精神科ブログ

リスクマネジメント研修会

 12月中旬、長野市にて「高齢者施設のリスクマネジメント研修会」に参加しました。
当院でもリスクマネジメントに関する研修は行われているが、他施設での取り組みなど院外の考え方も身に着けたいと思い、今回の研修に参加しました。

 研修では、「リスクそのものに対する向き合い方」の内容から始まり、これまでの考え方との比較がされていました。
従来は、「人がミスをしないよう管理をする」という考え方だったが、リスクを本当に回避するためには「人は誰でもミスをする」を前提に「ミスの原因を把握」「ミスが事故に繋がらない仕組みづくり」が必要であるとの話がなされました。さらに、施設全体で取り組むことで、リスクに対抗すべきとのことで具体的には、「暗黙のルールではなく、文書で徹底する」「罰則を正しく設ける」などがあった。厳しいようにも感じたが、事故があって患者さんを危険に合わせないためには、職員が厳しく向き合う必要もあるのだと再認識しました。

 実際の現場で取り組むには、改良を加えて現状に合わせる必要があるが、より安心して入院生活を送っていただくために心がけていきたいです。

精神科病棟 看護補助者 浅野

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