フレッシュナースブログ

2021新人研修~転倒・転落、急変時の対応について~

 梅雨も明け、8月に入り本格的に暑くなってきましたね!
私は、暑さがとても苦手ですが皆さんはどうでしょうか?

さて、7月12日の新人研修では転倒・転落、急変時の対応について学びました。
転倒・転落の研修では、講義のほかに実際に理学療法士の方にアドバイスをいただきながら、立ち上がりや車椅子への移乗の適切な介助をお互いに実践しました。

  
転倒のリスクをゼロにすることは難しいことです。離床時に鳴るセンサーなどを使用しているからと安心せず、日々変化していく患者さんの状況を把握し、それぞれの患者さんに合わせた環境、転んだとしても大怪我に至らない環境作りをしていくことが必要だと学びました。
急変時の対応では、実際に現場で起こりうる場面を想定し、シミュレーションを行いました。4人の患者さんの検温時に誰か1人が急変したという設定で、その対応を考え、実践しました。


このあと急変が起こるとわかっていても、焦ってしまう部分があり患者さんが急変する怖さを感じました。


シミュレーションごとに、それぞれのグループで気がついたことやより良い対応についての話し合いも行い、自身の対応について振り返ることができました。
急変時に対応できるよう、普段の患者さんの状態を把握し、その疾患から起こりうる事態を想定し、日々関わっていくことが大切だと学びました。
 私は、精神科病棟に配属になりました。精神科では薬の副作用などもあり、普段から転倒が起こってしまうことが多いです。また、4月から徐々に自身で受け持てる患者さんの人数も増えていき、7月からはフォローしていただきながらですが1人での受け持ちが始まっています。1人でみる患者さんの人数が多く、転倒の危険性があるからと言って1人にずっと付いていることは難しいことです。そのため、今回学んだ介助方法や環境作り、また転倒が起こってしまったときの対応を現場で実践していきたいと思います。

新人看護師 精神科病棟 大池

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