指導医・研修医ブログ

当院での初期研修を終えて、お世話になりました!

 学生生活が終わり医師として働くこれからの世界に具体的なイメージを持てず不安だった学生がいた。

救急車が来ても何をして良いか分からず、上級医の後ろで震えているだけの春があった。

まだまだ診察に慣れず、患者さんを診る前に必ず深呼吸をしていた夏があった。

少しずつ診療に慣れ、検査や点滴を考え指導医に相談することができてきた秋があった。

各科での研修も進み、救急外来で慌てなくなってきた冬があった。

まだまだ上級医に聞いてばかりなのに精一杯強がって新しく入ってきた後輩に先輩面を演じた春があった。

相澤病院の救急の研修でもなんとか走り抜けた夏があった。

外来対応や入院管理で上級医から「ありがとう」と言ってもらえる秋があった。

上級医と並列で外来を回している冬があった。

あづみ病院で研修をしてきた、と堂々と言える自分がいる。

ブログではご無沙汰しております、研修医の高橋です。
遂に初期研修が終わってしまいます。また4月から慣れてない新しい環境です、困りました。

あづみ病院の研修はとても充実していました。2年間終わった今あづみ病院で研修したことを全く後悔していません。研修医として経験すべき事を嫌な雰囲気なく楽しく学べる環境でした。精神科、整形外科が強いということはあづみ病院を候補に考えてくれる学生さんには有名なのですが、実は内科研修も非常に充実しています。緊急の心カテやERCP、EUS-FNAなど間近で研修させてもらえます。
学生時代は3年目になるまでにある程度1人でできるようになるのかと不安でしたが、基本的な内科入院や救急車の対応はできるように育てていただいたと思っています。あ、あと看護師さん等がやさしいです!

 来年度からは信州大学の眼科へ進みます。夢を見るだけならタダなのでどんな夢も書いちゃいます。将来は世界を目指すか地域診療を目指すか、どちらになるか分かりませんが、最終的には大北地域で緊急を含め色々な眼科手術ができるような医師になって戻ってきたいと思っています。その時はまたよろしくお願いします。2年間ありがとうございました。

初期研修医 髙橋良彰

指導医・研修医ブログ

2019初期研修を終えて

初期研修医2年目を終了した村山です。最後のブログとなります。

(殆ど文章を書くことをしない、怠惰な初期研修医でしたが…)

まず、あづみ病院のスタッフの皆様、この場を借りて御指導頂いた感謝を申し上げます。
また、大北地域の皆様も至らぬ診療にご協力頂きまして、誠にありがとうございました。

大北地域に初めて降り立ったのは学生の時でした。
山々の近さに圧倒されつつも、穏やかな雰囲気に魅力を感じました。
病院見学時に、カンファレンスでの先生方の深い洞察に感銘を受けたことを今でも覚えています。

医師としてのスタートをどこで始めるか悩み抜き、下した決断。
初期研修でお世話になることが決まってから早2年以上の月日が経ちました。

指導医の先生方にご指導いただいた時間、患者さんと話す病棟での時間、カンファレンスで様々なご指摘を頂いた時間、救急外来で対応していた時間…
その一瞬一瞬が、今後の私の医師としての基盤となって行くことでしょう。

未だ医師として一人前とは口が裂けても言えません。
しかし、地域の総合病院の一員として、あづみ病院で沢山の貴重な経験をさせて頂いたことは間違いありません。

この春からは都会の医療も一度経験せねばと、あづみ病院を離れる決意を致しました。
勉強不足・力不足の身で不安もいっぱいですが、あづみ病院での代え難い経験を礎に、より良い医師になれるよう精進していきたいと思います。

改めて、この2年間関わって頂いた全ての方々、本当にありがとうございました。


研修中に発表の機会を頂いた学会

初期研修医 村山 真之

スタッフブログ

初期臨床研修修了式が行われました。

 2020年3月18日に、当院にて2年間研修をされた、高橋良彰先生と村山真之先生の臨床研修修了式が行われました。
2年間の研修の感想もお話いただき、大変楽しい時間となりました。
4月から高橋先生は信州大学病院・眼科へ入局、村山先生は慶應義塾大学病院・精神科へ入局されます。
今後のさらなるご活躍を期待しております!!
今回は、このような時期と重なりすべての式が、短縮縮小して行われたのが残念ですが、2年間お疲れ様でした!!

 

秘書室

フレッシュナースブログ

2019新人研修~1年のふり返り~

 今日は、1年間を振り返りを行いました。

 

また、心に残った看護などを事例にまとめた発表を行いました。1年間のグループでの振り返りでは、2年目に向けての目標が明確になり、今年発見した課題とともに、2年目に向けて頑張っていきたいです。


 症例発表では、さまざまな病棟で働いているなかで、それぞれの特性を持った学びがあったと知ることができました。1年行ってきた看護を振り返り、反省や学びも多かったと思います。今後に生かしていきたいと思いました。1年目研修の修了式を迎え、もうすぐ後輩が入職しますが、先輩の立場になり、より気を引き締めよりよい看護ができるようにしていきたいです。

 

                             看護師 伊藤、遠山、檜山

スタッフブログ

植込み型心臓デバイス認定士 誕生!

当院の看護師2名が2020年4月1日からの日本不整脈心電学会の「第1回植込み型心臓デバイス認定士資格認定試験」に合格したことが、医療タイムス社の新聞で紹介されました。
PDF記事はこちら
 
 
医療タイムス 2020年3月10日 第2717号発行より

WOCNブログ

色素沈着って

 学会でのお楽しみといえば、安部先生の講演やセミナー。
今回もミニレクチャーがあると分かり、参加を決めたようなものです。
タイトルは“色素沈着って何色?”

色素沈着について取り上げるなんて、さすがだと思っていましたが、学会長から直々の依頼だったとのこと。

色素沈着は茶色や褐色と表現されることが多いのですが、メラニンの沈着部位(深さ)
によって色調が変化し、メラニンが増えると濃くなります。
刺激を感じると、メラニン色素を作って皮膚を守ろうと、防御機能が働くためです。

過去に炎症を起こした証でもあるので、褥瘡の好発部位で発見した時や、座っている時間が長い患者さんなどでは、特に注意してもらっています。

ちなみに、皮膚の1番浅いところ(表皮~真皮表皮接合部)では黒色ですが、深くなるにつれて褐色・黒褐色、茶色・黒色、紫褐色、と変化し真皮深層では青色となります。
分かり易いのは、褐色・黒褐色の肝斑や、青色の蒙古斑でしょうか。

「私の好きな書籍に記載してあったなぁ~」とか思い出しながら聞いていました。
(現在は第3版が出版されていますが、私が持っているのは第2版です)

院内の研修では色素沈着について取り上げていますが、紫外線対策や皮膚を擦らないことなどが殆どだったので、次年度は色調に違いについて加えても良いかな。

東照宮三百年祭記念塔、待ち合わせの場所に利用されているみたいです。
地元の人と思しき方に、なぜか塔と私を2度見されてしまいました。
写真を撮る人は少ないのかな?

いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた

WOCNブログ

備えあれば憂いなし

私が認定看護師の研修に行く3ヶ月前に東日本大震災が発生しました。
そのため、有事の際にもなるべく困らないことを優先的に考えて、製品を決定してきました。
洗浄剤は洗い流さなくても良いタイプの物。
エアマットレスは高機能で停電後も2週間程度はセルが潰れない物。
おむつは吸収量が多く、汎用性が高い物など。
学会には災害対策委員会があり、演題発表にも災害・在宅ケアの項目があります。

静岡で開催かれた学会の講演発表で、「日常から外出時に予備の装具を持って出るなどの対策をとっている人ストーマ保有者は、災害時の対策をとっている人が多い」との発表を聞き、少し安心しました。
当院では外出時には予備の装具を持つこと、災害時の対策も必ず指導しています。
(濡れないように密封した袋に入れることが大事)
大雪の影響で宅配が遅れた年もあり、そのエピソードも伝えています。
(私自身、コンタクトレンズが届かず、数日眼鏡で過ごした失敗談も話します)

メーカーやオストメイト協会から避難所に装具が届き、普段使っている物と違ってもサイズさえ合っていれば、使用するようにとも指導しています。
少し余裕を持って注文し、有事の際に自分が困らないような準備をして欲しいですね。

  
*大好きな静岡おでん、だし粉を付けるのがポイント!

いつもありがとうございます。 WOCN   ふりはた

スタッフブログ

第1回ボランティア講座が開催されました!

 令和元年度のボランティア講座が、令和2年2月15日(土)の午後開催されました。10名のボランティア会員の方に参加していただきました。
前半は昨年に引き続き、村田副統括院長より認知症の症状や予防について講義が行われました。講義後、参加者の方から予防方法についての具体的な質問があり、村田医師より、「まったく新しいことをしていくことは難しいので、今まで自分でやってきたことに少しだけプラスしてできることを続けていけばよいのではないか」とのアドバイスがあり、参加者の方は真剣にメモを取りながら講義を聴いていらっしゃいました。

 ▲村田副統括医院長の講義の様子
 後半は、感染管理認定看護師の小山看護師より感染症の予防について講義が行われました。最新のコロナウイルスについても説明があり、手洗い、マスクの着用、手指消毒等の基本的な予防方法について再度認識を新たにすることができました。
 残念ながら3月7日(土)のボランティア講座はコロナウイルス感染拡大の防止の観点から中止となりましたが、新規のボランティア会員の方は引き続き募集をしております。関心のある方は活動の様子を見学していただくこともできますので、お気軽にお問い合わせください。

ボランティア運営委員会 0261-62-3166

スタッフブログ

職員旅行記~東京編~

 「行き先はあなた次第!冬の東京周遊フリープラン」旅行委員おススメ!あなたの夢叶えます!・・・
‘なになに?何だかあやしいけどおもしろそう‘とお出かけ大好きな私のアンテナがこのキャッチコピーを探知!
詳しく聞いてみると、すべてフリープラン。出発、移動、行動も!?♡♡
‘よしよしやってやろうじゃん‘と益々興味が出てきて、このプランに参加することに決定しました。(行ったのは1月でした)
しかし、なにせ各自フリープランなので詳細は直前までわからず白紙。
とにかくどこへ行くか1つでも決めないと始まらないので、同行者の「迎賓館に行ったことある?」の一言で行動のイメージが出来上がって行きました。

 ただし研修旅行なので何かしら課題をクリアしようと考え、今時のキャッシュレスやネット予約など(IDにパスワード入力など)遠まわしに避けてきた物にチャレンジしてみることに決定しました。
まずは
高速バスチケット:安く購入するには?回数券をインターネットで買う(カード支払い)→予約 
ホテルバイキング:安く行くにはこれまたウェブ予約
○△♯$×%?!
今まではここで挫折していましたが、時間こそかかりましたが無事クリア。ここまで来れば後は行程の作成のみ。
もう一方のグループは“思いっきりラーメン食い倒れプラン”なる画が出来上がっているが、早朝の浅草寺参りをこの旅行の目的とすることに。

▲冬の東京周遊フリープランに参加したメンバー
 早朝、駅へと向かう通勤・通学の人々と逆にシャッターの下りた仲見世通りを歩くのも,不思議な体験でした。
その後、各グループごとの行動となり、私たちは約1㎞の合羽橋道具街へ3時間ほど調理用品を求めて繰り出しました。
さて、メインの迎賓館です。皆さんご存じと思いますが1909年(明治42年)東宮御所として建設されています。日本で唯一のネオ・バロック調の建物です。つまりベルサイユ宮殿のイメージです。
今回は明治神宮にも立ち寄っています。こちらは1920年(大正9年)建設です。つまり明治神宮の方が後に建てられていると言うことです。同じ時代の建物の差に驚きと感銘を覚えました。
一方のグループの行動も逐一LINEで情報共有して相手方の存在も感じながらの旅でした

毎年旅行委員の方が一生懸命プランを立ててくれている職員旅行ですが、今回のフリープランとっても良かったですよ。
何もかも自由・・・けれど自分たちで何とかしなくてはいけないもどかしさ。楽旅ではないけれど、やった感は格別です。
今回は東京プランでしたが、違う土地でも面白そうですよね。
参加グループが多くなることも含め、来年以降も期待しています。