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第50回日本肩関節学会・第20回日本肩の運動機能研究会に参加して

 10月13日(金)〜10月14日(土)に東京で行われた「第50回日本肩関節学会・第20回日本肩の運動機能研究会」に参加してきました。

 本学会は日本の肩関節治療を代表する医師の先生方をはじめ理学療法士、作業療法士、看護師など日常診療で肩関節疾患に携わる全ての職種が対象の学会です。
本学会の学会テーマは「Standing on the shoulders of giants〜半世紀を振り返り、過去から現在、そして未来へ〜」でありました。日本肩関節学会は今回で50回目、日本肩の運動機能研究会は20回目の節目の開催となり、各学会の歴史や今後の展望に関する講演があり、大変興味深かったです。
 その中で私は、「関節可動域の改善が棘上筋筋萎縮を回復させるのか?」という演題で口述発表を行ってきました。座長の先生や参加者と活発なディスカッションを行うことができとても有意義な時間でした。当院は肩関節腱板断裂で手術される方が多く、術後のリハビリテーションにおいて腱板構成筋群の回復は重要です。今後もこのような学会活動を通じて、日々の診療でより良いリハビリテーションを提供できるように努めてまいりたいと思います。

肩関節治療センター 理学療法士 野本

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