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ハラスメントって

最近、パワハラやセクハラの報道を多く聞きます。
当院でも先月「職場におけるハラスメント」をテーマに全職員対象の研修が行われました。
ハラスメントとは、「いじめ、嫌がらせなど他人の人格、尊厳、人間性、自尊心を踏みにじる言動の総称」で許されない行為であり、職場環境を害するものとのこと。
今、話題のセクシャルハラスメントの判断基準は、平均的な男性・女性労働者の感じ方であり、本人が意図する、しないにもかかわらず相手が不快に思うことなのだそうです。

パワハラは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務上の適性な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為を指し、「業務上の注意叱責、教育指導との区別が困難」
「加害者側の加害意識の欠如、だれでも当事者になり得る」ことが特徴とのこと。

ただ、指導、注意、叱責は人材育成、業務遂行、職場の秩序維持などには必要なため、
TPOを考慮することが大事なのではないかと思います。

「注意するのは周囲に人がいない時に、褒めるのは周囲に人がいる時に」
自分で決めたルールを守るのが難しい日々ですが、成長を促せるような指導をこころがけたいと考えています。

*先日、あるメーカーのお偉いさんと面談する機会があり、その時にいただいたノギス。
金ピカで袋付き!
パワハラ、セクハラ、マタハラとは無縁と感じる、フレンドリーで素敵な人でした。

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新人研修

今年も新人看護師16名が入職し、配属される前に研修を行いました。
私の担当はスキンケアとコンチネンスケアについて。
午前中を使って講義と演習で構成し、最低限覚えて欲しいことを指導しました。

新人看護師のタイプは毎年違い、その年の特徴もあるので、講義中に内容を修正したりしています。
今年は、昨年訪れた、京都の川床のお座敷を回ってくれた舞妓さんが、まだ10代なのにしっかりしていて目的意識が高い彼女に刺激を受けたという話や、
学会のホテルで撮影した写真で、雛人形の雛壇の東西での違い(お内裏様とお雛様の位置)なども、日頃の観察や気付きが大切であるということを伝えるために使用してみました。

個人差が大きいことを理解し、対象者に合った方法で指導することを学ぶ目的で、
貼付にコツがいる未滅菌のフィルムをあえて詳しく説明せずに貼ってもらい、上手く出来る人と出来ない人、誤った方法で苦労している人などがいることを実感。。。
言葉で説明するだけでは理解が難しいと思われることについては、こんな方法もいくつか取り入れてみました。

来月はおむつの正しい当て方などを実習してもらう予定。
体で覚えたことは忘れられないと思うので、早い段階で身に付けて欲しいと願っています。

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研修では自分のPCを使用。
いつも大ファンの安部先生とのツーショット写真を壁紙にしていますが、事前に変えておくのを忘れてしまったので、来月色々と説明しようと思っています。

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春なのに

久しぶりの投稿になってしまいました。
というのも、3月は皮膚科外来看護師だったので。。。
認定業務もあり、まず最初に「無理かも」と思ったのが、このブログ。
気持ちに余裕がないと厳しいので、むしろ止めた方が良いとも思いました。
研修、セミナーなどは年度末にも係わらず沢山あったので、ネタがあったのに残念です。
また、機会をみて投稿したいと思っています。

私が皮膚科学の面白さを教えられたのが外来だったので、4年ぶりの外来は原点に帰ったような感じでした。
患者さんから情報を聞き出す問診の取り方や、所見の大切さなど学ぶことが多かった外来。
皮膚科医が常勤でいる病院に勤務していて良かったと実感した日々でした。

春先は、花粉や黄砂、空気の乾燥によりトラブルを起こす人が多い季節。
ちなみに、花粉・乾燥・寒暖差・強風・黄砂の5つがトラブルの原因なので、
春の5Kと言うそうです。
私としては5Kに加えて、紫外線、新年度、ストレス、サンタン、サンバーンの5Sも問題なのではないかと考えています。

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災い転じて福となす

前回の投稿の続きです。

*札幌へ行く数日前に引いたおみくじは大吉でした。
おみくじを引いた当日から、想定外のことが連続しています。

機体の整備不良による欠航で大変な思いをしましたが、自宅で色々と思い出していたら、ふと、「これって、ストーマ造設になると医師から説明された患者さんの気持ちに近いのでは?」と思いました。

私の役割の中に、ストーマ外来での術前オリエンテーションがあり、
時間をかけて説明をしています。
軽い気持ちで外来受診したのに、がんと診断され、ストーマ造設することになった患者さんやご家族は、本当にショックを受け、絶望的な気持ちでいっぱいです。
「がんって言われたことよりも、人工肛門になるって言われたことがショック。」
「手術はしたくない。」
「人工肛門になるくらいなら、死んだほうがいい。」
というような訴えをされる患者さん方が殆ど。。。

今までは説明が終わった後に「自分でも出来そうな気がする。」
「手術を受けようと思う。」と仰って頂くので、少し安心していましたが、
この頃なぜか、「本当にこれで良いのだろうか」と考えていました。
そんな時に欠航というアクシデントに見舞われ、貴重な疑似体験ができたと思っています。

「検診を受ければよかった。」「受診すればよかった。」
「手術しなくて済む方法はないのか。」「ストーマ以外の方法はないのか。」
「まさか自分がこんなことになるなんて。。。」といった気持ちの揺れは、まさに私が感じたことと同じ。
欠航なんて、体のことに比べたら比較にならない位小さなことですが、
大きなショックを受けた時は、対応方法を誤ると、更に不安になったり、緊張感が高まったりするということが身を持って分かりました。

伴走者のつもりでいましたが、実は自分のペースで走っていたのかもしれません。

次のオリエンテーションからは、変わることができそうです。

 

*雪の北海道神宮に誓いを立ててきました。

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札幌からの帰り、盲導犬を連れた一行が「みんなに親切にしてもらって良かったね」と
話しているのが聞こえ、週末の災難が救われました。

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FとJの悲劇!?

2月末に札幌で開催された学会へ参加しようとしたところ、搭乗予定の飛行機が欠航になってしまいました。
最初は羽田発着で予約をしていましたが、プログラム見てから県内の空港へ変更したのです。それが悲劇のはじまり。。。
空港へ到着した時、既に20分遅れの状態でした。
嫌な予感をよそに、通常どおり機内へ。しかし、機体がちっとも動かない。
けっこう待たされたあとに、空港の待合室で待つように指示されました。
TVではオリンピックの女子フィギィア最終組を放送しており、日本人選手などを観戦しながら待っていましたが、メダル確定後に欠航も確定。
でもその時は、他の代替便に乗れると信じているので全く焦りませんでした。
ただ、某旅行会社を通しての予約だったので、欠航になった連絡を入れ、手続きを待つ事に。

受験生と思しき親子や、盲導犬を連れた家族など、優先的に手続きした方が良いと思われる乗客もいたので、私は長蛇の列の最後尾です。
私の手続きが始まった時間は、学会会場に到着しているような時間でした。
代替プランは、最寄の駅までタクシーで移動し、特急に乗車して他の空港へ行くというプランでしたが、特急に乗れるタイムリミットを過ぎており、他の方法を考えないといけません。
同じ空港から福岡便もあるので、福岡経由の新千歳、羽田に移動しての新千歳など。
羽田からだったら、翌日の早朝便とか1つくらい空席があるのではないかと思いましたが、当日の夜も含めて全て満席でした。
他に、札幌まで行かれる方法はないか検討しましたが、本日の分をキャンセルし翌日に変更する方法しかありません。(提携している航空会社のフライトしか検索していなかったということがあとで分かりました)

本当にがっかりしたけれど、空腹に耐えきれず、高速を降りたあとファミレスで、
少し早い夕食にすることに。
こんな時でも食欲は無くならないし、「これって笑えるからネタにできるよねぇ」と
思っていましたが悲劇はこれで終わらず、新に予約したはずのホテルの予約日が間違っていて。。。

安部先生のランチョンに参加できないし、さんざんだったけれど、ストーマを造設する患者さんの心理が分かったような気がしました。
このことについては、次回投稿します。

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日頃の想いって。。。

先月末に排尿ケアについての学習会を行いました。
学習会の冒頭で「昨年も1月に学習会を開催したけれど、介入している病棟が少なく、
チーム活動が軌道に乗るまでにはどれ位かかるか分からないと思っていた。
現在定着しているのは、病棟Nsが頑張ってくれいているからだと思っている。」と
伝えました。
1年ぶりの学習会で、スタッフの顔を見たとたん、予定していなかった言葉が、自然に出て来ました。
日頃想っていることって、つい、出てくるものですね。

昨年の学習会のタイトルは「変えていこうよ!排尿ケア~看護師だからできること~」
今年は、「あなたがきっと知らない下部尿路の世界~そのカテーテルは絶対的適応ですか~」
本当はサブタイトルがタイトルでしたが、ちょっと嫌味っぽいかなぁと
事務担当者に相談したところ、このタイトルに変わっていました。

案内文や電子カルテのトップページに載るため、多くの人が目にするためそれも狙いです。

絶対的適応とは、厳密な尿量測定が必要な患者さんや、尿による汚染を防ぐ必要がある患者さん等で、治療上必要な尿道留置カテーテル管理をしている場合に限られます。
これ以外で、カテーテル以外の管理が可能な場合を相対的適応として、チームで介入します。
絶対的適応でないにもかかわらず、カテーテル留置がされていないようにすることが目標ですが、疾患によってはカテーテル管理をしなければいけない場合もあるため、
その見極めが大切です。
排尿自立は下部尿路だけでなく、自立度もポイントなので、現在看護師が行っている看護を
評価し、フィードバックすることで看護の面白さを実感して欲しいと考えています。

排泄ケアはこころとからだを守るケアだから。

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コラム裏話

皮膚科月刊誌のコラム欄に執筆させていただきました。
医局からお借りして読んだこともある、オールカラーのその月刊誌に執筆するなんて。。。
看護雑誌への執筆とは違うので、けっこうなプレッシャーです。
まずは、コラムについて調べてみたら、体験談や説明文では無い方が良いとのこと。
調べなければ良かった。。。と後悔しました。

テーマは、皮膚科学の面白さについて。
「日々実感していることなので書けるはず」なのですが、完成した文章はあまりにも普通で、
ぜんぜんダメ!何より私らしくない!

締め切りまでは時間があったので、何とかなるとのんびりしていましたが、
書けない時は本当に書けない。
だんだんと締め切りが近づき、「そもそも、タイトルが浮かばないのが良くないよね。」と思った瞬間、突然ひらめきました。
「そうだ、あのタイトルにしよう!」
安部先生に考えていただいた、ブログタイトル候補のひとつ、「皮膚の言葉をきいて欲しい。」
私が伝えたいことは、これに集約されていると思ったらすぐに完成しました。

抽象的な文章という感じもしましたが、校正担当の方のアドバイスもあり、
説明を加えたことで最初よりも分かりやすくなったと思います。
さすがはプロですね。勉強になりました。
我がままですが、タイトルだけは「皮膚の言葉を聴いて欲しい」にしていただきました。
「皮膚の発する言葉を聴いて欲しい」の方が良いとのアドバイスでしたが、
発するが入るとちょっとイメージが違う(文字にした時も言葉にした時も)ので。

大ヒット曲「瞳を閉じて」も正確にいえば瞼を閉じてのはず。
名曲「なごり雪」も当初は「名残の雪」だったとか。

賛否両論だとは思いますが、タイトルの場合は「言葉の正確さ」よりも、
全体のイメージとか、受ける印象が大切なのだと、私は考えています。

月刊誌の内容はタイムリーで、素晴らしいです。
診療報酬改定で、入院時に行う褥瘡対策に関する危険因子の評価に、「スキン-テア」が入り、褥瘡ハイリスク患者ケア加算の対象患者に、「皮膚を密着させる医療機器の長期的持続的な使用が必要であるもの」が追加されたので。

テアや医療関連機器圧迫創傷、失禁関連皮膚障害、ストーマ皮膚障害、創傷・スキンケアの新常識など盛りだくさん。
皮膚科医だけでなく看護師にも読んでもらいたい内容です。

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用語って大事

前回、セミナーをはしごした件について投稿しましたが、
今回は2日目のセミナーについて。
真田先生をはじめ、4名の先生方による講演と症例検討から、スキン-テアとストーマ周囲皮膚障害について学びました。

岐阜大学皮膚科医の加納先生から、「スキンケア最前線:科学的スキンケアとは何か」で、
皮膚粗しょう症について初めて聞きました。
「心不全、腎不全、肺不全などという他臓器不全と同様に、皮膚機能不全という概念を導入すべき。皮膚も物理的にもろくなり、場合によっては非常に重篤になることを示す。」
皮膚粗しょう症の軽症に当てはまる、萎縮や老人性紫斑、多数の裂傷、創傷治癒遅延などは、
入院患者さんに見かける皮膚の状態です。

脆弱というよりも、皮膚粗しょう症の方が、状態を正しく表しているように感じます。
医療従事者には、「皮膚の機能不全」ということを意識して頂き、それぞれの仕事を実践して頂きたいと思いました。

狭義のスキンケアは角質ケアという言葉も、とても印象に残りました。
次年度から、スキンケア改め角質ケアでいこうかな。。。

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*神田明神神馬のあかりちゃん。何かを食べるのに夢中な様子でした。

*電子カルテとノートPC用のお守りです。

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排尿自立のために必要なこと

先週末、排尿自立指導関連と褥瘡・創傷関連のセミナーのはしごをしてきました。
土日の開催だったので、どちらかひとつ。。。と思っていたのですが、
雪の心配もなさそうだったので、欲張って両方参加してきました。

排尿自立指導の方は、現在のチーム活動についての事例報告と、
東邦大学医療センターの関戸先生からの講義。
先生は、ご自身の手書きと思われるイラストを、スライドの一部に使用されますが、
分かりやすくて好きなのです。

講義の中で、「寝たきりの心不全の患者さんが、長期にカテーテル留置をしたけれど、2週間リハビリをしたら、歩行が可能となり、排尿もスムーズにあるようになった。
チームの誰もが、歩いてトイレに行かれるなんて思ってもいなかったけれど、
出来るようになって驚いた」というエピソードを教えて頂きました。
排尿ケアチームは、医師と理学療法士、作業療法士、看護師がメンバーですが、
多職種連携の大切さがよく分かる、いいエピソードです。
他にも、研修会で伝えたい内容があったので、月末の研修で使わせてもらおうと思っています。

排尿自立は、自立度(移動・移乗動作、トイレ動作、おむつや収尿器の使用など)と
下部尿路機能(尿意の自覚、尿失禁、排尿回数、残尿量など)の2つが揃うことが大事。
当院はリハビリスタッフが充実しているため、「強みを活かさないともったいない!」と考えているところです。

 

*神田明神と東京駅

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ストーマ外来

今月の診療案内から、ストーマ外来を標榜することになりました。
以前から外来は開設し、入院患者さんの退院後や、他施設で手術を受けた方なども
外来でフォローしていました。
標榜していないために、
「どこに相談すればよいか分からなかった。」
「あづみ病院にも専門の看護師さんがいるって知らなかった。」と言われ、
余計な苦労やストレスをかけてしまっていたことを心苦しく思っていました。
今回ようやく標榜することができ、一歩を踏み出せたことを嬉しく感じています。

たかが標榜、されど標榜。。。
本当に大変なのは、これからなのかもしれません。

外来は泣いたり笑ったり、何でもありの場所です。
誰にでも気軽に相談できる人ばかりではないので、家族にも言えない、言いたくない思いなども受け止める必要があります。

ストーマ外来を始めたばかりの頃、あるオストメイトに「もう、(外来を)卒業しても大丈夫ですね。」と話したところ、「もう、見てもらえないの?たまには、顔を見に来たい。」と言われ、それからは希望がある場合は、ずーっとフォローするように心がけています。

排泄物が漏れるというのは自尊心を傷つけ、食事や外出を控える原因にもなりかねません。
なぜ漏れるのか原因を説明し、必要な時には装具を変えてみたり、外用薬をつけたりして
漏れる心配を無くすことが私に与えられた役割です。
「困っていることはすぐに解決するように」と教えられてきたので、教えを守れるようにしたいですね。

こころもからだも、よく看て、護ることが、看護なのだと考えています。

 

*盛岡にある桜山神社の烏帽子岩。
自信と勇気を授けて下さり、物事に立ち向かう力も授けて下さるそうです。
たまたま見かけて、参拝しました。

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いつか皮膚が肌を超えるように

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ブログタイトルを、大ファンの安部正敏先生に命名して頂いたことは投稿済みですが、今回はタイトルに込められた意味について。

「“肌”が美容的用語であれば“皮膚”は極めて医学的。
一般的に“美肌”と言われますが、WOCナースが相手にする皮膚も“美皮膚”と認識されるように。」といった意味があるとのこと。

皮膚が肌を超える?どうやって?何を超えるの?など、色々な?が考えられますが、
実はこのような、深い意味がありました。
いくつかタイトルを考えて頂き、どれも素敵でしたが、文字数や見たときの印象、
ひらがなと漢字のバランスなどから、このタイトルに決めました。
それと、先生のエッセイのパクリになるので諦めていましたが、
皮膚と肌は、できれば、タイトルに入れたかったんです!

いつか皮膚が肌を超えるように。。。
いつか美皮膚と認識されるように。。。

*新年限定のチョコレート、戌の形をしています。

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今年最後の投稿

今月上旬、講師に安部正敏先生をお招きして、
「褥瘡診療新アベノミクス!~キズを治すための3本の矢~」と題して公開講座を開催しました。
アベノミクス「新3本の矢」とは、
・希望を生み出す褥瘡理解
・夢を紡ぐ外用薬
・安心につながる評価担保の矢
として、それぞれポイントの解説がありました。

「皮膚の一定部位に持続的圧迫が加わり、皮膚の血流が途絶え、皮膚が壊死に至った状態」が褥瘡発生のメカニズムであり、骨突起部に加わる圧力は、「目に見える皮膚部分より、見えない深部の軟部組織の方に大きな力が加わっており、血行障害を生じ易い」
急性期褥瘡の深さは不明であり、徐々にハッキリしてくるのはこのため。
「褥瘡発生過程とともに、創傷治癒過程を理解することで、生体が有する治癒機構を最大限引き出す努力が必要」とのこと。
今、何が起きているのか理解ができると、ケアをするのも一層楽しくなってくると思っています。

「外用薬は、薬効だけを捉えるのではなく、基剤の特性を考え、創面の状態に応じた使い分けをすることが重要である」
院内採用している外用薬は一部の製品だけなので、難しいかもしれませんが、
基材と状態があったものを使用することが大事なのです。
それには、日頃から良く観察すること、医師に報告していくことが必要ですね。

「創及び創周囲皮膚状態は、乾燥しているのか浸軟しているのかを観察する。」
「ドレッシング材では、滲出液で汚染されている面積や、漏れがあるかどうかを観察する。」
当院では外用療法がメインなので、非固着性のガーゼを使用していますが、ガーゼの裏を必ず観察し、塗布する量やガーゼの大きさ、交換回数が適切であるか、評価をするように指導しています。

アンケート結果では、観察についての理解が深まったといった記載が1番多く、
開催して本当に良かったと思いました。
褥瘡ケアは観察に始まり観察に終わるのです。
あたりまえの簡単なことが、案外疎かにされてしまう傾向にあるので、
楽しさを実感してもらえると本当に嬉しいですね。

 

*やまなみホールとホワイエから見える景色

主催者側としての参加で感じたことは、講演全体のイメージが、湧き水がやがて河川になり、大海に流れるよう。
心地よい流れが続き、気が付くと湖や大海原に流れてきたという感じかな。
全国で講演をされているので、いくつもの流れがあり、最終的に同じところへ辿り着いているはず。
安部チルドレンが誕生しているんだろうなぁ~と思いました。

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今年の投稿はこれでおしまい。来年もよろしくお願いします。

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私にとっての今年の漢字

2017年を表す漢字は「北」が選ばれました。
「2人の人が背を向けている」象形から「そむく・逃げる」を意味する「北」という漢字になったのだとか。

北アルプスを毎日見ているため、私のとっての北は、断然「北アルプスの北」
特に、雪化粧を施した現在のアルプスが1番好きです。

私の1年を表す漢字は、「迷」が迷わず浮かびました。

大事なことほど即決することをモットーにしていますが、今年はそれができなかった1年でした。
「一難去ってまた一難。。。」ということの連続。
未だに色々と引きずっていますが、来年はもっと、前向きな漢字を選べるようにしたいですね。

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(次回は公開講座について投稿します。)

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御礼

7日に開催した地域住民のための公開講座には、大勢の皆様にご参加頂き、
ありがとうございました。

17時30分開始というのは少し早いかもと感じていましたが、アンケートの結果
ちょうど良いというご意見が圧倒的に多かったので、今回も同じ時間にしました。
アンケートは一通り読みましたが、満足度は高く、理解もできたと記載されており
開催して本当に良かったと安堵しているところです。

翌日の天気は雪で、気温も上がらず寒い1日だったので、その点も良かったですね。
実は、1番心配していたのがお天気でした。。。

本当は11月開催予定でしたが、当院の都合により、先生には無理を言ってスケジュールを
調整して頂きました。
8日は始発の新幹線で東大へ、その後鹿児島、翌日大阪というハードスケジュール。
快く承諾して下さった先生には、本当に感謝しています。

「参加するつもりだったけれど、どうしても行かれなくなった。」と
わざわざ電話をくれた方も数名いらっしゃり、後日資料をお渡ししようと考えています。

アンケートには、当院の認定看護師の活用(研修や相談などで)をしたいかどうかという
質問も、初めて加えました。
未記入も数枚ありましたが、殆どが「はい」に丸印が付いていたため、
必ず、期待に応えられるようにしたいですね。
ありがたいことです。

講座に参加した方々が、多くの仲間に、今回の内容を伝えて下さることを願って。。。

いつもありがとうございます。
(あんなに満足度の高い研修ができるようになりたい)   WOCN  ふりはた

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いよいよ。。。

明日、安部先生の公開講座が開催されます。

今年も、地域包括支援センターや、介護保険事業所、訪問看護ステーションなどにも案内通知を発送し、新聞の折込広告(無料)でも告知しました。
ある新聞社から取材の依頼も来たので、準備はまずまずといったところでしょうか。

院外から参加して頂いた先着60名様には、(特典?として)
ガイドブック、保湿剤、ディスポータブルの介助グローブをお渡しする予定です。
資料と共に、参加できなかった同僚の方々と、回覧や使用をして頂けたら。。。と思っています。

明日が本当に楽しみ!!!

*南部鉄器製の招き猫。ペーパーウエイトです。

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

 

第38回公開講座のご案内