スタッフブログ

第1回 管理部新人職員研修会

 8月28日JA長野厚生連本所にて行われた新人研修に参加しました。
例年は入社して1カ月後の5月に行われるようですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い8月に行われました。
 社会人基礎力をテーマに主体性・計画性・状況把握力を主に座学のみだけでなくグループワークも行いました。互いの発表を聞いたり、グループごとの意見をまとめたりして学びを深めました。
研修を通して、視点のちがう意見で新しい発見を見つけることや、一つの意見にまとめる大変さも知るいい経験になりました。一日の研修を通して、仕事に対しての考えを改めて深めることができました。
約半年ぶりに同期に出会い、業務のことや他愛もない話などをして仕事に向き合う中でのいい一日になりました。

医事課 丸山

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精神疾患と褥瘡対策

シンポジウムの依頼をいただいた時、すぐに浮かんだことが精神科の患者さんのことでした。
長く看護師をしていても精神科看護の経験はなく、WOCNになって初めて精神科入院中の患者さんと関わるようになりました。

最初の頃は精神疾患のことも、病棟のこともよく分からないため、ハード面の整備とスタッフ指導に明け暮れていました。
患者さんのことをより気にするようになったのは、ある患者さんとの出会いがきっかけです。

その患者さんは外出先で事故に遭い、一時的に人工肛門を造設されました。
転院の受け入れから、入院中のケア、退院後のフォロー、人工肛門の閉鎖まで関わらせていただき、一般科よりも配慮が必要なことが分かりました。
患者さんが「まだ、差別とか偏見とかはある」と話してくださったことも、心に残りました。

当院には幸い、精神科に特化した訪問看護ステーションも併設しているため、同行訪問や日々のコンサルテーションなど、連携を密に取れる環境にあります。
といっても、私が精神科看護については素人なので、みんなに色々と教えてもらいながら、何とか専門領域のことと折り合いをつけている。。。といったところでしょうか。

実は、今のように考えられるようになるまでには、時間がかかりました。

どうしても褥瘡発生率や有病率など、数字で評価されてしまうため、私もそれに惑わされるというか踊らされていたというか。。。
「0コンマいくつ」の世界で一喜一憂しても仕方がないと、割り切れるようになったのは、ここ数年のことです。

どんなに予防的に関わっていても、褥瘡を発生させてしまうこともあるけれど、それは誰も悪くないし、長期に及ぶ入院生活で褥瘡を発生させないように、患者さんに不自由なことを強いてしまったら、本末転倒になってしまいます。

18日から開始された褥瘡学会のオンデマンド配信にあたり、演題についての思いを投稿させていただきました。

*晴明神社の晴明井、水の湧き出るところは今年の恵方を指しているそうです。

いつもありがとうございます。   WOCN   ふりはた

 

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復活&速報

久しぶりの投稿になってしまいました。
タスクとプロジェクトが重なり余裕がなく、投稿したいことはたくさんあったのに、
できませんでした。
今は、少しだけ落ち着いたので、ボチボチ投稿しようと思っています。

先週末は褥瘡学会がオンラインにて開催され、
1日目のシンポジウム7「この褥瘡!あなたならどうする?」に登壇!?させていただきました。
コロナの影響により神戸に行くことができないため、リモートでの参加に。。。
百人会議という画期的なシステムを利用するのに、はたしてリモートでも上手くいくのか、
心配したら切りが無い!

慣れていない状況での参加に、前日まで緊張していましたが、当日は「学会」という感覚がなく、不思議な感じ。
現地に行かないメリット、デメリットがありますが、1番のデメリットは、
「参加した」という充実感があまり感じられないことでしょうか。
(そのうち、慣れてくるのかなぁ)

ライブ配信は会期当日だけでしたが、オンデマンド配信も始まるため、
参加申込みがまだの方は、申込みをしていただくことをお勧めします。
学会に行ったことがない方も、この機会に是非視聴してみて下さい。

シンポジウムの内容等については、次回以降に投稿します。

*スライドの最後に入れた写真は、訪問看護ステーションあづみの大倉PTから頂いたものです。ステキな写真でとても気に入っています。
「たまにしかインスタに上げていない」と言っていたので、その分ブログで使おうと考えています。

いつもありがとうございます。   WOCN  ふりはた

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日本リハビリテーション医学会学術集会(ハイブリッド開催)に参加して

 6月11日から6月14日までの4日間、国立京都国際会議場で開催予定であった日本リハビリテーション医学会学術集会は、新型コロナウィルス感染拡大に伴い8月19日から8月22日に延期して開催されました。現地とWebでのハイブリッドで開催され4日間で現地参加者800名ほど、Webでは約4,000名の参加があり、視聴回数は約40,000回になりました。
 今回はWebで参加させていただきました。基調講演や特別公演をオンライン視聴し、再生リハビリテーションの重要性を強く認識することができました。
自身の発表に関して、専門職ポスターの発表は会場のみでの閲覧であったため、今回はポスターを会場へ郵送し掲示してもらいました。座長や参加者との直接的なディスカッションはできず、物足りなさを感じるとともに今まであったものの重要性に気付かされた学会参加となりました。

理学療法士 雫田