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初期臨床研修修了式が行われました

 3月24日にやまなみホールにて初期臨床研修修了式が開催されました。
臨床研修管理委員会にて研修修了が承認され、田中健太先生と政田啓輔先生が2年間の初期研修を修了することとなりました。
畑統括院長より修了証書が授与され、村田副統括院長からは花束が贈呈されました。


お二人とも緊張した面持ちで終了証書と花束を受け取っておられましたが、
その後行なわれた研修報告では、お二人らしい真面目で実直なお話を聞くことができました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響により、救急カンファレンス等がなかなか実施できず、症例報告を行なう機会が減ってしまいましたが、
研修自体に大きな影響はなく、滞りなく研修を進めることができたのは大変喜ばしいことでした。
苦難な状況の中での研修でしたが、研修医からは無事研修を修了できたことへの感謝の言葉をいただき、
事務局としてもとても心温まる式となりました。

3年目以降は、田中先生は県内の千曲荘病院へ、政田先生は整形外科専攻医として引き続き当院で研修されます。
それぞれ進む道は異なりますが、当院での研修を活かし今後も益々ご活躍されることを期待しております!!
田中先生、政田先生ご卒業おめでとうございます☆

 

臨床研修管理委員会事務局

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心不全療養指導士を取得

 心不全療養指導士は、2021年4月からの新しい制度で、心不全パンデミックにおける心不全の発症と、重症化の予防のための療養指導に従事する医療専門職に必要な基本的知識及び技能などの資質向上を測ることを目的に設立されました。
あづみ病院からは4名(看護師3名、作業療法士1名)が取得しました。
受験申込・症例報告・試験と、合格までは1年がかりでしたが、全員合格できとても嬉しいです。

 多職種で同じ資格を取得することのメリットは、同じ方向を向いて心不全療養指導に取り組めることだと思います。

  
 心不全は、治らない病気です。ただ生活面に気を付けることで、ある程度症状が出ないようにコントロールはできます。心不全療養のための正しい知識と方略を患者さんや家族や支援者に習得・理解していただいて、患者さんと心不全との付き合い方をサポートできたらいいなと思います。また、「心不全になったから」とやりたいことを諦める人もいますが、心臓に優しい方法に工夫をすることで、やりたいことを続けることもできます。作業療法士の専門性として、「やりたい」が「できる」を応援できるように、もっと勉強していきたいと思っています。

作業療法士 大塚