スタッフブログ

2年目看護師研修

こんにちは!

 今回の2年目研修では退院支援と訪問看護について学びました。
退院支援では実際に医療ソーシャルワーカー(MSW)から話を聞きました。
患者さんの退院先は自宅だけではなく、その方の家族や環境、ADL(日常生活動作)などを考えながら、その患者さんに合った退院先を決めていかなければなりません。そのためには看護だけではなく、リハビリやMSWなど、他職種連携しながら、患者さんを診ていくことが大切なのだと学びました。さまざま方向からその患者さんを捉え、より良い退院先やサービスを提供するお手伝いをすることも、医療職として大切な役割だと感じました。

 訪問看護について、当院の訪問看護ステーションあづみの所長から講義をしていただきました。家での介護・看護は病院とは環境が大きく違うため、看護師も工夫をして看護を行わなければなりません。患者さんひとりに目を向けるだけではなく、その家族の方の介護に対しての疲労や気持ちなども傾聴し、思いに寄り添うことも訪問看護として大切だということを学びました。

 私が所属している6階病棟は小児科と内科の混合病棟です。6階でも退院支援を必要とする患者さんは多くいらっしゃいます。入院を長期化させず、早期にサービス調整し患者さんが自宅に戻れるようにできればと思います。

また訪問看護を受けられる患者さんが自宅で困らないよう、病棟での様子や行っていた処置などもしっかりと申し送りしたいと思います。今回学んだことを臨床で役立てていけるよう頑張ります。

6階病棟 南

フレッシュナースブログ

2021新人研修~検査・輸血・輸液・認知症について

 梅雨に入り、雨が多い季節となりました。
あっという間に入職して4か月になります。時間が経つのは早いものですね。
さて、5月27日の研修では、検査・輸血・輸血プライミング・輸液・認知症について学びました。臨床検査では、スピッツの取り扱いや採血管へのラベルの貼り方を実際に行いました。

 採血管の種類によって必要量が違うこと、検査への順番、専用の容器が必要なラベルがあることを知りました。採血は看護師であれば行うことなので、採血管への注意点を守って行っていきたいと思います。
輸血、輸血プライミングでは輸血を行う際、輸血の不適合を防止するために輸血関連検査が重要であり、情報伝達の間違いが起こらないよう輸血を実施する医療機関で血液型判定を行うこと、二重チェックをして初めて輸血が行えることを学びました。他にも様々なところで何度も何度も確認をして、「安全性を高め、患者さんに提供をする」ということの重要さを改めて感じました。
午後は、認知症について講義を受けました。認知症は高齢化社会により、今後さらに増加傾向となっている身近な病気です。認知症にも種類があり、それぞれに特徴的な経過があることを学びました。認知症の治療には薬を使うものと使わないものがあり、薬を使用する場合は、副作用や効果時間などを考え飲むタイミングが重要です。

認知症とは、以前とは違い珍しい病気ではありません。だからこそ病気を理解し、その人の気持ちに寄り添うという看護ができるよう日々勉強していきたいと思います。

新人看護師3階池上