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植込みデバイス関連冬季大会に参加して

 こんにちは、3階病棟の看護師です。
今回、私は2月に開催された「植込み型デバイス関連冬季大会」に参加させていただきました。
 私は3階病棟で循環器チームに所属しており、ペースメーカ植込み患者さんと関わることが多くあります。そこで、ペースメーカの仕組みや植込み患者さんが抱える悩みなども知り、興味を持ったことがきっかけで今学会へ参加させていただきました。
様々な発表を聞き印象に残っていることは、ペースメーカやICD植込み患者さんは生活が制限されてしまう時もあり、悩みや不安があります。そのような時は看護師だけでなく、多職種で関わっていくことが大切であることを学びました。ある施設では、精神的な分野では心理士が主に関わり、疾患については医師や看護師が関わっていく。当たり前のことではありますが、1人の患者さんに対して多くの専門分野の職種が関わり情報共有することは、患者さん・家族が安心する一番の関わりであると感じました。
 当院では、毎週木曜日にデバイス外来があり、私はその外来にも出させていただいています。例えば、畑仕事やゴルフなどが楽しみであるが、息切れや動機がしてしまうという外来患者さんに対して、ペースメーカの設定が妥当なのかを多職種と話し合い、リハビリスタッフに評価してもらい連携をとっています。次の外来の際に、「運動してもあまり息がきれなくなった。楽になったよ」などの声も聞かれうれしく思います。まだまだ私自身は未熟で勉強中なので諸先輩がたの指導をいただきながら行っていますが、今学会に参加したことを生かして今後も多職種との連携を大切にしていきたいです。

大会冊子の表紙は安曇野出身のかたの絵だそうでとても可愛らしい絵でした。
また、巾着やお酒、他のおつまみなども参加品としていただけたのでいいこと尽くしです。

3階看護師 福島

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