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Point of No Return

認定看護師は、筆記試験の認定審査に合格してから、5年毎に看護実践と自己研鑽の実績について書類審査を受け、更新を重ねていきます。

合格までの道のりも大変でしたが、合格してからも決して楽ではありません。
実習の指導者からは、「これからが茨の道」と言われましたがまさにその通りでした。
 
更新までの5年間をひとつの節目と考えていたので、次の目標を考える時期なのですが、まだ決めかねています。
正確に言えば、殆ど決まってはいるけれど、覚悟が出来ない状態。
 
私は、モチベーションよりも「覚悟」が有るか無いかが重要だと思っていて、今はちょっとだけ迷っています。
でも、実は、もう戻れないところまで来てしまっているんですよね。
 
 
おみくじを引いたら大吉でした!
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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春から縁起がいい!?

 毎週水曜日、消化器外科の回診に同行し勉強をさせてもらっています。

8時40分に病棟へ来るように言われているので、今年の仕事始めは消化器外科回診でした。
主に術後の創を観察していますが、下腹部の観察や、患者さんへの説明を聞くことで、学ぶことが多いと感じています。
幸運なことに私の専門領域全てに、尊敬する医師が身近に存在し、知識や技術だけでなく、
人望も厚いため、色々な意味で本当に勉強になります。
尊敬する先生方のお役に立ちたいという思いも、私の原動力になっています。
今年は回診同行が仕事始めだったので、「こいつぁ春から縁起がいいわえ」という
気分なのです。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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私だけ?

 ある駅のトイレで、恥ずかしいことに、間違えて男性トイレに入ってしまいました。

以前から男女の記号が分かり難いトイレがあることや、高い位置に記号があり見え難さを感じることがあり、「いつか間違えるかもしれない。」と思っていましたが。。。
ついにやってしましました。

過去には、入る直前で気が付いたこともありますが、
今回は全く気が付かずに、入ってすぐ手前にある個室に入ってしまったのです。
出てきたところで男性とすれ違い、その方がすごく驚いた顔をして
入り口の記号と私の顔を確認したので、その時に間違えたと分かりました。

「やっぱり失敗しちゃったなぁ~」と思いながら、ふとこんなことを考えました。
「多機能トイレの入り口にオストメイトマークって表示してあるけど、一般の方が分かるのかな?」

気になったので調べてみたところオストメイトマークは、
「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備ガイドライン」に記載されており、
交通エコロジー・モビリティー財団では、「一見してその表現内容を理解することのできる情報提供手段として案内用図記号の検討を進めている」そうです。
少し安心しました。

オストメイトに限らず、見た目には分からない障がいを持っている方もいらっしゃるので、
公共の場所では不自由が無く、安心して外出ができるといいですね。

*写真はオストメイトストラップです。

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安部先生の公開講座まであと、57日!     
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ワークショップでの発表

先日、農村医学会のワークショップ「在宅医療の現状と課題」にて、
「ポータブル超音波診断装置を用いた在宅褥瘡評価の試み」を発表しました。
といっても発表者は、検査科のスタッフで褥瘡対策委員でもある佐々木さん。。。
私は、質問対策担当ということで秋田まで行ってきました。
 
「褥瘡のポケット評価のためにWOCNと同行訪問し、エアーマットの継続使用ができたことで閉創に至った。」
「検査科のスタッフが在宅で訪問しても加算は取れない。」
「上司の理解があって訪問できたけれど、本当は検査科のスタッフも在宅に出られると良い。」というような内容です。
 
「検査科は受け身なんだよね。」と佐々木さんが言っていました。
確かに、そうなのかもしれません。
検査科のスタッフが、褥瘡対策委員ではない施設もあるので是非、
委員会に入っていただくと良いと思います。
 
8月末に訪れた仙台でも感じましたが、東北の方は親切な人が多いですね。
困っているように見える人、実際に困っている人に気軽に声を掛ける。。。
意外とできないような気がします。
どんな時も、時間と気持ちに余裕を持てるようになりたいです。
 
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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紫外線に注意!

1年中紫外線対策をとっている私でも、特に注意が必要な季節に入りました。
紫外線(UV)は波長の長さで「UV-A」と「UV-B」「UV-C」に分けられます。
(地表に届くのはA波とB波)
UV-Aは波長が長く、真皮まで到達し肌を黒くさせ、慢性的に浴び続けると
シワやたるみなどの老化を引き起こす原因となります。
やっかいなことに窓ガラスを透過するので、光線過敏症の方は屋内でも予防が必要です。
UV-Bは波長が短く、真皮まで到達しないため肌を赤くさせ、
シミやそばかす、乾燥の原因となります。
B波は窓ガラスに吸収されてしまうので、屋内では問題ありません。
対策としてまず挙げられるは、日焼け止めを塗ること。
汗をかいたら塗り直すことがポイントで、
特に顔は、鏡を見ないと塗りむらが出来てしまうので、鏡を見ながら塗るのがお勧めです。
肌の露出をさけることも大切ですが、暑い季節は紫外線対策効果のある衣類を選ぶのが
良いと思います。
日傘や帽子、サングラスなども使うとより効果的です。
日焼けは、Ⅰ~Ⅵまでのフォトスキンタイプで分類しますが、
日本人はおよそⅡ~Ⅳにあたるそうです。
タイプⅠは「常に赤くなり決して皮膚色が濃くならない。」
タイプⅡは「常に赤くなりその後少し皮膚色が濃くなる。」
タイプⅢは「時々赤くなり、必ず皮膚色が濃くなる。」
タイプⅣは「皮膚色がとても濃い。」
その内、皮膚がんのリスクがあるのはⅠとⅡに属する色白の人で、
ⅠとⅡに当てはまる人は老若男女、季節を問わず紫外線対策をとっていただきたいと
考えている今日この頃です。
 
*写真は善光寺の六地蔵です。
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安部先生の公開講座まで、あと68日!
 
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今年度からの目標

 先日看護部全体集会があり、プレゼンの時間を貰ったので

今年度からの目標について話をしました。
「今年度」ではなく「今年度から」というのがポイントです。
近江商人の言葉で「三方よし」という言葉がありますが、それを当院の看護部に
置き換えて考えてみました。
ちなみに「三方よし」とは。。。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」といい、
「売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、
さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。」といった
意味があるそうです。
私が考えたのは、
「職員よし 患者よし 地域よし」
患者さんが心の底から満足し、あづみ病院に通院・入院してよかったと思っていただけること。そして、看護職員も働くことができてよかったと思える病院(看護部)になれること。
また、地域の保健、医療、福祉の発展に貢献できることを目標にしたいと考えています。
壮大な目標ですが、まずはスタッフが個々にできることを行い、
それぞれの役割を果すことが大切だと思います。
私にできるのはWOC領域について責任を持つことなので、「三方よし」の実現に向けた活動を行います!と言い切ってしまいました。
目標を分かりやすく発信することや、言い切ってしまうことが重要なのだと考えています。
いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと73日!
 
 
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CSTって何?

 昨年からCST(コンチネンスサポートチーム)の活動を始め、

毎月1回、コンチネンスの課題について話し合いを行っています。
コンチネンスサポートチームとは、「適切な知識や技術を出し合い、
最適な排泄の状態にするための、適切な管理、サポートをおこなうためのチーム」です。
当院のチームはまだ、チームビルディングの状態ですが、
院内で行うコンチネンスケアの充実を図り、
その後、地域に発展していくことを目指しています。
一般的にあまり聞きなれないコンチネンスという単語ですが、
WOCの「C」に当たる部分であり、専門領域のひとつなのです。
コンチネンスContinenceとは、禁制、コントロールされている状態を示し、
正常な状態を表しています。
正常な排泄には、膀胱や尿道機能、大腸機能だけでなく、認知能力や運動能力も
必要であり、水分や食事を取ることも大切になります。
私たちが当たり前に行っている排泄行為ですが、尿便意を感じ、トイレや道具の認識、
衣類の着脱や、排泄後に拭き取ることができる、といった能力が必要です。
これらが困難(問題)になった時、その状態が問題(困難)なのではなく、
「誰が・何に困っているのか」ということがアセスメントできないことや、
適切なケアが提供されないことが問題なのです。
コンチネンスの言葉だけでなく、考え方も浸透できるような啓発活動が必要なので、
チームメンバーを中心に活動を活発にしていきたいですね。
 
 
*御開帳が始まっている善光寺です。皆さんにもご利益がありますように。
今年の「創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会」のテーマは、
排泄ケア本質と革新~変わらぬケアと進化するケア~です。
5月30日・31日に幕張メッセで開催される学会に私も参加します。
いつもありがとうございます。  WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと84日!
 
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次のフェーズへ

WOCNになった時に3年間で「ホップ・ステップ・ジャンプ」と
順調に活動しようと考え、いくつか目標を立てました。
そして最終年度の26年度は、
大きくジャンプすることができたのではないかと思っています。
ジャンプ(成長)できたと自己評価できる点として、
在宅褥瘡や在宅オストメイトへの訪問など、活動範囲が広がったことや、
スタッフとよく会話をするようになったこと。
(研修中お世話になった先生から、合格した時のお祝いの言葉として贈られた中に、
スタッフとよく会話することとあり、私にとって大切な目標のひとつでした。)
それと、苦手なことが少しだけ克服できたことなどがあります。
(何が苦手だったかはヒミツです。)
いくつか考えられる中で特に大きかったことは、看護雑誌への執筆でしょうか。
先月発売された臨時増刊号に執筆させていただく機会があり、
今までにない経験ができたことは、何事にも代えがたい貴重な財産になりました。
これで3年間の目標は一区切りとし、次のフェーズに入る準備を始めたいと思います。
 
 
*病院駐車場から虹が見えたので撮影しました。
スマホで撮ったので綺麗に写っていませんが、
久しぶりに綺麗なアーチを描いた虹を見ました。
 
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安部先生の公開講座まであと、93日!
 
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難しいけど大切なこと

 ゴールデンウィーク明けの週末に、老年泌尿器学会へ参加しました。

神経内科医である榊原先生の「認知症患者さんの排尿排便障害:病気と検査」が、
大変勉強になったのですが、内容は少し難しく復習の必要性を感じました。
パワーポイントの資料をいただけたので、よく読み込みたいと思います。
講演内容は、「認知症について」「認知症患者さんの膀胱機能障害」
「認知症患者さんの胃腸障害」の3つでした。

認知症は主に、アルツハイマー病とレビー小体型認知症があり、前者は、意欲低下、妄想幻覚などの症状があり、後者は、パーキンソン、大人の寝言、便秘、頻尿などの症状が現れます。しかし、いずれもゆっくりと進行する病気です。

*ゆるキャラの「家康くん」。良く見るとはかまが鍵盤で、マゲがうなぎのようです。

膀胱機能障害については、認知症が進行すると機能性失禁が必発することや、
過活動膀胱に伴う失禁などの説明がありました。
過活動膀胱は、最近CMでも見かけるようになってきましたが、
尿意切迫感を必須としており、夜間頻尿を伴うものです。
機能性尿失禁とは、身体機能に障害がありトイレまで歩行しても間に合わないとか、
下着やリハビリパンツが下ろせないといったこと、認知機能が低下し尿意を訴えることができない場合や、コミュニケーションが上手くとれずに、失敗してしまうことなどが挙げられます。

胃腸障害については、認知症が軽くても高度の便秘やイレウス(腸閉塞)をきたす場合があり、これを神経因性排便障害といい、大腸での輸送が遅くなる輸送遅延型と、
直腸肛門での蓄便・排便の問題で便秘や便失禁が発生する直腸肛門型があり、同時に見られるとのことでした。
「認知症状に伴う排泄障害に対して、積極的な加療が望まれる」と資料にもありましたが、医師の加療が速やかにできるように、正しい知識と観察力を身に着けることが大切ですね。

*ホテルの部屋から見えた「浜松城」。「出世城」とも言われているそうです。

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安部先生の公開講座まで、あと49日!
 
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第1位!

e-ラーニングでの学習について、嬉しいニュースがあったので、
そのことについて投稿します。
当院看護部では教育プログラムに、「e-ラーニング」を取り入れています。
e-ラーニングとはパソコンでの学習方法で、
インターネットを利用して、自宅で学習します。
取り入れているカリキュラムの一部に基礎コースがあり、
「褥瘡の基礎知識と予防法」があったため、褥瘡専任看護師を通じて、
各病棟へ視聴するように働きかけました。
その結果、なんと、
基礎コースで「視聴数第1位」
コース全体でも「視聴数第1位」だったのです!
やったぁ~!
みんなありがとう!
看護部全体集会の教育委員からの報告で知り得たことなのですが、
思わず立ち上がり、大きくガッツポーズを取りたい気分でした。
それができない代わりにきっと、ドヤ顔をしていたのではないかと思います。
年度内には色々なことがあり、様々な感情を味わいましたが、
最後に嬉しい報告を聞くことができたので、
「終わりよければ全て良し」なのだと、今年度を振り返りました。
次年度に向けて、いいスタートが切れそうな予感がします。
 
*4月1日から病院の名称が
「JA長野厚生連北アルプス医療センター あづみ病院」に変わります。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと100日!
 
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中間ユーザー

WOCNの役割のひとつに、中間ユーザーがあります。
使用者がエンドユーザーとすれば、製造会社さん、メーカーさんの中間にいる
WOCNは中間ユーザーに当たり、オストメイトに製品の特徴や使用方法を説明し、
製品選択や、評価を行うことが役割の内容です。
普段メーカーさんからサンプル品の提供を受けたり、デモンストレーション用の製品を
お借りする機会も多いのですが、これも大切な役割のひとつなのです。
ストーマ装具に限らず褥瘡に使用する物や、おむつなど普段使っている物でも、
メーカーさんに気になっていることや、現場スタッフの声を伝え、
改良して欲しいことをお願いします。
もちろん、気に入っている良いところがあれば、それも忘れずに伝えるようにしています。
面談の際に製品について、良い点と悪い点を話しますが、
私のようにストレートに表現するWOCNは少ないらしく、
先日も初めて面談したメーカーさんが、「はっきりとご指摘をいただき良かった。」と
喜んでいた事を、同席していた販売会社さんから聞きました。
皆同じような対応をしているのかと思っていたら、そうでもなかったということが
今回初めて分かり驚きました。
そう言われてみれば、「いつもはっきりと・・・」とよく言われていたのは、
そういう意味だったのですね。
鈍感なので、気が付きませんでした~。
メーカーさんも企業努力をされているので、それに応えられるように、
これからも中間ユーザーとしての役割をきちんと果したいですね。
でも本当はもう少し、やんわりと表現した方が良いのでしょうか?
いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと107日
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久しぶりの学会

先月末、ストーマリハビリテーション学会に参加しました。
前回の学会は、所用のため半日しか滞在できなかったので、
久しぶりにゆっくりと学会を満喫できました。

楽しみにしていた特別講演は、
医師でありオストメイトでもある医師の講演で、
「回腸導管―医師としてオストメイトとして―」です。
専門医としてのお立場と、オストメイトとしてのお立場からの
講演で、私には初めての経験でした。

先生は現在、ストーマ外来受診をしながら旅行やゴルフ、
温泉を楽しんでいらっしゃるとの事。温泉は個室をご利用されていらっしゃるそうです。
オストメイトへのメッセージとして、
「心配事は際限なし」(再発、腎機能、ストーマ、装具)
「現疾患から開放された有障がい健康者」
「自己管理は最重要である」と仰っていました。

回腸導管を選択した理由は、「WOCNの最近のめざましい活躍」、
「ストーマ器具の進歩改善」を挙げ、「WOCNの存在は大きい」と
光栄なお言葉を伺うことができました。
会場から笑いが出たのは、「ストーマ袋は毎日洗っています。これはWOCNにはいけないって言われるけどやってます。」と仰った時です。
私も聞きながら、「いけないっていう事を、どうしてもやってしまうオストメイトって、
いるよね~。」と思いましたが、皆同じようなことを感じたのではないでしょうか?
 

してはいけない、または、する必要はない事を行う方はオストメイトに限らず、
在宅介護者などでも見かけます。
私が支援しているオストメイトの中にも、
「ふりはたさんにいけないって言われるけど、やってます。」と話す方も
いらっしゃいますが、行うことで安心し、皮膚トラブルや漏れがなく、
特別支障がなければ良いと考え、見守るようにしています。
正直に話していただくことが大切で、行わない理由や、不安な思いを教えていただくと
一緒に考えられるので、それができないことの方が問題なのです。

現疾患から開放された有障がい者。。。
オストメイトを表現するのに、最適な表現だと思いました。さすがです。

いつもありがとうございます。      WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まで、あと118日
 
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看護の基本とは。。。

先日、インターネットで「褥瘡の基礎知識と予防法」についての
講義を視聴しました。(視聴期間は今月16日まで)
褥瘡対策委員(看護師)には必ず視聴するように話し、
スタッフにも視聴するように勧めてもらっているところです。
内容で印象的だったのは、ヴァージニア・ヘンダーソンの「看護の基本となるもの」から
「患者が身体を清潔に保ち、身だしなみよく、また皮膚を保護するのを助ける」を
引用され、入院基本料の算定要件だから褥瘡対策を行うのではなく、
「皮膚を保護すること」は看護の基本!と解説されていました。
私もWOC領域は看護の基本であると考えているので、
褥瘡対策・スキンケア・排泄ケア・清潔援助は、「看護の基本」なのだ
ということを繰り返し指導しています。
資格がなくてもできるような簡単なことほど、専門職の技や知識の見せ所であり、
大切なケアとして捉え、丁寧にケアを行って欲しいのです。
 
 
私は、フローレンス・ナイチンゲールの「看護覚え書」の中の
使命感を持っている看護婦という項目に惹かれ、
サブタイトルである「看護であること・看護でないこと」に
ひとりの看護師として、こだわり続けていきたいと思っています。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
*安部先生の公開講座まであと124日
 
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Missing You

 3月は別れの季節。。。

年度末や12月末など、退職する職員が数名いるため、
一緒に働けないことがとても淋しく残念に思います。
褥瘡対策委員を務めてくれたスタッフも、毎年退職してしまうので、
本当にへこみます。
残される側の者は、けっこうダメージがあるのです。

「会うは別れの始まり」なので、必ず別れの時がくるのは仕方のないことですね。
同じ施設で働くことはできなくても、医師や看護師を続けてさえいてくれたら、
それで良いのだと思うようにしています。
きっと新しい施設でも、患者さんのために活躍してくれるでしょう。

 

いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
*安部先生の公開講座まであと127日

 
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オストメイトマークストラップ

以前から、オストメイトのこと(オストメイトマークも含めて)を知ってもらうために、
「私にできることって何だろう。」と考えていました。
すぐに取り組めて、効果が期待できること。。。
最初に浮かんだことが、オストメイトマークストラップを、
ユニフォームのネームかPHSに付けることでした。

コンチネンスマークのピンバッジとお守りを付けていましたが、
「それって何?」と聞かれることや、凝視されることもあるので、
宣伝効果があるのではないかと考えたのです。
早速、オストメイトマークストラップ数個を購入しPHSに付けました。
私は、胸ポケットにPHSを入れているので以外と目立つし、
ポケット周囲に視線をよく感じます。(気のせいではないと思いたい!)
 



*ブルーのストラップは最近できたそうです。付けてもらいたい人がいるのですが。。。

このストラップは、ブーケ(若いオストメイトの会)が、
オストメイトを知ってもらおうプロジェクトとして、2013年に作成を決め、
2014年に完成したそうです。
案内のチラシにもありましたが、「オストメイト対応トイレが増えても、
見た目にわかりにくい内部障害であるために、使いづらいこともある。」とのこと。
「他の人に知られなくて済む」ということが、メリットでありデメリットにもなっているのです。

障がい者用の駐車場などでもあることですが、他人から分かり難いために
嫌な思いをされる方もいらっしゃるので、
内部障害についての「認知が広がること」、「理解が進むこと」のお手伝いを
させていただきたいと考えています。


(オストメイトではない私がストラップをつけること、ブログに投稿することに関しては
許可をいただきました。)

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
安部先生の公開講座まであと、41日!