 
当院では放射線治療は行えませんが、松本市内の病院で治療を受ける患者さんも
いらっしゃるため学習しようと思ったのです。
がん放射線認定看護師の佐々木さんが講師でしたよ。
県内では、この領域の認定看護師は1人だけとの事。
病院内で一人でもかなり大変なのに、県内で一人なんて・・・。
WOCNは恵まれていますね。
がん放射線領域でも県内から、CNが誕生してくれる事を願うばかりです。
 
 
放射線療法は、患部を切除せずに治療でき、身体的負担が少ないこと、
手術不能や困難部位にも適応できる事が特徴ですが、
放射線性皮膚炎・脱毛といった有害事象(副作用)もあります。
皮膚・排泄ケアに関連したことなので、セルフケアのお手伝いが
できたらと考えています。
 
化学療法は、殺細胞効果による全身療法です。
こちらは当院でも通院治療室や、入院加療での治療を行っています。
化学療法も専門領域での有害事象があります。
その中で脱毛・頭皮ケアについて、新しい知見を得ることができ、
早速患者さんに説明をさせてもらいました。
抗がん剤使用中のヘアケアは、頭皮の血行促進は避ける事と頭皮の清潔保持が
ポイントになるそうです。
 
口腔ケアとしては、頻繁なうがいが有効で、約2時間毎が目安だそうです。
 
 
違う分野の認定看護師から、たくさん勉強させて頂きました
 
 
かわいいスライドですよね。癒されました。(^_-)-☆
 
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研修に行ってきました!

10月21日に看護協会主催の研修「組織力を高める」を受講しました。
職場風土・職場文化に日々悩まされている私が、待ちに待った研修です。
講師は、福島県立医科大学看護学部の佐藤美子先生でした。

チームビルディング(タックマンモデル)では、
形成期・混乱期・統一期・機能期というプロセスを経ていくそうです。
混乱期が重要で、この間を短くすることがポイントになります。
創傷治癒過程みたいだなと思ってしましました・・・。(T_T)
*創傷治癒過程 ①出血・凝固期②炎症期③増殖期④成熟期
炎症期から増殖期へスムーズに移行出来るかが重要!

社会的怠慢理論(リンゲルマン・ラタネ)は、
みんなで(集団)やると、自分ぐらい手を抜いても大丈夫か・・・(社会的手抜き論)
⇒特に個人の貢献が評価されていないと感じた時
1913年に綱引き実験をしたところ、1対1では100%の力で引っ張るけれど、
それが2人になると93% 3人になると85% 8人になると49%まで、
手抜きをすることが分かっています。(リンゲマン効果)
1913年の実験なので古いデータですが、現代だともっと低下しているかも・・・



講義の中でリッツカールトンの話を聞きました。
ベルボーイが自由に使って良いお金が年間10万円位あるそうです。
例えば、お客様が大事な書類を忘れて出発してしまった際に、
上司等に連絡し許可をもらっていると時間が掛かり、会議に間に合わないと困るのでベルボーイが自分の判断で、お客様まで届けに行くことができるという内容です。
(アメリカは広いので、飛行機のチケット代をすぐに払える程度の金額らしい・・・)
裁量権がどこまであるか
意思決定して行動できるか
任せられると人は頑張れる              そうです。

 
今週末27日に病院祭があります。(9時30分~15時)
天気がちょっと心配ですが、お時間のある方は是非お出かけ下さい。
私もパネル展示をしていますので、パネルの前でお待ちしています。

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病院祭

10月27日に病院祭・農業祭が開催されました。
台風の影響が心配でしたが、天気も良く大勢の方にご参加いただき
ありがとうございました。

私は、午前中はパネルの前で説明などしておりました。

 

 

 

1度だけ外の状況を見に行き、美味しそうな豚汁や綿あめや竹パンを
チェックしていたところ、物欲しそうな顔をしていたのか、
少し焦げてしまった竹パンを貰いました。
美味しかった~!(少し位焦げていても大丈夫)

 
 
 
炭火で焼いているので、本格的ですよね。
キャンプの時などいいかも・・・。
11時30分からは終了までは、健康チェックコーナーで血圧やSpo2測定を
担当しました。
健康コーナーは2階だったので、聞きたかったJazzバンドやギターデュオライブは
何も聞こえず(T_T)淋しかったなぁ~。

私なりに「お・も・て・な・し」をさせて頂いた一日でした。
 
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地域連携懇話会に参加しました。

 11月7日(木)は地域連携懇話会でした。今回は40回目の節目だそうです。

地域連携ディスカッションでは、「新病棟建築の状況について」河内副院長より
外観イメージなどの説明がされました。
その後「女性骨盤疾患でお困りですか?」と題して
信州大学医学部泌尿器講座 西沢教授の講演がありました。
西沢先生には、当院でも週に1度手術をしていただいています。
当日も手術を施行してからの講演でした。お疲れ様です。<m(__)m>

 

先生は362例の手術経験があり、その中で一番初めに行った手術や
一番大変だった手術など、事例を用いて講演をして下さいました。
スライド写真は一般の方や、職員でも医療系でなければ、
少し抵抗があったかもしれません。
*私は乗り出して見てしまいました・・・。
「患者さんの話を良く聞くと分かる」とおっしゃった時は、
思わず「御意(ぎょい)」と言ってしまいそうでした。\(^o^)/
いただいた手紙の一部も簡単に紹介されましたが、
「後悔はさせませんから」という
先生の言葉に安心し、手術を受ける気持ちになったそうです。(T_T)

 
骨盤臓器脱や尿失禁などはQOL疾患で、生命の危険はありません。
しかし、誰にも相談出来ずに悩んだり、
旅行に行かれない、温泉に入れないなど、生活の質に関わることが多いと思われます。
一人で悩まずに、泌尿器か婦人科へ受診をして頂きたいですね。
ちなみに、70代が好発年齢だそうですよ。
受診行動に繋がるような啓蒙活動も大切であると、改めて感じた講演でした。

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ブログ休止中のできごと 研修編 ぱーと 4

 前回に続き、長野県褥瘡懇話会についてです。

シンポジウムで先生方が発表された内容の一部を紹介させていただきます。
形成外科医 阿部先生
手術で褥瘡を治すことにこだわっていた先生が、退院後2ヶ月で再発するという症例を経験することもあり、医師として無力感を感じていたそうです。
医師だけでは褥瘡問題は解決できないということに気づかされた時に、
懇話会が発足しました。
世話人をやって欲しいと阿部先生に打診されたのは、形成外科の久島先生でした。
久島先生は更に「理学療法士で誰かいないか」と言われ、近藤PTを紹介されたので
近藤PTの勧誘に飯田まで出向いたそうです。
久島先生は当時大学に在籍されていたそうですが、
「大学医学部が主導する(医師が中心の)学会組織ではなく、褥瘡に関連する多くの職種からバランスよく世話人になってもらい、医療職、介護職を問わずに学習、討論が出来る会にしたい」という理念があったそうです。
理念どおりの懇話会が続いているのではないでしょうか?

阿部先生が最後に「長寿県として全国に有名な長野県を「褥瘡最少県」として誇れる日が来るよう、これからも皆さまとともにコラボレーションしていきたいとおっしゃっていました。褥瘡最少県になる日を目指して、頑張りましょう!まずは、大北地域から。。。

齋藤WOCNが、「起きている現象を素直に認める」とおっしゃり、日頃の自分を反省。。。
創傷を見て「おかしい。」とか「こんなはずではない。」と思ってしまうことがあります。
素直に認めることは、色々な場面で必要なことなので、
本当に気をつけたいと思いました。
懇話会やセミナーの10年が理解できたシンポジウムでした。

 
 
・デイケア利用中の皆さんの作品です。
また、関連のない写真を載せてしましたが、時季のものなので。。。

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ブログ休止中のできごと 研修編  ぱーと 3

 11月23日 長野県褥瘡懇話会が開催され、

今回は当院検査科の佐々木さんの発表もありました。
佐々木さんありがとう!お疲れさまでした。

一昨年4月に、「褥瘡診断にエコーは有用か?今度研修があるので参加を検討中である。」と相談されました。
この時初めて佐々木さんと話をしたのですが、「DTIの診断(DTIについて説明し)など非常に有用であり、是非研修には参加して欲しい。そして褥瘡委員会にも入って欲しい」とお願いをしました。
佐々木さんが快諾してくれたので、今度は河内Drに相談し
許可をいただき、褥瘡委員会のメンバーになってもらいました。
本来病院長が任命するところ、方法を間違えましたが
先生が「院長に言っておく」と言って下さったので問題は発生しませんでした。

佐々木さんが委員になってから、ポケットの評価を目的にエコー(超音波)をしています。
検査技師として当初、創部にプローブを当てることを心配し、
Drに確認を取ったりしていました。
結果は、プローブの汚染対策のみ取るように。。。でした。
それでも、創部に当てるのに抵抗があるようだったので、
「エコーの時は必ず立ち会うし、検査後のケアも病棟Nsに指導するので、心配しなくても大丈夫だから。。。」と説得しました。
そうやって少しですが、事例が集まったので
「絶対にまとめて懇話会で発表した方がいい。」と勧め
「懇話会なのでかしこらなくてもいいし、発表することで質問や意見をもらって、参考になることがあるかもしれない。」とお願いし引き受けてもらったのです。



懇話会は昨年比べ演題も多く、全部で16題・シンポジウム・特別講演・
ワークショップなど盛りだくさんの内容でした。
佐々木さんの発表は1番目で 「超音波を用いた褥瘡評価の取り組み」
<超音波検査を用いることにより、褥瘡の深さ・大きさ・炎症/感染・ポケットの有無
や大きさを比較的容易に判断することができる。ポケットの広がる方向を知ることによりずれの向きが推察でき、適切な圧抜きが行えると考える>と考察し、画像の実際を示してもらいました。
認定の同期からは好評で、発表してもらって良かったと感じました。
今回の検査はコストにならないので、検査科スタッフや医師の協力がないと出来ないことです。幸いDrに、「○○さんのポケットの評価にエコーのオーダーを入れてもらえますか」と依頼するとすぐにオーダーを入れてくれます。
「必要ない」とか言われるとアウトなんですよ~。
2名の皮膚科医と佐々木さんに、とても感謝しています。
これからも患者さんのためになることは、労力を惜しまずやって行きましょう!
よろしくお願いいたします。
次回は、懇話会10周年についての内容を書きます。
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ブログ休止中のできごと 研修編 ぱーと 2

 前回、タイトルをブログ休止中の研修報告としましたが、

研修報告ではなく「できごと」にします。
今回もケアマネジャー更新研修についてです。
スーパービジョンについて、とても参考になる資料がありました。

 自分自身は決して感じたことのない他人の感情のただ中へ自己を投入する能力を、
 これほど必要とする仕事は他に存在しないのである F.ナイチンゲール
ナイチンゲールの「看護覚書」の補章に出てくる一節ですが、
対人援助における相手をわかるということが専門職の思い込みや自らの知っている
世界のみで相手にかかわるのではなく、相手その人のありのままにかかわっていくことの重要性を端的に述べたものといえる。(資料原文)
他者理解の様相についてのポイントは
「分ける」としてのわかると「変わる」としてのわかる
・分別することとしてのわかる:相手を類型化することによる他者理解
・変容することとしてのわかる:相手の生きる世界をプロセスとする他者理解
“explanation”としてのわかると “understanding”としてのわかる
・explanation:ex~=~の外に、plain=平らな
→相手の立場や状況から外に出して(一般化して)理解する
・understanding:under~=~の下に、stand=立つ
 →相手の立場や状況のしたに立って理解する

他者理解って。。。むずかしい。。。です。

 
 
グループワークも行いました。
グループワークをする時は、司会者とか書記とか役割を決めますよね。
役割を超える 担ってしまうと変えにくい  役割に固着すると危険
役割から自由になる役割 を学びました。
あみだくじで書記を務めましたが、意見を言ったり聞いたり忙しい書記でした。
また、他のグループがグループワークをしているところを観察する といった
初めての経験もしました。
「同じ人が意見を言ってばかりいる。」「まったく発言しない人がいた。」
「書記の人が議事録のように記録していた。」
「事例提供者も、この部分だけ相談したいといったスタンスだったので、それっていかがなものか」など、観察後にグループで意見がでました。
 
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ブログ更新休止中の研修報告  ぱーと 1

 11月20~21日と12月19日に、ケアマネジャーの更新研修を受けました。

日程が褥瘡対策委員会と2ヶ月連続で重なり、委員会を欠席してしまうことと、
有給休暇を3日も使うことで躊躇しまたが、
今後、地域での活動もしたいと考えているため、頑張って更新することにしました。
出向でケアマネジャーをしていたのは随分前のこと。
訪問看護と兼任でケアマネをしていた時は、担当している利用者さんは少なかったし、
現在バリバリ業務を行っている人と、一緒に受講するなんて
正直ちょっと憂うつでした。。。
でも行ってみたら楽しいし、福祉業界の人と話すのも勉強になり、刺激を受けました。

 

研修の内容は
「介護保険制度と地域福祉」
・高齢者問題の所在・介護保険制度の意味・社会福祉の最近の動向・
・これからの高齢者福祉 地域のない福祉はない!・社会福祉専門職・社会福祉援助
・専門職の原点・被災地の復興は私たちの未来である
    ⇒ルーテル学院大学 学長 市川 一宏 先生
高齢者援助の基本的視点
グループスーパービジョン研修の方法論についてのメモ
「受けよう」「やろう」スーパービジョン
事例  地域との連携によるケア  グループワーク  事例検討
   ⇒上田女子短期大学 市東 賢二先生   でした
連携についての阻害要因:ネットワークを推進していく際に、まず障害となるのは
自分のテリトリーを守ろうとする意識
他の担い手の役割に対する無理解
総合的な計画の不明確さ   なのだそうです
自分のテリトリーを守ろうとする意識って、誰でもありますね。
必死で守ろうとしているのを感じることってよくあります。
難しい問題ですが、ビジョンを分かりやすく伝ていくしかないのかな~と
考えているところです。とても参考になりました。
◎自分の原点となることにたえず立ち戻る心のゆとりを
◎振り返る時を大切に
◎スキルアップの機会を逃さないで(専門的資格だけでなく、
多様な職域に適応できる能力を)
長くなるので、今回はこのあたりで終わりにしますが、また続編を書きます。
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褥瘡対策委員会で学習会をしました

 221日定例の褥瘡委員会があり、事例検討のあとに学習会をしました。

モルテンの鈴木さん お世話になりました。いつもありがとうございます。

身体にかかる圧を(アルテスタという名前の器械を使用)プロジェクターに映して、

どの部分に圧がかかるか、一人ひとり体験してもらいました。

注:鈴木さんに確認したところ、アルテスタ自体もモルテンで開発したとのこと

でした。さすが!。。。ですね

 

圧抜きの大切さを理解してもらえたと思いますが、

理解だけでなく、実践していただくようお願いします。

 

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