リハビリテーション科

 白馬診療所は雄大な北アルプスの麓、中信地域の最北端に位置し、白馬村、小谷村、大町北部地域の患者様を受け入れています。平成15年から本格的なリハビリテーション施設として稼働を開始しました。
現在は、常勤理学療法士3名、常勤作業療法士1名の4名体制で実施しています。

 主な日常業務は、診療所の外来リハビリテーションと訪問リハビリテーションの2つです。
内訳は、理学療法士2名が外来専従、理学療法士1名と作業療法士1名が訪問リハビリテーションと外来の兼務となっております。外来の疾患別割合は、肩関節疾患(腱板断裂術後、腱板損傷、肩関節周囲炎等)がおおよそ6割程度で、その他慢性腰痛、膝や股関節の関節症、頚椎症、スポーツ外傷、手外科術後等があります。
その他に、長野県の要請を受けて国体バドミントン競技選手のメディカルチェックや国体への帯同、登山教室等も実施しております。

 訪問リハビリテーションは、白馬村、小谷村をメインに活動をしています。高齢者世帯が多い地域であり、年々その需要が増加しています。対象疾患は、脳卒中後遺症、神経難病、変形性関節症等です。降雪時の訪問は、雪深い山間地域のみでなく平野部でも移動に悪戦苦闘します。
しかし、1年を通じて刻々と変化する雄大な山並みの景色にはいつも元気と勇気をもらっています。

 今年度は、令和6年度入職予定の理学療法士を1名募集しております。白馬、小谷村に貢献し、また、山やスキー、スノーボードに興味がある方は是非一緒に働きましょう。
 

●武田 和宜(理学療法士、主任) 
【趣味】スキー(クラウンプライズ)、瞑想
【資格・活動等】長野県国体バドミントン競技専属トレーナー、AC長野パルセイロBC非常勤トレーナー

●服部 徹(理学療法士) 
【趣味】登山、クライミング、スキー
【資格・活動等】日本スポーツ協会公認、アスレティックトレーナー、国際マッケンジー協会公認、セラピスト、国体クライミング競技トレーナー

●宮下 貴史(理学療法士) 
【趣味】なし 
【資格・活動等】3学会合同呼吸療法士、心臓リハビリテーション指導士、栄養サポートチーム専門療法士、腎臓リハビリテーション指導士

●西川 理(作業療法士) 
【趣味】散歩、石拾い
【資格・活動等】(-社)日本作業療法士協会員、(-社)長野県作業療法士会員

先輩ナースの声

3階病棟 3年目看護師M・Fさん

常に笑顔で患者さんと関われるように心がけています

現在の仕事について教えてください

消化器外科・消化器内科・循環器内科の混合病棟で働いています。循環器チームに所属し、狭心症や心筋梗塞、心不全の患者指導や退院後の生活に向けた支援をおこなっています。また、医師やリハビリ、栄養士、MSWなどの多職種と連携し、心臓リハビリテーションにも関わっています。外来看護師と連携し心臓カテーテル室、デバイス外来も担当しています

どんなところにやりがいをかんじますか

心不全の患者さんとの関わりで、再発予防や在宅療養中の症状悪化時の早期受診ができるよう、どのように患者指導したらよいか、また、自宅での生活が不安なく過ごすためにはどのような支援が必要か、患者さんやご家族と一緒に考え、その関わりにより信頼関係ができた時はやりがいを感じます心臓カテーテル室・デバイス外来など、病棟業務以外にも様々なことに挑戦できる職場なので、日々のやりがいにつながっています。

これからの目標・夢は

混合病棟で働いているので、循環器内科だけでなく、消化器疾患など他の分野の看護にも視野を広げていきたいです。また、植込み型デバイス認定士の資格取得を目指したいと考えています。

4階病棟 2年目看護師M・Fさん

患者さんに笑顔で関わることを心がけています

実際に働いてみてどのように感じますか

地域に密着し、地域医療に力を入れている病院だとおもいました。新人教育も整っていて、新人研修は毎月あります。 勉強の毎日ですが、職場ではプリセプターは先輩看護師がサポートしてくれますので、日々学べことが多く、働きやすい病院だと思いました。

現在の仕事について教えてください

整形外科の病棟で働いています。手術を受ける患者さんからリハビリを受ける患者さん入院されます。周術期からリハビリ期までの看護やケアをしています。

印象に残っているエピソードや嬉しかったことは何ですか

整形外科の患者さんは、入院や手術前より、元気になります。痛みやケガなどの骨折で動けなかった患者さんが、治療を受けて歩けるようになった姿を見た時はうれしくなります。また、患者さんに「ありがとう」と感謝の言葉を頂いた時は本当にうれしく、やりがいとなります。

5階病棟 8年目看護師S・Fさん

患者さんが元気に退院される姿に励みをもらっています

現在の仕事について教えてください

地域包括ケア病棟で、働いています。地域包括ケア病棟は、患者さんやご家族が退院後の療養生活を不安なく過ごして頂けるように準備をしていく病棟です。患者さんへ排泄や食事等のケアを行うだけでなく、ご家族の方が退院後、自宅で安心して介護ができるように、ご家族への指導に力を入れています。退院に向けて、多職種でカンファレンスを行います。患者さんの入院中の様子を一番把握する看護師は重要な役割を担っています

日々気をつけていることはなんですか

患者さんは治療や病気による痛みがあり、長期となる入院生活等で辛い思いをしています。そのような患者さんが、前向きに入院生活を送り、治療に臨めるように、丁寧な言葉づかいや対応、そして、患者さんの気持ちに寄り添えるように日々心がけています。

どんなところにやりがいを感じますか

地域包括ケア病棟は、病状が安定した患者さんやリハビリを必要とする患者さんが多いため、徐々に回復し元気になっていく姿や退院の際に患者さんやご家族が笑顔で「ありがとね」と話される姿とみると「これからも頑張ろう!」と前向きな気持ちになり、やりがい感を感じます

6階病棟 2年目看護師H・Sさん

様々な看護を経験できます!

現在のお仕事について教えてください

内科・小児科・歯科口腔外科の混合病棟で働いています。周術期の患者さんや化学療法を受けられる患者さん、人工呼吸器を装着している患者さん、緩和ケアが必要な患者さんと様々な状態の患者さんの看護やケアをしています。化学療法を受けられる患者さんは、入退院を繰り返す方も多く、長期的な関わりが必要となるので患者との信頼関係を大事にしています。

印象に残っているエピソードや嬉しかったことは何ですか

入院した時には、病状が悪かった患者さんが回復され、嬉しそうな笑顔で退院する姿をみると嬉しくなります。新人の頃から入退院されている患者さんから「そばにいて手を握っていてくれてありがとう、おかげで頑張れたよ」と言ってもらえた時は、看護師になってよかったなとおもいました。

就職してよかったことはなんですか

こどもの頃から、この地域にはお世話になったので、看護師として地域の方々に恩返しができてうれしいです。新人で入職した時は、何もできなかったですが、部署の先輩にサポートでしてもらいながら色々な事を経験し、今は多くのことが一人でできるようになりました。先輩看護師に「成長したね」と言ってもらえた時、ここの病院に就職してよかったなと思いました。

こころのホスピタル2階 5年目看護師S・Sさん

どんなことにも誠実に向き合うことを心がけています

現在のお仕事について教えてください

精神科の病棟で働いています。仕事をする上で、看護技術は大事ですが、患者さんの話を傾聴し、相談されたことは患者さんと一緒に解決する方法や目標を考え、「自ら選択」できるような関わりをしています。看護をする上ではコミュニケーションを大事にしています。

やりがいはなんですか

患者さんが自分自身で「選択」できるような支援をすることができて、回復に向かった時には、人の支えになれる看護の仕事を選んでよかったと思います。患者さんの気持ちに寄り添い、力になれることで自分自身も成長しているなと感じます

これからの目標・夢は

精神科分野の、専門的知識や技術をもっと深めていきたいと思っています。精神科認定看護師を目指したいと思っています。

手術室 2年目看護師A・Aさん

できることが増えるとやりがいを感じます

実際に働いてみてどのように感じますか

覚えなければならないことも多いですが、プリセプターや先輩看護師が見守ってくれました。大変だなと感じるときは、みんなでサポートしてくれます。わからない事は、しっかり教えてくれます。また、日々の業務での失敗や反省も一緒に振り返ってきれますので、その経験から成長できる環境だと思います。

現在のお仕事について教えてください

手術室で勤務しています。手術の際、医師の直接介助をする器械出しをしています。手術によって使用する器械も違うので、スムーズに手術が進むよう介助をします。そのため、覚えることも多いですが、他の部署ではできない看護師としての経験となります。また、手術前には、患者さん病室を訪問し、安心して手術を受けてもらえるよう、丁寧な説明と関係づくりをしています。安心できる環境づくりや声かけも手術室看護ではとても大事です

印象に残っているエピソードや嬉しかったことは何ですか

手術がスムーズに進み、先輩看護師や医師に「器械出しがうまくなったね」と言われたときはとても嬉しかったです。失敗や反省に振り返りから自分が成長したなと感じた時や任される仕事が増えた時はモチベーションも上がって自信につながりました。入職して1年が経ちますが、社会人として看護師としても成長ができた、充実した1年を過ごせました

認定看護師 緩和ケア認定看護師K・Nさん

認定看護師として活動しています

現在のお仕事について教えてください

緩和ケアチームのリーダー看護師として活動しています。緩和ケアを必要とする患者に多職種のチームで関わり、週1回のラウンドとカンファレンスを行っています。患者の症状や苦痛を少しでも緩和できるように検討し、提案もしています。また、臨床の現場で患者さんに関わる看護師にケアの方法や関わり方を指導しています。自分自身が活動するだけでなく、スタッフ育成も認定看護師の重要な役割と考えています

当院のアピールポイントは

病棟や病室から北アルプスが綺麗に見え、自然豊かで恵まれた環境に病院があります。総合病院であるため、様々な診療科があり、多くの学び・経験をすることができます認定看護師の取得には、病院から様々なサポートがあります。

これからの目標・夢は

認定看護師として、がん診療を支援する体制をつくっていきたいです。
そして、がんの患者さんが安心して治療を受けられるようにしていきたい。

がん化学療法看護認定看護師 H・Yさん

やりたい看護を一緒に見つけましょう

現在のお仕事について教えてください

外来の通院治療室で働いています。薬物療法を行う患者さんが、安心・安全・安楽に治療が受けられるよう日々活動しています。患者さんの持っている力を引き出して治療が継続できるよう、いろんな職種や部門と密に連絡・調整を行いながらケアの提供に努めています

やりがいはなんですか

どんな時でも患者さんのそばに寄り添い、「常にあなたの事を考えています!」と笑顔で関わることをこころがけて看護をしています。 いつも患者さんの傍でコミュニケーションをとり、自分が行った看護やケアの成果を見られることや、患者さんに指導しセルフケアを行えるようになった時はやりがいを感じます

これからの目標・夢は

がん化学療法看護認定看護師として、1人でも多くの患者さんが安心・安全・安楽に治療が受けられるように関わること、また、病院や地域に還元できるシステムを構築することを目標にしています。そして、がん看護興味を持ち、患者さんの気持ちに寄り添える看護師を多く育てていきたいです

各階のご案内(看護部)

6階病棟

【病棟概要】

4人部屋7部屋、個室17部屋
主診療科:内科、小児科、歯科口腔外科、緩和ケア科を中心とした混合病棟

【病棟の特徴】

小児や高齢者の看護に加え、人工呼吸器を使用している患者さん、緩和ケアを受けられる患者さん、歯科口腔外科の周術期の患者さん、血液透析や腹膜透析を導入する患者さんなどが入院されています。幅広い年代の患者さんが入院され疾患も様々ですので、多くの知識が要求されます。それぞれの立場で学習を進め病棟全体で共有しています。患者さんを中心とした多職種でのチーム医療に取り組んでいます。

また、緩和ケアを受けられる患者さんを受け入れているため、患者さんやそのご家族が大切な時間を過ごせるように、ソファーベッドを完備した個室や、家族控え室、共同キッチンもあります。

患者さんやご家族の思いに寄り添い、希望に添った看護が提供できるよう日々取り組んでいます。

5階病棟

【病棟概要】

主診療科:整形外科、内科、歯科口腔外科
主疾患:肩腱板断裂、脳血管疾患、心不全、大腸内視鏡検査、局所麻酔下での抜歯、静脈麻酔下での抜歯

【病棟の特徴】

当病棟は主に退院支援・調整を行う地域包括ケア病棟です。
多職種と協力し、一人ひとりの患者さんに合わせた支援をしています。高齢化に伴い老々介護や独居の方も多い中で、退院調整を行う難しさはありますが、とてもやりがいがあると感じています。
また、変化のない入院生活の中で少しでも楽しみや希望が持てるように、季節に応じた飾り付けや病棟内デイケアを年に2~3回開催しています。

    

4階病棟

【病棟概要】

主診療科:整形外科
主疾患:肩疾患、脊椎疾患、上・下肢疾患、骨折

チームワークを大切に、スタッフ全員が一丸となって患者さんにとって最善の治療・ケアに努めています。患者さん中心の医療・看護の提供をします。

【病棟の特徴】

整形外科は肩疾患・脊椎疾患、上・下肢疾患、骨折などの患者さんが入院されています。主な治療として検査・手術(約15~20例/週)、リハビリが行われています。 医師、看護師、看護補助者、リハビリスタッフと協力し、患者さんの回復を実感できるやりがいのある病棟です。入院生活を送る上で、日常生活動作(ADL)の援助を必要とされる患者さんがほとんどであるため、患者さん個々の医療情報を共有しながら、患者さんのニーズに合わせた看護ケアを行っています。また、受け持ち看護師が入院時に患者さんやご家族と面談し、入院生活における心配事等の確認を行っています。
リハビリスタッフやMSW(医療ソーシャルワーカー)とのカンファレンスも頻回に実施し、常に情報を共有することで患者さんのADL向上・早期在宅復帰に向け努力しています。また、患者さんの入院時持参薬も多く、薬剤師とも情報を共有し服薬指導を行っています。まさに、医師、看護師、理学・作業療法士、薬剤師、MSW等とチーム医療で頑張っています。

3階病棟

【病棟概要】

主診療科:消化器(外科、内科)、循環器内科、呼吸器外科、眼科
主疾患:消化器(外科、内科)、循環器内科、呼吸器外科

【チーム医療】

急性期チーム/急性期病棟の看護の実践 〜緊張感の中でも患者さんとご家族に寄り添いながら〜

消化器外科(胃、膵胆管、大腸、ストマ造設)、呼吸器外科の術後、呼吸器管理、急性心筋梗塞・大動脈解離・急性心不全の看護を行っています。急性期は異常の早期発見が重要であり、些細な患者さんからのサインを見落とさないよう観察やアセスメントを行っています。 また、急性期は患者さん、家族にとって不安も多く、患者家族に寄り添う看護を大切にしています。医師や理学療法士、管理栄養士など多職種連携し、急性期からの早期離床、栄養管理を行います。

消化器チーム/ 周術期看護の知識と技術を生かして〜退院後の生活も支える〜

内視鏡ポリープ切除術(ポリペクトミー)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的逆行性胆道膵管造影(ERCP)、内視鏡的胆管ステント留置術などの内科的治療、開腹術・患者さんへの侵襲が少ない腹腔鏡手術が行われており、消化器内科・消化器外科が連携できるようセンター化されています。 また呼吸器外科では開胸術、胸腔鏡手術も行われています。3学会合同呼吸療法認定士も在籍しており、担当理学療法士と連携して呼吸リハビリテーションも行っています。 高齢患者の手術件数が増加しており、緩和ケアチーム、3D(うつ・せん妄・認知症)サポートチーム、皮膚排泄ケア認定看護師、感染管理認定看護師、がん化学療法認定看護師、その他の多職種と連携し退院後の生活を見据えて術前後の看護を行っています。

循環器チーム/循環器看護のスペシャリストを 〜多職種と連携して、地域での生活につなげる〜

心臓カテーテル造影検査(CAG)、冠動脈形成術(PCI)、カテーテルアブレーション、ペースメーカ植込み術(PMI)、狭心症、心筋梗塞、大動脈解離、心不全などの循環器疾患の看護を行っています。患者さん一人一人の心臓の機能に合わせた心臓リハビリテーションも積極的に行っています。入院時から退院後の生活を見据えた介入を行い、週に1回多職種カンファレンスを行い、退院後も生きがい・やりがいを持って生活していただけるような多職種連携を行っています。 心臓リハビリテーション指導士の資格を持った看護師も在籍しています。

血管造影室との一元化

病棟看護師、外来看護師が血管造影室を担当し、カテーテル検査・治療前後の看護を継続して行えるような体制を整えています。

外来との一元化

当院では、心不全外来・デバイス外来を開設しており、医師の診察と合わせて看護師の専門外来を行っています。外来看護師と連携して、病棟看護師が外来を担当しています。 心不全外来では、心不全療養指導士資格を持つ、看護師が担当し患者さんの再入院予防、QOL維持向上も目的に個別面談と心臓リハビリ・栄養指導などとの連携も強化しています。 デバイス外来では、植込み型心臓デバイス認定士を持った看護師がペースメーカー・植込み型除細動器(ICD)、心臓再同期療法(CRT)植込みされた患者さんが不安なく生活できるよう、専門性のある介入を行っています。

緩和ケアチーム/終末期看護の実践 〜安心できる最期のときを家族とともに〜

癌、神経疾患、血液疾患、心不全など、さまざまな疾患の終末期看護を行っています。病棟内の消化器チーム、循環器チームとの連携はもちろんのこと、緩和ケア認定看護師、がん化学療法認定看護師、理学療法士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー(MSW)などの多職種と蜜に連携を取り合っています。また、定期的なカンファレンスだけでなく日常の業務の中でも、短時間で行う「ちょっと来てカンファレンス」も積極的に行っています。患者さん、ご家族の希望が尊重できるような関わりを大切にしています。 ACP(アドバンス・ケア・プランニング=患者さん家族が現在の病気だけでなく、あらかじめ今後の医療や介護について話し合うこと)、“患者さん・ご家族の希望に添えるような思いやりのある看護”を大切にしています。

3階病棟 資格取得者

・3学会合同呼吸療法認定士 2名(3学会合同呼吸療法認定士認定委員会) ・心臓リハビリテーション指導士 1名(日本心臓リハビリテーション学会) ・植込み型心臓デバイス認定士 2名(日本不整脈心電学会) ・社会福祉士 1名(厚生労働省) ・認定心理士 1名(日本心理学会) ・介護福祉士 1名(厚生労働省) ・養護教諭1種 1名(文部科学省)・心不全療養指導士2名(日本心不全学会) (2021年4月現在)

学会や院外研修会への参加も積極的に行っています。
過去の学会発表一覧

「NHKワールド」で紹介されます

リハビリテーション科と信州大学の共同研究成果がNHKワールド「Medical Frontiers」で紹介されます!

当院、病院長兼循環器病センター長の富田威医師とリハビリテーション科理学療法士の赤羽弘泰さんらが信州大学・スポーツ医科学教室(増木静江 教授)と共同で取り組んでいる研究テーマ「インターバル速歩の心臓リハビリテーションへの適用」の成果が、日本の医学研究を世界に向けて発信する番組:NHKワールド「Medical Frontiers」で、2024年2月5日23:30~(日本時間)紹介されます。

無料オンデマンド配信 など国内放送予定の詳細は、こちら信州大学ホームページをご覧ください。

  

内科(糖尿病透析予防診療チーム、心臓リハビリテーション、腎臓リハビリテーション)

各医師が専門性を持ちつつ、幅広く一般内科の診療に従事しています。
専門診療としては、リウマチ・膠原病、糖尿病、肝臓、腎臓内科、在宅支援を設けています。

循環器センターの案内はこちら

診療協力・支援の体制

  • 人工透析室  ベッド数 25  最大収容人数 65名
    腎不全、膠原病、高脂血症に対する血液浄化療法をおこなっています。
    血液透析、血液濾過透析、血漿交換、免疫吸着、エンドキシン吸着が可能
  • 血管造影システム

認定施設

学会等認定施設

  • 日本内科学会 認定医制度教育関連病院
  • 日本循環器学会 認定循環器専門医研修施設
  • 日本心臓リハビリテーション学会 認定心臓リハビリテーション実施施設
  • 日本消化器病学会 専門医制度指導施設
  • 日本消化器内視鏡学会 指導連携施設
  • 日本消化器内視鏡学会 JEDProject参加施設
  • 日本消化器学会 関連施設
  • 日本胆道学会 認定指導医制度指導施設
  • 日本呼吸器学会 関連施設
  • 日本血液学会 認定専門研修教育施設
  • 日本精神神経学会 専門医制度研修施設
  • 日本専門医機構 精神科領域専門研修プログラム整備基準認定
  • 日本専門医機構 整形外科領域専門研修プログラム整備基準認定
  • 日本脊椎脊髄病学会 日本椎間板酸素注入療法 実施可能施設
  • 日本呼吸器外科専門医 合同委員会認定修練施設
  • 日本外科学会 外科専門医制度修練指定施設
  • 日本リハビリテーション医学会 認定研修施設
  • 胸部外科教育施設協議会呼吸器外科 基幹修練施設
  • 日本眼科学会 専門医制度一般研修施設
  • 日本麻酔科学会 麻酔科認定病院
  • 日本泌尿器科学会 専門医拠点教育施設
  • 日本超音波医学会 認定超音波専門医研修施設
  • 日本口腔ケア学会 口腔ケア認定施設
  • 日本老年精神医学会 認定施設
  • 日本がん治療認定医機構 認定研修施設
  • 肺がんCT検診認定施設
  • 地域がん診療病院
  • 臨床研修指定病院
  • 救急告示医療機関
  • 薬学生実務実習受入施設
  • NCD施設会員登録施設(外科領域)
  • 一般病院連携精神医学専門医研修施設
  • 電気けいれん療法研修施設
  • 信州大学医学部教育協力病院認定
  • 日本歯科口腔外科学会 准研修施設
  • 日本手外科学会 基幹研修施設認定
  • 日本臨床栄養代謝学会 NST稼働施設認定
  • 日本臨床細胞学会 日本臨床細胞学会認定施設

(2024年4月現在)

リハビリテーション科

理念:地域の皆さまの、多様化したニーズに応じた適切で質の高いリハビリテーションを行います

基本方針

  1. 他部門、他職種との連携をはかりながらチーム医療に取り組みます
  2. 一人ひとりにあわせた、リハビリテーションを実施します
  3. 地域を含む包括的なリハビリテーションに取り組みます
  4. 知識・技術の研鑽に励み専門職としての責任を果たします
  5. 創造性と責任感をもつ人材育成に努めます

スタッフ構成

  • 理学療法士(PT)42名(一般14名、肩関節治療センター20名、訪問4名、通所1名、白馬診療所3名)
  • 作業療法士(OT)16名(身障8名、精神3名、訪問2名、精神訪問1名、通所1名、白馬診療所1名)
  • 言語聴覚士(ST)3名(訪問兼務)

~認定資格等~

  • 理学療法士、作業療法士臨床実習指導施設
  • 3学会合同呼吸療法認定士:理学療法士5名、作業療法士1名
  • がんリハビリ研修修了者:理学療法士10名、作業療法士6名、言語聴覚士2名
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー:理学療法士1名
  • 心臓リハビリテーション指導士:理学療法士2名
  • 腎臓リハビリテーション指導士:理学療法士2名
  • 認知症ケア専門士:言語聴覚士1名
  • 地域包括ケア会議推進リーダー:理学療法士5名、言語聴覚士1名
  • 介護予防推進リーダー研修修了者:理学療法士5名、言語聴覚士1名
  • 認定作業療法士1名
  • 信州大学医学部 臨地実習委嘱講師
  • 臨床実習指導者講習会修了者:理学療法士15名、作業療法士7名 
  • 循環認定理学療法士1名              (2023年4月現在)

    理学療法(PT)部門

    理学療法とは、事故や病気、スポーツ中の怪我などによって身体に障害を持った方や身体の機能が衰えた高齢者が「起き上がる」「座る」「立つ」「歩く」などの「基本的な日常生活動作」を回復できるよう行うリハビリテーションのことをいいます。

    整形外科リハビリテーション

     整形外科理学療法では、背中の痛み、肩・膝股関節といった「体を動かす」ことに関わる関節や筋肉などの怪我や病気で入院された患者さんに対し、入院・手術の直後から積極的にリハビリテーションを実施しています。
    患者さんの状態に合わせて、痛みの軽減、関節の動きを良くする、筋力を高めるなどの機能回復、日常生活動作や歩行練習を行います。また、医師、看護師、医療ソーシャルワーカーなど他職種と常に連携をとり患者さん一人ひとりに適した安全で効果的なリハビリを実施し、できる限り早く安心して自宅に帰れるよう支援しています。

    【リハビリ室での歩行練習】

    【膝関節に対するリハビリテーション】

    【主な対象疾患】整形外科理学療法では、年間延べ590名程の入院患者さんのリハビリテーションを実施しています。主な疾患は高齢者の骨折、人工股・膝関節、脊椎手術や関節鏡術後などになります。

    2022年度疾患別症例数(入院)
    下肢骨折 193件
    脊椎疾患 94件
    体幹骨折 75件
    変形性関節症 103件
    上肢骨折 26件
    脊髄疾患 18件
    アキレス腱断裂 5件
    その他 65件
    合計 579件

    外来リハビリテーション

    外来理学療法では、整形外科医の診察のもと手術をせずにリハビリテーションを行う保存療法(腰痛症、肩関節周囲炎、変形性股・膝関節症、鵞足炎(がぞくえん)など)の患者さんや入院から自宅に退院した後の患者さんへリハビリテーションを提供しています。
    外来でのリハビリテーションに加え、生活上の注意点や自主トレーニング指導なども積極的に行い患者さんに寄り添った治療が行えるよう支援していきます。

    内科・外科疾患リハビリテーション

     脳のような神経の病気、肺、心臓、腎臓などの内臓の病気の患者さんに対して治療と並行して、退院に向けて早期よりリハビリテーションを行っています。運動療法、物理療法を用い、入院中の体力低下予防、退院してから必要な動作を練習します。患者さん個々の状態にあわせた運動や方法、道具等を選択します。また、再発予防や、獲得した機能維持に向けて外来、訪問、通所リハビリにて継続したリハビリテーションを行っています。外科手術を受けられる方には手術後の早期回復を促すために手術前後でリハビリテーションを行っています。手術前から手術に備えて身体づくりをし、手術後は早期からリハビリテーションを開始しスムーズに元の生活に戻れるようにサポートしていきます。
    【対象疾患】脳血管疾患(脳梗塞等)、神経疾患(パーキンソン病等)、循環器疾患(心不全・心筋梗塞・狭心症等)、呼吸器疾患(肺炎・肺気腫等)、悪性腫瘍、外科手術前後、内視鏡治療後等幅広く対応しています。

    【心臓リハビリの様子】

    【呼吸リハビリの様子】

    女性骨盤底医学センター

    【超音波を使用し筋肉の動きを一緒に確認】

    【主な対象疾患】骨盤臓器脱(膀胱脱、子宮脱、直腸脱)と尿失禁(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁)
    これらの疾患は女性特有の疾患で、中年以降に多いですが出産後の若年尿失禁も対象となります。また、男性の頻尿や前立腺手術後の尿漏れ、便漏れも女性骨盤底医学センターで対応しています。女性では解剖学的な男女差による骨盤底の弱さが重要で、加齢・分娩・肥満などが主な原因です。骨盤底筋群が弱くなると十分に働きにくくなるため、骨盤臓器脱や尿漏れ、便漏れなどの症状が生じてしまいます。この分野のリハビリは、骨盤底筋を自分の意思で動かしたり、緩めたりすることで機能および症状の改善を図っていきます。目で見える場所ではないため、正確に筋肉が動いているかどうかは超音波などを使用しながら患者さんと一緒に確認しながら行っています。女性には女性スタッフが、男性には男性スタッフが個室で対応しています。

    スポーツ障害外来(肩関節治療センター内)

    医師:村上 成道(MD Sports Support 代表)
    運動や競技をしている方に起こる身体の問題は、外傷と障害の2つに分けられます。外傷は転倒や衝突などのアクシデントでおこる骨折や捻挫といったケガのことです。そのような外傷はギプスやテーピングでの固定や、必要であれば手術をして治療します。一方スポーツ障害とは、競技によって体の一部に過度な負担がかかったり、上手く全身を使えず他の部位に負担をかけてしまうことで痛みなどの症状を出すことです。このようなスポーツ障害の症状は、単に患部の安静や手術で解決することは難しく、体全体の使い方や患部以外の筋力、関節の動きなどを修正しない限り症状を繰り返すことがあります。スポーツ障害はいろいろな問題点の積み重ねで起こります。痛みを我慢して放置したままスポーツを継続してしまうことで大きな障害やケガにつながってしまう可能性もあります。スポーツ障害外来では、そのような状態になる前に痛みを軽減させたり、関節の動きをよくしたり、筋力をつけたり、全身のバランスを整えたりするなど、それぞれの問題点に対して理学療法士がリハビリしていきます。何か症状がおありの方は一度お問い合わせください。

     

    作業療法(OT)部門

    当院は、身体領域(ハンドセラピィ含む)と精神領域で診療しています。「作業」とは 食べたり、入浴したり、家事をしたり、仕事をしたり、趣味をしたり、人の日常生活に関わるすべての諸活動を「作業」と呼んでいます。作業療法は病気やけがなどによって、身体やこころに障がいをもった人に対してその人らしい生活をとり戻していくために、様々な作業活動を用いて、治療や支援をしています。

    身障領域

    【食事動作練習】

    【調理動作練習】

    日常生活の自立や介助量軽減を目指します。家事動作(調理 掃除など)を行ない家庭での役割を継続出来るように支援します。高次脳機能や認知機能を評価し障がいの理解に努めます。医療ソーシャルワーカーや理学療法士と協力し退院前に家屋調査を行い、福祉用具の提案や生活様式を検討します。

    ハンドセラピィ

    ハンドセラピィとは、リハビリテーションの中でも手の外傷や疾患に対する専門分野です。指はそれぞれが独立して動き,また鋭い感覚機能があることで精密な動きが可能となります。1本の指の怪我でも大きな障害(手の使いにくさ)となってしまうことも稀ではありません。そのため術後の場合は早期からリハビリテーションを開始し、「機能の改善」と、「生活する手」の獲得を目標としています。手指の関節の動きを改善したり、指先で物をつまむ練習を行います。またスプリント(装具)の作製や、感覚の検査も行います。
    【対象疾患】骨折・脱臼(肘、前腕、指)、突き指によるPIP関節掌側版剥離骨折・マレット指・靭帯損傷、屈筋腱断裂、伸筋腱断裂、ばね指、母指CM関節症、切断指、TFCC損傷、デュピュイトラン拘縮、テニス肘、ゴルフ肘、肘部管症候群、手根管症候群など

    スプリント(装具)療法

    【PIP関節伸展ブロックスプリント】

    【カックアップスプリント】

    痛みのある関節や、靭帯損傷などによる不安定な関節を保護します。また硬い関節を矯正したり、指の動きを補助する場合もあります。

    感覚検査

    感覚の鈍い部分を検査します。神経損傷や手根管症候群、肘部管症候群の手術前後に行います。

      

    2022年度疾患別症例数(入院・外来)
    内科疾患 972件
    手外科疾患 894件
    整形疾患 264件
    がん疾患 314件
    外科疾患 175件
    合計 2619件

    精神領域

    【対象疾患】うつ病、認知症、アルコール依存症、摂食障害、統合失調症など、精神疾患の方
    健康的な機能に働きかけ、その人らしくより良い日常生活、社会生活が送れるようにサポートしていきます。「生活にメリハリをつけたい」「人とうまく付き合えるようになりたい」「就学や就労など社会復帰の準備をしたい」などの悩みをお持ちの方はお気軽にご連絡ください。

    解放的なテラス空間でゆったり過ごしながら一呼吸。花壇の花も綺麗に咲きます

    希望に応じ調理練習も行います。

    実用的な革小物が完成しました。

    機織りの活動風景

    陶芸作品の一例

    2022年度精神科作業療法対象者数(入院・外来)
    統合失調症 86件
    気分障害 85件
    依存症 37件
    神経症 0件
    摂食障害 4件
    発達障害 11件
    認知症 47件
    その他 35件
    合計 305件

    言語療法(ST)部門

    当院の言語療法部門では、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によることばの障害、また高齢者を中心とした飲み込みの障害(摂食嚥下障害)などに対応しています。 
    脳梗塞や脳出血を発症された場合、損傷を受けた脳の場所によっては失語症といったことばの障害や、構音障害といった発音の障害を生じることがあります。ことばによるコミュニケーションに制限が生じると、ご自分の意思を伝えることや、考えを適切に伝えることなどが難しくなってしまいます。ことばは人間だけが持っている大切な機能です。その機能が改善できるよう言語療法にて支援していきます。
     その他、ご高齢の方を中心とした飲み込みの障害にも対応しています。高齢になると「食べる時にむせる」「食べ物がのどに詰まる」といった、摂食嚥下障害がみられる場合があります。食べることは楽しみの一つですが、摂食嚥下障害によってうまく食べられなかったり、誤嚥性肺炎といった肺炎を生じやすくなったりします。ご高齢の方がおいしく、安全に食べられるよう、医師や看護師をはじめ、関連スタッフと連携しながら状態の把握や、機能の改善、食べやすい食事形態の提案などにあたらせていただいています。飲み込みの事でお困りの際はご相談いただければと思います。

    言語療法室でのリハビリの様子

    病室での嚥下内視鏡検査の様子

日本心臓リハビリテーション学会学術集会で優秀賞を受賞

受賞演題

「インターバル速歩の心臓リハビリテーションへの導入の試み:IoTによる在宅・遠隔型個別運動処方に向けて」

 第29回日本心臓リハビリテーション学会学術集会において、優秀賞を受賞しました。
 現在、心臓リハビリテーションの運動処方は、患者の最大体力の40-85%強度の運動を1日30分以上、週3日以上実施することが推奨されています。
一方、我が国では、病院側の問題として設備やスタッフ、患者側の問題として通院の手間があり、週1回実施している病院がほとんどです。
その結果、十分な効果が得られていませんでした。
そこで、今回、信州大学と共同でインターバル速歩を核とした「遠隔型個別運動処方システム」の在宅型心臓リハビリテーションへの適用の可能性を検討しました。
その結果、同システムの有用性と安全性が明らかになり、学会から高く評価されました。
今後も探究心を持って研究・臨床に取り組んでいきたいと思います。

循環器病センター 理学療法士 赤羽弘泰

2019 きずな7月号

  • あづみ豆知識 ~大腸がん検診~
  • 介護職員初任者研修・受講生募集
  • 呼吸器外科シリーズ2~進行期肺がん~
  • リハビリテーションシリーズ2~女性骨盤底リハビリテーション~・~心臓リハビリテーション~
  • おすすめレシピ~チョコレートムース風ケーキ~

2018年 きずな7月号

  • 特集心臓リハビリテーションvol2~フレイル~
  • 消化器内科シリーズ2~胆石と胆道炎~
  • 精神科シリーズ2~アルコール依存症~
  • おすすめレシピ~鮭のムニエルラビコットソース

2018年 きずな6月号 

  • 特集 心臓リハビリテーション1~移転
  • 消化器内科~ピロリ菌と胃がん~
  • 精神科~せん妄~
  • あづみ豆知識~野菜をたべよう~
  • おすすめレシピ~ちぎり豆乳パン~

2017年 きずな3月号 

  • 特集 心臓リハビリテーション
  • 新病棟探検シリーズ リハビリテーション科
  • 下肢の外傷疾患第12回 膝障害
  • 定年退職者の方から
  • レシピ ちくわの大葉揚げ

心リハ~インターバル速歩~

MGプレスさんにてインターバル速歩の記事が掲載されました。
当院では、2018年より能勢博先生指導のもと、インターバル速歩を取り入れた心臓リハビリテーションに取り組んでいます。
今回の記事では、そのインターバル速歩リハビリの実践内容が紹介さています。

出典:2020年5月27日付MGプレスから
記事の内容はこちらからご覧ください。記事1 記事2
当院のインターバル速歩を取り入れた心臓リハビリテーション紹介2018年6月号きずな記事

広報山岸

 

広報誌「きずな」7月号 

広報誌「きずな」7月号が発行になりました。

  • 特集 ~大腸がん検診~
  • 呼吸器外科シリーズ2~進行期肺がん~
  • リハビリテーションシリーズ2~女性骨盤底リハビリテーション~・~心臓リハビリテーション~
  • おすすめレシピ~チョコレートムース風ケーキ~

きずな7月号

 

 

心リハ学会に参加しました!

 7月13~14日に大阪国際会議場で開催された「日本心臓リハビリテーション学会学術集会」へ循環器チームの医師、看護師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士の総勢12人で参加してきました。
今回の学会では、私(管理栄養士)が“動脈硬化性疾患予防のための栄養指導”についての研究発表を行いました。日常業務の中で思った疑問点を追及し研究したことで、今後の臨床へ活かすことができる内容になったと思っています。初めての学会発表だったので胃腸がおかしくなるくらい緊張しましたが、一緒に学会へ参加した職員の励ましや声掛けが力となり無事に発表を終えることができました。


▲学会発表の様子
学会では多職種で医療を進めるために1番大切なことは”スタッフ間のコミュニケーション”と話していました。当院の循環器チームは、日々コミュニケーションを大切にチームで診療や患者さんのケアにあたっています。

大阪への道のり、学会終わりの飲み会には参加者でわいわい楽しみました。このコミュニケーションが仕事の効率化に繋がり、すべては患者さんのために繋がっていくと感じています。
 食べることは人にとって楽しみであり、なにより生きるために必要なことです。そんな身近でとても大切なことに携わる仕事の中で、今後も多職種チームの一員として地域や患者さんに貢献していきたいと思います。


▲参加したメンバーと

管理栄養士 中島沙霧