フレッシュナースブログ

2019新人研修~認知症・多重業務~

今日は午前中に認知症の方への看護について講義を受け、午後は多重業務についてシミュレーションとグループワークを行いました。
午前中は認知症の病態を学び、主な症状や使われている薬剤の特徴や、それに対する看護の講義をしていただきました。高齢化が進むことで認知症を合併して入院される患者さんが多く、ケアや観察点を学ぶことは日々の業務を行う上でとても重要と思いました。

 
その後、多重業務の際にどのように優先順位をつけるべきか、患者さんの設定を行い、実際の検温の場面を想定してシミュレーションを行いました。それぞれの病態にあった観察を行いながら、突発的に発生したイベントに対応する方法をグループワークで話し合いました。

 

これから夜勤業務に入っていくにあたり、優先順位に対応できるよう、今回の学びを活かしていきたいです。

 新人看護師 伊藤実希 遠山知佳 檜山亮子

スタッフブログ

先生との座談会

8月のがんサロン「てるてるサロン」は、外科の石曽根先生との座談会でした。


7階から見える田園風景がこれからは秋色に変わってきます。
参加者の方に、ルミナリエのメッセージを書いていただきたく、お邪魔させていただきました。
この日は、約10人ほどの方が参加されて2グループに分かれて先生を囲っていろいろなお話しをされていました。
たっぷりあるかと思った時間ですが、先生とのお話しが盛り上げって1グループ1時間では足りないほど。
その間、別グループの方には、おしゃべりをしながら来月9月7日・8日に当院が参加する「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019信州まつもと」に展示する
ルミナリエにメッセージを書いていただきました。

今年は、みなさんに書いていただいたメッセージをもって当院職員が初めて参加いたします。
当院ののぼりを見かけましたら是非声をかけてください。
今回先生との座談会に参加できなかった方、お話しを聞くだけの方でもOKです。また11月にも予定をしております。ぜひご参加お待ちしております。

てるてるサロンカレンダー

広報担当 山岸

WOCNブログ

美味しく・楽しく

前回同様、病態栄養について投稿します。
私は、臨床から少し離れてしまっているので、(病棟から相談があった時、その他ラウンド時のみしか病棟には顔を出せないため)
忘れてしまっていることや、分からないことなどが沢山あると感じています。
1人でできること、時間は限られており、現場のナースが1番の頼り。

食事の摂取量や嚥下状態、口腔ケアを実践しているスタッフからの情報収集、情報の共有が大事なのですが、それをどう活かしていくか。。。
まだ、勉強中の身なのでよいプランが浮かびませんが、管理栄養士、言語聴覚士、薬剤師と相談していきたい!
多職種連携ですね。

ただ、話についていかれないと思うので、まずは自分の知識を深めることが目標。
(誰か、家庭教師してくれないかな)

ある特養の1年半の口腔ケア効果に、
「口腔および咽頭の細菌数が減少、発熱の回数・期間の減少、歯肉炎や口腔粘膜の炎症が減少、口臭がしなくなった、食事量が増えた」といったことがあったそうです。
どれも嬉しい事ばかり。
入院中だけでなく、退院後も継続していっていただけると助かりますね。

ちなみに、言語聴覚士が摂食嚥下障害をテーマに、毎月学習会を開催しています。
今年9月で1年経過するため、11月から皮膚・排泄ケアについて、奇数月に学習会を開く運びになりました。
言語聴覚士が偶数月に行い、交互に学習会を行う予定です。
地域の施設スタッフの方々と、現場の悩みや困りごとなどを聞きながら、
美味しく・楽しく食べられることについても、一緒に学びたいと考えています。

 

*住吉大社反橋

あいにくの雨でしたが、幻想的でした。

いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた

WOCNブログ

あこがれの栄養学

先月末に京都で開催された、病態栄養看護師セミナーに参加してきました。
「専門病態栄養看護師」とは
よりよい栄養管理を行うために、専門的知識および技術を有する看護師の資質向上と、国民の健康増進に貢献することを目的として認定された資格です。
試験は来年9月頃辞実施の予定とのことなので、看護師の資格としては新しい分野になります。
私自身が受験するかどうかは未定ですが、管理栄養士や薬剤師とは違う、「看護の視点で適切な栄養管理ができるようになれたらいいな」と思っているところです。

「塩分制限のため、食事を全量摂取できない患者さんにはどうしたら良いと思いますか」という問いに「制限を緩くする」と考えましたが、
講師は「私だったら常食に戻す。きっと全量は食べられないから、結果的に塩分制限になる。」と述べていました。
確かに、そうなんですよね。
献立の内容が完璧でも、残してしまったら意味がない。
私がずっと思っていたことを肯定してもらい、スッキリしました。

食べられないと排泄や褥瘡、傷などの治りにも影響するため、私にとっては死活問題!?だし、
栄養学は憧れの分野なのです。


*京都駅にて撮影

いつもありがとうございます。   WOCN   ふりはた

指導医・研修医ブログ

血液内科と総合内科の日々~北アルプスを望みながら~ 3

【経過をみることの大切さ】

40歳台の生来健康な男性。
2日前からの心窩部痛を主訴に受診。
痛みで苦悶表情。
心窩部と右季肋部に圧痛あり、反跳痛が右季肋部に波及。
coughing testも陽性。CVA叩打痛あり。
血液検査では軽度のCRP上昇のみ。
尿検査では顕微鏡的血尿。
造影CT、上部消化管内視鏡、心電図ではいずれも異常なし。
非常に強い痛みであり、経過観察のため入院。
NSAIDs使用で痛みは半分以下に軽減。

すると、「ここがピンポイントに痛いんです」と剣状突起部を指差してくれました。
剣状突起部とその右側の胸肋関節部に、ごく軽度の圧迫での圧痛あり。
肋軟骨炎 または剣状突起痛でした。
アセトアミノフェン内服のみで速やかに改善し、翌日には退院となりました。
初診時には痛みが非常に強く局在が不明確でしたが、NSAIDsを使用し経過観察したことで、局在がはっきりしました。
たとえ初診時の診察でピンポイントの圧痛を認識できていたとしても、急性腹症の除外のための検査は必要であっただろうと思われました。

血液内科 武岡康信

スタッフブログ

看護師体験がありました

この夏休みを利用して、いくつかの高校から看護師体験にきてくれました。
みんなに制服に着替えてもらい、まずは記念撮影。(記念として最後にプレゼントさせてらっています)
血圧を測りあってもらって、実際に看護学校でも使用されているフィジコを使用して心音を聞いたり瞳孔みたりといろいろな体験をしてもらいました。

▲フィジコを使用しての体験①                     ▲フィジコを使用しての体験②
そのあとは、各病棟にて担当看護師と一緒に患者さんの補助などを行ってもらいます。


今回は、ベッドメイクもお手伝いいただきました。↑

お風呂介助後の爪切りの様子↑ですが、どの患者さんも娘さんやお孫さんくらいの若い子が来て元気が出るとおっしゃってくれたり、
隣にいる患者さんが「オラのヒゲそってほしいなぁ~」と羨ましがっていました。

お昼の配膳↑や食事の介助の様子を手伝っていただき、お昼休みには今年の新入職員と交流をしてもらいました。
高校3年生は、2学期に進路を確定になるということで、先輩の学校選びのポイントや看護師と保健師の違いなどたくさん質問がされていました。
もちろん、看護師以外の医療関係を目指す生徒さんもいました。ご希望の際は、リハビリなども見学可能だったりします。ぜひご相談ください。
 
この体験を機に将来当院に戻ってきてくれると嬉しく思います。みんな頑張ってください

広報山岸

 

 

 

スタッフブログ

第69回 JA長野厚生連体育大会

7月27日(土)・28日(日)2日間の日程で第69回JA長野厚生連体育大会が開催されました。
台風が心配されましたが、影響を受けることがなく無事終えることができました。


今年は、当院が当番院ということもあり、会場をお借りしたり地域の皆さまにご協力をいただき感謝申し上げます。
詳しくは、広報誌「きずな」9月号にてご報告いたします。

広報 山岸

 

スタッフブログ

長野県看護協会研修「褥瘡の理解と看護ケア【基礎編】」に参加

 7月25日に長野県看護協会で行われた「褥瘡の理解と看護ケア【基礎編】」の研修に参加してきました。
今年度より病棟で褥瘡委員会のリンクナースとして働いており、褥瘡について基礎的な部分を学びたいと思ったことが参加したきっかけです。研修会では、3名の講師の方に褥瘡のメカニズからム予防、治癒過程までパワーポイントを用いて説明を受けましたが、写真が多く使われており、わかりやすかったです。グループワークでは私とは違う意見を交換し聞くことができ、さらに視野を広げることができました。
今回の研修で、褥瘡の好発部位やスキンテアを行い予防していくことが大切であるということを改めて学ぶことができたので、参加してよかったと思います。

6階病棟 田中

※リンクナース:専門チームや委員会(感染制御チーム、褥瘡対策チームなど)と病棟看護師をつなぐ役割を持つ看護師のこと

スタッフブログ

院内 認知症ケア研修

認知症ケア研修会が職員対象に8月6日(火)行われました。
本日の研修内容は、「認知症の人に対するコミュニケーション方法」。
事務員も認知症の患者さんと接する際に必ず注意しなければならない内容かと思われます。
1日11回講座があり、空いた時間に出席することができました。
最後は、簡単な小テストを提出して研修会参加証明書に印をもらいます。
このように、当院では定期的に職員のスキル向上の為、いろいろな研修を開催しております。

広報 山岸

スタッフブログ

第45回松本ぼんぼんに参加

「第45回松本ぼんぼん」と「第49回長野びんずる」が8月3日(土)に開催されました。
長野県では、京都の祇園祭りと同じくらい大きなお祭りです。
今年の松本ぼんぼんは、220連の計1万9500人が参加し、うちわを片手にサンバ調の音楽に合わせて踊ります。
当院からは、青年部が毎年参加者を募って「松本ぼんぼん」に参加いたします。。
今年は、例年より少ない人数でしたが当院より若手ががんばって踊り披露したようです。
事前に踊りの練習が必要で、当日は飲酒しての踊りが禁止されています。


 
普段の仕事とは別に、各職員とのコミュニケーションの場にもなっております。
詳しい内容は、広報誌「きずな」9月号にて紹介いたします。

広報 山岸

 

 

スタッフブログ

不整脈心電学会に参加してきました!

7月24日〜 27日にパシフィコ横浜で開催された「第66回日本不整脈心電学会学術大会」に参加しました。
 同日に「植込み型心臓デバイス認定士 指定講習会」が開催されたため、残念ながら参加できなかった職員もいましたが、当院からは看護師2人と臨床工学技士1人が受講しました。

 私は普段は病棟勤務ですが、病棟から月2回行われる院内外来のデバイス外来で、患者さんやご家族と関わらせていただく事があるため、外来での面談や入院中の患者さんの看護に活かせるようさらに学習をしていきたいと思っています。

夜は、全国のデバイスナースの懇親会に参加しました!
様々な形・環境で活動されている他院の先輩方の話は興味深くとても勉強になりました。
今回の懇親会での話などを参考に、当院も病棟・外来共に、質の高い看護ができるようにがんばっていきたいです。

 2日目以降は他院の遠隔モニタリングの管理や、チーム医療等の演題を聞きたくさん勉強できました。
学会の懇親会にも参加し、色々なB級グルメや横浜名物、おいしいお酒を堪能しました。中華街にも寄ってリフレッシュしてきました。
今回受けた刺激を今後の看護に活かしていきます! 

  3階病棟 看護師 高野