女性骨盤底医学センター

外来で行う内容

・手術の相談、情報提供 ・理学療法士による骨盤底筋訓練 ・ペッサリー自己脱着指導

診療科紹介

女性骨盤底医学センターでは膀胱、直腸、子宮などが腟口から体外に出てくる病気である骨盤臓器脱と尿失禁の患者さんを治療します。骨盤臓器脱は膀胱瘤、直腸瘤、子宮脱、腟断端脱に分類されます。(図1)


(図1)

骨盤臓器脱の治療は?

脱出した臓器を戻すには膣内へのペッサリー(図1)挿入か手術になります。
 

図1(画像提供:株式会社フジメディカル)

ペッサリー療法とは

膣の中にリング状やドーナツ型のペッサリーというものを挿入し、下からの子宮を支える方法です。(図2)

図2(画像提供:株式会社フジメディカル)

骨盤底リハビリテーション 予約制

1回につき20~40分のリハビリを行います。
●女性理学療法士 月~金曜日 9:00~12:00
●男性理学療法士 月曜日 9:00~12:00

期待される効果

①骨盤底筋をはじめ、関連する筋力アップで尿漏れを予防・改善します。
②骨盤内の血行がよくなり、便秘や痔を予防・改善します。
③加齢に伴う筋力の低下を予防します。
④出産後、骨盤底筋や腹筋をはじめ、骨盤周辺の筋肉の回復を早めます。
⑤日常生活が活性化します。

 

  • 名誉院長
     女性骨盤底医学センター長 西澤 理

    昭和48年東北大学卒
    信州大学名誉教授
    がん緩和ケア研修修了

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