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美味しく・楽しく

前回同様、病態栄養について投稿します。
私は、臨床から少し離れてしまっているので、(病棟から相談があった時、その他ラウンド時のみしか病棟には顔を出せないため)
忘れてしまっていることや、分からないことなどが沢山あると感じています。
1人でできること、時間は限られており、現場のナースが1番の頼り。

食事の摂取量や嚥下状態、口腔ケアを実践しているスタッフからの情報収集、情報の共有が大事なのですが、それをどう活かしていくか。。。
まだ、勉強中の身なのでよいプランが浮かびませんが、管理栄養士、言語聴覚士、薬剤師と相談していきたい!
多職種連携ですね。

ただ、話についていかれないと思うので、まずは自分の知識を深めることが目標。
(誰か、家庭教師してくれないかな)

ある特養の1年半の口腔ケア効果に、
「口腔および咽頭の細菌数が減少、発熱の回数・期間の減少、歯肉炎や口腔粘膜の炎症が減少、口臭がしなくなった、食事量が増えた」といったことがあったそうです。
どれも嬉しい事ばかり。
入院中だけでなく、退院後も継続していっていただけると助かりますね。

ちなみに、言語聴覚士が摂食嚥下障害をテーマに、毎月学習会を開催しています。
今年9月で1年経過するため、11月から皮膚・排泄ケアについて、奇数月に学習会を開く運びになりました。
言語聴覚士が偶数月に行い、交互に学習会を行う予定です。
地域の施設スタッフの方々と、現場の悩みや困りごとなどを聞きながら、
美味しく・楽しく食べられることについても、一緒に学びたいと考えています。

 

*住吉大社反橋

あいにくの雨でしたが、幻想的でした。

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あこがれの栄養学

先月末に京都で開催された、病態栄養看護師セミナーに参加してきました。
「専門病態栄養看護師」とは
よりよい栄養管理を行うために、専門的知識および技術を有する看護師の資質向上と、国民の健康増進に貢献することを目的として認定された資格です。
試験は来年9月頃辞実施の予定とのことなので、看護師の資格としては新しい分野になります。
私自身が受験するかどうかは未定ですが、管理栄養士や薬剤師とは違う、「看護の視点で適切な栄養管理ができるようになれたらいいな」と思っているところです。

「塩分制限のため、食事を全量摂取できない患者さんにはどうしたら良いと思いますか」という問いに「制限を緩くする」と考えましたが、
講師は「私だったら常食に戻す。きっと全量は食べられないから、結果的に塩分制限になる。」と述べていました。
確かに、そうなんですよね。
献立の内容が完璧でも、残してしまったら意味がない。
私がずっと思っていたことを肯定してもらい、スッキリしました。

食べられないと排泄や褥瘡、傷などの治りにも影響するため、私にとっては死活問題!?だし、
栄養学は憧れの分野なのです。


*京都駅にて撮影

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