WOCNブログ
新年度が始まりました
申年になって、もう3ヶ月が過ぎてしまいました。。。
私にとっては、あっという間でしたね。
2月はフットケア学会やストーマ・排泄リハビリテーション学会、
3月はおむつメーカー主催のフォーラムや、長野県内のWOCNセミナー等に参加し
充実していたので、投稿したいことはたくさんあるのに滞っていてすみません。
つい「のに」って使ってしまいますが、「~したのに。。。」っていうと
愚痴っぽいし、後悔しているみたいで良くない感じ。
特に「あんなに~したのに○○○だった。」っていう時が最悪!!!
期待し過ぎた時、多くを求めて過ぎた時、
自分の思うようにならなかった時、結果にがっかりした時。。。。
そんな時に出てしまうのかな。
まだまだ、精神修行が足りませんね。
「のに」もMy NG集に登録決定です!
最近のことは分かりませんが、当地では1ヶ月遅れでお祝いをします。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
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新人研修終了
毎年、新人看護師に対し研修を行っています。
今年も20名の新人看護師へ「スキンケアと褥瘡ケアの基本」と題して、60分間の講義と、
15分間の演習を行いました。
今回は「医療関連機器圧迫創傷」と「スキン-テア」についても盛り込んだので、
ボリュームが多くなってしまい、新人は大変!?だったのかもしれません。
実は、毎年研修を通して新人の様子を観察することを、密かな楽しみとしています。
理由は、研修の時の印象と、その後の成長が一致していることが多いので。
そういう私のことも、しっかり評価されているはずなのでお相子です。
今年は、問いかけに対しての反応が鈍かったので、
「聞かれたことに対してきちんと返事をすること。」を初めて指導しました。
1対1だとできるのだと思いますが、集団になると「自分以外の誰かがやってくれる。。。」といった心理が働くのだと思います。
このようなことが無い様、自分ひとりでも出来るようになって欲しいと伝えました。
研修後のアンケートに複数の新人が、指導したことについて書いてくれていたので、
今後に期待したいところです。
私は新人の時に面接で「どういう看護をしたいか」問われた時に、
「自分の家族や大切な人だと思って看護をしたい。」と答えました。
その時の気持ちは今も変わりありません。
変わったのは、体重と。。。。
若いっていいなぁ~
気持ちだけは若いんですけどねえ。。。
*情熱の赤い薔薇、花びら1枚まで美しい。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
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ユーザーフォーラムに参加して
3月上旬、当院も使用しているおむつメーカーの企画で松本にてフォーラムがあり、
県内と山梨県の施設から50名余りのユーザーが集まりました。
某施設看護部長からのオープニングスピーチの後、首都圏営業部長の講演があり、
使用施設の事例発表、ワークショップ、懇親会と盛りだくさんの内容。
発表を聞きながら、今日までの日々を思い出していました。
約4年半前に、現在使用しているおむつへ製品変更をした理由は、
単に製品が優れているだけでなく、アドバイザーのサポート体制が整っているから。
担当者が交代しても同じようにサポートを受けられるので安心なのです。
このようなフォーラムの企画も素晴らしく、他施設の取り組みを聞くのは参考になりますね。
導入から間もない施設の苦労もよく分かるし、安定した施設の悩みも共感できる。
発展した施設は今後の目標だけれど、コピーではなくオリジナリティーを出して行きたい。
私の今年度の目標は、地域連携について。
近隣の介護保険施設や、医療機関、在宅介護の現場と連携ができれば、療養環境の変化にも対応できると思し、貴重な情報は共有しなければもったいないでしょう。
WOC領域全てにおいて、地域連携を目標に活動します。
*16日に撮影しました。満開の桜と菜の花、スイセンがきれいですね。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた
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猛省
遅ればせながら、2月~3月中に参加した学会やセミナーについて4回連続で投稿します。
今回は、2月上旬に参加したフットケア学会。
会長は神戸大学の寺師先生、会場はポートピアホテル、テーマは「歩行を守る」でした。
フットケア学会は多職種の宝庫です。
医師は、形成外科、心臓血管外科、循環器内科、整形外科、皮膚科、腎臓内科、内科、外科といった多くの専門医が関わります。
看護師は、フットケア指導士、糖尿病療養指導士、糖尿病看護認定看護師、透析看護認定看護師、慢性疾患専門看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師などの資格を持った看護師や、
ジェネラル・ナースも参加しています。
対象者は、病棟や外来、在宅、施設と多くの場所に存在し、
多職種が介入すること、集学的治療を要することは褥瘡と同じですね。
「歩行を守ることは尊厳を守ること」
会長講演での言葉に衝撃を受けました。
正直なところ、歩行と尊厳についてはあまり考えたことがありませんでした。
「自分の足は自分で守りましょう。」と指導している私が、一番大切なことに気が付かなかったなんて。。。
身体的、精神的、社会的に患者さんを捉ているはずが、実際には出来ていなかったのです。
排泄ケアなど、尊厳を守ることに介入しているプライドは
何処へ行ってしまったのでしょう。
重要なケアをさせて頂いていると自覚すること。
自分のケアを時々振り返ること。
大切なことに気づかされた2日間でした。
休日に時間を作って参加して本当に良かった。。。
*懇親会で撮影しました。
頭を噛んでもらうと縁起が良いと聞き、私も噛んでもらいました!
写真ですが、噛まれた気分を味わって下さい。
いつもありがとうございます。 WOCN ふりはた