WOCNブログ
年の瀬に。。。
「丁寧なケアを行う。スタッフとよく会話をする。最後に自分と会話する。」
これは、認定審査に合格した時、先生から送られた言葉の一部で、
あの日から私の目標になりました。
丁寧なケアを常に心がけ、スタッフともよく会話をするようになり、会話から対話へと目標を変え活動してきました。
自分との会話は十分できてきると思っていましたが、実は出来ていなかったということに、
最近気付かされました。
きっかけは、先日休暇を取り、自分の時間を持てたから。
「もしかして私?」と感じ、しっかり向き合ってこなかったことが分かりました。
皆が忙しい時期に数日休みましたが、貴重な時間だったと思います。
つい自分のことは疎かになりがちなので、来年は少し優先順位を上げようかな。
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。
年末年始、仕事の人も休みの人も、良い年をお迎え下さい。
自分に向き合う時間が取れると良いですね。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた 24・7
WOCNブログ
今年の漢字は何?
私の今年を表す漢字は「初」です。
初体験が多く、見事に上半期と下半期で活動内容が変わった1年でした。
上半期は、新病棟移転・電子カルテの褥瘡管理システム導入・病院機能評価受審・学会発表など。
下半期は、排尿自立関連など。
国際的な学会から医師向けの講習会への参加、メーカー主催のセミナーでの発表などを行い、特にセミナーでの発表は勉強になったと思っています。
最初に作った資料は普通すぎてつまらない内容で、話したくなかった失敗談を盛り込んで作り直しました。
封印したかった過去を話せたのは、失敗も糧になっているので、恥ずかしいことではないと感じたからかな。
話を頂いたタイミングも丁度良かったのだと思います。
1番のネタは、私の発案で新しい製品が誕生したこと。
メーカーの営業担当者へ、「製品化して欲しい(きっと売れると思う)」とお願いをしたところ、企画が通り発売となりました。
会議では反対意見も多く、大変だったそうですが、「営業の企画が通ったのは恐らく初めてではないか。」とも聞きました。
試作品が完成し、実物を見せていただいた時は本当に嬉しかったな。
いいことばかりでもなく悪いこともありますよ。
それは、大ファンの安部先生のセミナーに、今年は2回しか参加できていないこと!
1年に3回以上は参加すると決めているのに!!
先生のお父様の口演と落語をお聞きしたこと、ランチョンで司会をされた時の発言などを併せて、1回とカウントできないかなと考えているところです。
やはり目標は、達成できそうな値にしてはいけませんね。
*生ガキと蒸しガキ。
どちらも美味しいけれど、蒸した方が美味しいと初めて知りました。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
WOCNブログ
弾性ストッキング
今月中旬、数年来の念願だった弾性ストッキングの講習会に参加しました。
テキストも持っているし、参加する必要はなかったのかもしれませんが、医師の講義を聞いてみたい気持ちを抑えられませんでした。
恥ずかしい話なのですが、当院ではここ2年ほど、医療機器関連圧迫創傷を数例発生させています。
その殆どが、術後患者さんの弾性ストッキングや弾性包帯、間欠的空気圧迫のための機器が原因です。
入院加療や手術により、静脈血栓塞栓症のリスクがあり、リスクにあった予防策を取りますが、それで創傷が発生しても良いはずはありません。
ギブスやコルセット、酸素マスクなどでも創傷発生のリスクがありますが、治療に必要な機器類なので、適切に使用し、医師の計画通りに治療が進むことが重要で、かつ、静脈血栓塞栓症と創傷の予防を図ることも大切です
私自身弾性ストッキングの愛用者でもあるので、安全に着用できるよう更に検討を重ねたいと考えています。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
WOCNブログ
新人看護師研修
今月上旬、コンチネンスケアについて新人看護師研修を行いました。
4月に行って以来8ヶ月ぶり。。。
消極的に感じた新人が、どの位成長したのか楽しみに当日を迎えました。
30分程度の講義後にデモンストレーション。
4グループに別れて全員が正しい当て方を行い、「退院予定の患者家族へおむつの当て方を指導する」という設定で発表してもらいました。
「分かりやすい指導のためには、どのように行えばよいのか。」考える必要があり、
私が家族役なので皆、緊張気味です。
それでも、どのグループも丁寧に分かり易い指導が行われたので安心しました。
「同期の仲間なので難しく考えずに、気が付いたことを指摘し合おう!」ということで、
良かったところや、もう少し工夫した方がよいかも?というところを遠慮なく出し合い、勉強になったことと思います。
「自分では気が付かない、気が付けないことを教えてもらえるなんてありがたいこと」
なので、「教えてもらってありがとう」という気持ちになって欲しいのです。
研修後のアンケートには、羞恥心への配慮や患者さん目線で考えること、アセスメントや根拠の大切さ、家族指導に必要なことを学べた様子が記載されていました。
今まで正しい方法と思っていたけれど、間違えていたところもあったと、気が付くことができたので研修の目標は達成できたのではないでしょうか。
出来ていない・分かっていないことを認めるのは、とても難しいこと。
これができればあとは簡単なのだと、いつもいつも考えています。
今年の新人には指導に苦労した分、私も良い勉強になりました。
受けてきた教育や育った環境などを考慮し、来年の研修に役立てたいと思います。
*病院屋上から見える北アルプス、今月上旬に撮影しました。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
WOCNブログ
ストーマケア講演
11月下旬に徳永先生の講演会に参加しました。
テーマは「ストーマケアにおける看護師の役割と皮膚・排泄ケア認定看護師との協働
~QOL向上を目標にしたストーマ保有者へのケアに必要な課題~」
病棟Nsも参加し、学習してもらいました。
・ストーマ装具交換は排泄ケアとして看護師が実践できなければならないケア。
・WOCは看護の専門性を可視化させるスキルを備える看護師。
・ストーマ造設術を受けた人々が手術したことを感謝することができる支援を行う。
・一流の患者を育てるために、納得するまで説明してもらえる環境を作る。
・アドボカシ―・セルフケア支援は看護の責務であり、正しい医療、安全な医療が行えているかモニタリングをする。
資料がないので必死でメモを取りました。
患者さんが主治医に聞きたいことがあった時、「先生に聞いておきます。」ではなく、
主治医に直接尋ねるよう支援すること、主治医にも説明のチャンスをつくることが看護なのです。
主治医にしてみたら「どうして本人が聞かないの?」と思うだろうし、直接やり取りを行った方がお互い気持ちよく、納得もできますよね。
私は「先生に聞きたいことがあるって言ってましたよね?」とか、むちゃぶりすることもありますが、「自分の体のことなのだから、自分で聞いた方が良い。」と伝えています。
・無駄な失敗はない。失敗も必然。
・感性を維持するために、自分にご褒美をあげること。
このふたつは得意!?かな。。。
先生お薦めの書籍も購入したので、ゆっくり読みたいと思います。
*ふわっふわのオムレツ。友人達とディナーで行ったのですが、気に入ったので一人でランチもしてしまいました。
*きのこたっぷり鍋。鍋が美味しい季節になりましたね。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた