精神科ブログ

救急外来カンファレンス

 
本日の救急外来カンファレンスは意識障害およびせん妄をテーマに行いました。
症例はアルコール離脱せん妄で演者は精神科湯沢医師 
スーパーバイザーは
富田副院長、東方診療部長
精神科 雨宮

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メンタルケアセンターあずみ精神科デイ・ケアです

4月中旬から、デイ・ケアメンバーで外に置くベンチを作製しました。

某ホームセンターのHPを参考に、板を切るところから始め、色を塗り、組み立てて5月中旬にやっと完成!!
これからの季節、園芸グループで手入れをしてる花を見ながらお茶もできます。
座るとこんなかんじです…

あとは、日陰があると嬉しいな~!!
メンタルケアセンターあずみ
松本 千葉  

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救急外来カンファレンス

 
本日の救急外来カンファレンスは熱中症をテーマに行いました。
これからの時期特に頻回に現場に遭遇します 
スーパーバイザーは
西澤統括院長、富田副院長、東方診療部長 薛地域医療部長
精神科 雨宮

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第108回精神神経学会へ参加

樋端です。
5月24日〜26日に札幌で開催された精神科医の最大の学会「精神神経学会学術総会」に参加させていただきました。

信州松本空港からFDAの直行便で札幌へ高飛びしました。
1日1本しかない飛行機には信州大学や長野県内の他の病院の知りあいの精神科医の先生もたくさんいました。

さまざまなシンポジウムやセッション、教育講演などで目移りしましたが、依存症、発達障害、老年期精神障害の終末期、統合失調症の早期介入、総合病院精神科、うつ病などのセッションに参加させていただきトレンドをつかむことができました。

認知症終末期での胃ろうの適応をどうするかという議論もありました。
総合病院精神科は構造的に経営も大変でどこも厳しい状況ですが、公立病院の単科の病院を廃止して総合病院に病棟をつくるなどの流れもあるようです。

一般演題で「発達障害を背景に持つ依存症の3症例」という演題で発表をさせていただきました。 
依存症と自殺予防でご活躍の松本俊彦先生が座長をしてくださり大変勉強になりました。 

全国から集まった同業者とも交流して様々な情報交換することが出来ました。
ブログなどを見てくださり当院へ見学に来たいといってくださった方もいました。
ありがたいことです。

回転寿し、スープカレー、ラーメンという札幌3大B級グルメとジンギスカンも食べることが出来ました。
お土産は病棟や外来に持っていきましたがあっという間になくなったようです。

樋端

 

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救急外来カンファレンス

 
本日の救急外来カンファレンスは嘔吐をテーマに行いました。
本邦での報告例が200例程度の珍しい 大網裂孔ヘルニアの症例を研修医松本先生がプレゼンテーション 
スーパーバイザーは
、東方診療部長
精神科 雨宮

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精神科抄読会

 
精神科古屋医師の担当で
『自明性の喪失』にみるBlankenburg.Wの姿勢
単純型統合失調症か、それともアウペルガー症候群か  和田信   精神科治療学 31(6) 755-761、2016

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認知症の勉強会

松本で地域の医師対象の認知症に関する講演会がありました。
「脳神経外科からみた認知症」、「精神科からみた認知症」、神経内科の教授の講演の三本立てでした。

脳神経外科からは手術で治療可能な正常圧水頭症や脳血管性認知症などの話がありました。

「精神科からみた認知症」は当院の村田志保先生が講演しました。
認知症診療において地域で多様な機能を果たしている認知症疾患センターの取り組みついて紹介し、豊富なデーターや実例を紹介しながら、中核症状が進行する時期にBPSDがでて、本人も家族もぎりぎりの状態となって精神科は関わることが多いけれども、より早くから診断し有効な介入ができないか、また終末期の看取り至るまで地域でトータルでどのようにみていけるかという問題提起をしました。
また、「診断した限りは最期まで付き合う覚悟が必要。」「認知症治療薬のやめ時についても議論が必要」、「認知症は定義からして社会的生活が困難になった状態、どこまで寄り添えるか」が問われていると訴えました。

神経内科の教授はアミロイド研究の歴史、FDG-PETによるイメージングの研究、認知症の病因論にせまる最新の知見と薬物治療の可能性についての話が主でした。

同じ認知症という疾患を相手にしていても科によってのスタンスの違いが見事に別れるものですね。
 

樋端Dr

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長野KIZUNAカンファレンス

 
松代総合病院の福家先生の発案で始まった長野KIZUNAカンファレンスに
当院から湯澤先生、小笠原先生らと参加してきました
精神科 雨宮

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病院祭

 
病院祭・農業祭が行われました。 「未来」~地域とよりそう~
FM長野の公開録画と東京03のお笑いライブとINSPiのライブが大変盛り上がりました。
病院祭実行委員長 精神科 雨宮光太郎

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学会

 
第29回日本総合病院精神医学会学術総会に行ってきました
精神科 雨宮

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院内学会・忘年会

 
第11回院内学会が行われました。 セッション1の座長と審査員を拝命しました
最優秀演題は 
男子前立腺肥大症患者に類似した病変と下部尿路症状を呈した中年女性の1例 松本先生
その後某所で北アルプス医療センターあづみ病院忘年会が開催されました。
精神科 雨宮光太郎

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実習2016年11月28日~12月21日

1ヶ月の精神科での実習は、初めての体験だらけであった。挙げていけばキリがないが、例えば閉鎖病棟の鍵を自分で管理し、自分で開け閉めして病棟に出入りすることもその1つだ。閉鎖病棟に足を踏み入れる事自体初めてだったため、何となく、毎日背筋が伸びるような気持ちで実習を始める事が出来た。毎日予診を取らせていただいたのも勿論初めてのことだった。様々な主訴の患者さんが、様々な表現で外来に訪れる、その一端を担い、続けて先生の診察を見ることは本当に勉強になった。

研修医や専門医になってからは、上の先生方が行う外来やインフォームドコンセントをじっくり見ることはなかなか難しくなるという。そう考えると、毎日どなたかの先生の外来の部屋に入れて頂き、患者さんとの関わり方を間近で見る事ができるのは学生の特権なのだと思う。あづみ病院の精神科には多くの先生がいらっしゃるため、先生毎に少しずつ違う、患者さんとの関わり方や病気に対する考え方を聞くことが出来た。臨床実習は知識を学ぶことも大事だが、色々な人の「どのような医者として生き、働くか」という考えを聞き、それを参考にしながら自分の目指す医師像を作り上げていく場でもあると思う。そう考えると、忙しいなか時間を割いて実習生に知識や自分の考えを教えてくださるあづみ病院の精神科は、最高の実習場所だったと思う。

医学科に入る前から精神科の分野に興味があったものの、実際に臨床の場をじっくり見る機会がなかったため、将来専攻するかを迷い出していたこの時期に当院で実習する事が出来て本当に良かったと思っている。学生残り1年と研修医2年を経て、自分も精神科医として働きたいと思い、実習を終えることが出来た。

信州大学5年 福里那波(2016.11.28~12.22)

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信州精神医療交流会

長野県の精神医療関係者があつまって情報交換をしたり励ましたりする信州精神医療交流会がビレッジ安曇野で開催されました。
30年以上歴史のある会ですが最近は安曇総合病院が事務局を務めさせていただいています。
今回は大盛況で全県の病院や事業所から参加者があり信州精神医療交流会の名にふさわしい集会になりました。
「地域から見た精神医療」というテーマで、木曽障害者総合支援センター「ともに」の垣外里香さんと、ウィッシュの地域移行支援コーディネーターの鈴木ふじ子さんに話題提供をいただき、全員で精神障害者の地域支援について熱い議論がかわされました。
この会は9月の第一土曜日と2月の最終土曜日に年2回開催されます。
次回は2012年9月1日(土)16:00~、筑北村西条温泉とくら(長野と松本の間、麻績インター近く)で開催予定です。
信州の精神保健医療福祉関係者であればどなたでも参加できます。

(樋端Dr)
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まちの病院がなくなる!?

安曇総合病院も老朽化した病棟の建て替えを中心とした再構築の計画が進んでいます。
そんな中、当地域の地域医療福祉のあり方を考える北アルプス地域ケアシンポジウムの第2回として、城西大学の伊関友伸先生をお招きして「まちの病院がなくなる!?」というタイトルでご講演を頂きました。
地域住民、病院職員の他、医師会の先生方や行政職の方など大勢の参加がありました。
伊関先生からは医師不足や医療崩壊、医療再生についてのお話がありました。
若い医師は教育のシステム、年配の医師は休みがないと医師は集まらないそうです。
また総合医に関しては当院のような病院こそ望まれます。
収容施設としての精神科病床は全国的に削減されていく方向ですが、高密度高機能の総合病院精神科病床は今後ますます重要になるという話もあり勇気づけられました。
公的病院である安曇総合病院は地域事情と遊離せずに地域に必要な医療を担いつづけるため、他の医療福祉機関とも協業した地域の医療のあり方を広く職員、住民で議論することが必要なこと、行政が主導して地域に必要な福祉を根付かせることが重要なこと、住民も地域医療の当事者として現状を理解し共感をもった行動をすることが大切ということでした。
精神科部門でも再構築の機運を高めていかなければいけません。

(樋端Dr)
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地域住民のための健康公開講座

安曇総合病院健康公開講座が開催された。
雪がふり足場も悪い中でどれだけの住民の方が来ていただけるか心配したが、大勢の地域住民、福祉関係者、職員の参加があった。今回は「高齢者の幻覚妄想~びまん性レビー小体認知症を中心に」というタイトルで信州大学精神科の天野直二教授の講演であった。
4大認知症の歴史から高齢者にどのような幻覚や妄想が多いのか、レビー小体型認知症とはどのような認知症なのかという話であり認知症の家族をかかえる住民の方からも盛んに質問がでて関心の高さがうかがわれた。

(樋端Dr)