フレッシュナースブログ

〜がん看護、エンゼルケア〜

 こんにちは。11月に入り紅葉がきれいな季節となりました。病棟から見える紅葉もとても綺麗で、患者さんたちも病棟から紅葉を楽しんでいます。
4月から働き始め、8ヶ月が経ち、夜勤業務が始まっています。日々忙しく過ぎていきますが、責任が増えるにつれ、自分の自信にもつながっています!ときには同期と遊んだりリフレッシュしながら、仕事とプライベートを両立させています。

 さて、10月30日に行われた新人研修では、がん看護やエンゼルケアについて学びました。

自分自身ががんと宣告されたとき、受け入れられず、様々な感情が湧き上がってくると思います。そこで緩和ケアが重要になってきます。緩和ケアは患者さん本人だけではなく、患者さんのご家族もケアしていきます。新人看護師同士でカードを使った”もしバナゲーム”を行いました。人生の最後をどのように迎えたいか、自分自身の優先度の高いカードを選び、お互いに見せ合いました。もしもの場合ですが、人生の最後には人それぞれ大切にしたい思いや時間があると言うことを知りました。緩和ケアでも、患者さんの思いやそのご家族の思い、大切にしている価値観を、自分自身も大切にしながら関わる必要があると感じました

 
 そして、エンゼルケアは死後のケアです。死に至った患者さんとその家族の別れの際に、環境を整え、その人らしい最期を迎えるために肌の色やツヤを表現し死後も患者さんの尊厳が保たれるように関わります。研修では、実際に使われているメイク道具を使用し、メイクの様子を見学しました。

  
 今回の研修は少し難しい研修でした。人の死に関わるということは、その人の人生を大切にして関わる必要があると感じました。

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