指導医・研修医ブログ

ありがとう、あづみ病院

 日差しが春の訪れを告げる頃となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。お世話になっております、北アルプス医療センターあづみ病院精神科専攻医1年目の前田和輝です。
 あづみ病院で精神科専攻医としての歩みを始めて早1年が経とうとしています。1年前は長野県という新しい土地で、初期研修のころ2か月だけしかローテートしなかった(サボっていたわけではありません)新しい科で、主治医になるという新しい立場での生活をはじめ、大変緊張していました。そのおかげで何回も朝カンファレンスの時に迷走神経反射を起こし、ベッドに担ぎ込まれたのはいい思い出です。
嘘です、迷惑をおかけし本当に申し訳ありませんでした。
 そんな自分でも1年間精神科医として学びを続けてこられたのは、スタッフの方々のおかげだと思います。優しく手厚く指導してくださるベテランの指導医の先生方、日々の業務や当直の中で身体の状態を相談させていただいた各科の先生方、外来や病棟で患者さんの容態をしっかり教えてくださる看護師さん、退院や日常生活を送る上でのサポートを考えていただけるソーシャルワーカーさん、聞きなれない薬の内容や薬剤変更など相談させていただいた薬剤師の先生方、退院に向けてのリハビリに尽力いただいている作業療法士、理学療法士、言語聴覚士の方々、なんでも相談し相談に応えていただいた事務の方々…一人一人感謝を述べれば書き尽くせないほどです。医者としても、精神科医としても、社会人としても未熟な自分を支えてくださり、指導してくださり本当にありがとうございました。
そんな冬は寒くも人は暖かいあづみ病院から今年度で異動することとなりました。次の勤務地はまた環境がガラッと変わりますが、あづみ病院で学んだことを糧に引き続き精神科医として邁進してまいります。最後に、思い出に残った長野県のグルメの写真とともにこの記事を終えたいと思います。皆様本当にありがとうございました。

 

精神科専攻医 前田和輝

1つ前のページへ戻る