スタッフブログ

医療英語スキルアップ

 当院がある長野県北安曇郡は、観光地が多くまたスキー場がたくさんあります。

通年を通して観光客が多いのですが、冬にはスキーをしに海外からもたくさん観光客が来日します。トリップアドバイザーでは、過去に10位以内に白馬村が人気観光地として選ばれたくらい世界でも人気なエリアです。
この雪が降る季節が近づいてくると、海外からの患者さんが多くなるため自分のスキルアップのため「医療通訳試験を受けないと」なんて思い毎年申込をします。

今年は、コロナ禍ともありWEB受験になりました。
毎年会場になる東京や大阪に行かず、家でできる便利さ。
でも、実際受験してみて集中ができず来客が来たりという難しさもありました。
試験は、1時間のリスニング。1時間の筆記。
毎年Basicコースを受講していましたが、今年はAdvanceコースに挑戦。
ところが内容が一気に医療関係の治療法とかになり、正直看護師とかでないと選べない問題が多かったように思います。

 さて、この夏は日本在住の外国の方が受診するケースが多かったです。
母国語が英語であれば、ちょっと専門的な言葉でも大丈夫ですが、そうでないアジアやヨーロッパ系の方には、それをさらにわかりやすく説明をしないとわからないことが多いです。
日本人の奥さんの方も多々いますが、嬉しいことに医療の専門的なことは説明が難しいので、通訳をお願いしたいと言ってくださいます。

 まだまだ未熟ですが、現場の経験と先生や看護師さんとのコミュニケーションが本当に必要な仕事だと実感しています。
受診科によって専門的な知識が変わるので、絶えず勉強です。

当院は、平日時間内であれば英語以外にポルトガル語の対応も可能ですが、不在の時があるので、事前にご連絡をいただければできる限り対応できるようにしています。
Available English speaking staff during weekday. Reservation is recommended in advance.

 長野県は食べ物もおいしいです。

 

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第27回排尿機能学会へWeb参加しました

 第27回日本排尿機能学会は10月15日から17日の3日日間、TKPガーデンシティ品川
で行われました。コロナ禍のおり、現地とWeb併用のハイブリッド学会として行われ、現地で370名が参加、ライブ配信・Web視聴をあわせると750名が参加されたようです。
今回はポスター発表で参加し、開催期間中はWebで排聴しました。
開催期間中のライブ配信以外は、ポスター発表も含め後日オンデマンドで配信されました。ライブ配信はメイン会場のみでしたが、特別講演やシンポジウムなど今後の女性骨盤底リハビリテーションを行っていく上で勉強になりました。
従来通りに開催できないことは残念ですが、オンデマンド配信は聞き逃しなどがないためメリットでもあると感じました。
自分自身のポスター発表は、女性に多い腹圧性尿失禁について発表しました。
会場での発表ができなかったので、座長の先生などと直接質疑応答などできないことは残念でした。
今後の学会が1日でも早く従来通りの開催できる状況になるとよいと改めて感じました。

理学療法士 佐々木

女性骨盤底医学センターの案内はこちらから>

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コグトレ体感研修会に参加して

 今年は新型コロナで研修会もキャンセルが相次ぎました。
そんな中、少し緩和してきたときに、「コグトレ体感研修会」の案内がありました。

「コグトレ」の言葉は耳にしますが、実際どういうことをするのか?
会場が病院の近くだったので、興味があり行ってきました。
もちろん、会場の感染対策を確認して…「検温、消毒、3密を避ける」がしっかりされていました!

今回は、発達障がい等をもつ子ども達のコグトレ(Cognitive・Training=認知トレーニング)の実践報告や効果について等のお話し…の前に、発達障がいをもつ子の中には、身体の動かし方が不器用な子もいるので、どのような身体感覚なのか?
それに近い感じを、クリアファイルを使って体感しました。クリアファイルをメガホンのように丸め、それをのぞくようにして被る。視界がせまい!ぼやける!そんな中、参加者が分かれて風船バレーをする。
大体、想像つきますよね。体感だけでなく、どのように思い、客観的に見てどう思ったかと 理解を深めました。
 そういった生きづらさを抱える子ども達が、楽しく、身体や頭を動かす!ことを提供する。それだけでなく、学んだことを生活につなげられるように!
これは、もう作業療法士の得意分野です。今まで知らなかったなんて、軽いショックを覚えつつ、新しい知識が増えた良い機会でした。
当院では、小児は少ないので、高齢者の方に応用して使えそうです。研修会を受けた全員にバッジが配られました。これで、今日から私もコグトモです。

                              訪問リハ OT

 

フレッシュナースブログ

2020新人研修~KYTと緩和ケア~

 今回のブログ担当は3階病棟です。
今日は、KYT(危険予知トレーニング)と、がん看護、緩和ケアについて学びました。
KYTでは日頃から危険を予測することで患者さんの安全を守ることに繋がるということを学びました。

 
がん看護、緩和ケアの講義では、「もしバナゲーム(最期をどうすごしたいか)」を通して人それぞれで死生観が異なるということを改めて実感することができました。今回の学びを活かして患者さんとの関わりを大切にしていきたいです。

 

                         3階病棟 佐藤・早川・永川・福島 

WOCNブログ

学習会後のお楽しみ!?

 今年度は学習会を毎月2回行っています。
6月から始めて、12月で終了する予定。
対象をラダーⅡ以上(新人看護師以外のNs)とし、褥瘡ケアとスキンケアについて、
15時から開始し、30~40分間で終了しています。

最初は、「月2回程度なら何とかなる」と簡単に考えていましたが、委員会や会議への出席などもあるため時間の確保に苦慮しています。
自分から言い出したことなので大変とは言えませんね。

学習会の内容は、あえて超基本的なことも入れています。
「これは知っているよね~」と思うようなことでも、「知らなかった」とアンケートに記載されていることもあり、それを知ることも楽しみのひとつです。

質疑応答の時間がないため、質問や要望をアンケートに記載してもらうのですが、性格が出ますね。
みんな違っていて面白いし、現場にいない私が知らないことも、要望として教えてもらえるので、すごくありがたいのです。

質問・要望へのコメントを書いてくれた人には、感謝の気持ちを込めて返事を書き、本人へ手渡しています。
そのままだと味気ないので、「たいへんよくできました・よくできました・すばらしい・がんばりました」などと書かれた、可愛い動物のシールを貼っています。

研修の内容だけでなく、演習で体験した洗浄剤や保湿剤の効果や、ベッドの背上げ・背下げ時の圧抜き、大転子の位置と背上げ部分の位置を合わせることなどを忘れずに、
看護に活かして欲しいと願っています。

 
*若一王子神社の御本殿の屋根に付いていた鬼面。写真は南側の鬼面です。

いつもありがとうございます。   WOCN   ふりはた

 

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大人の文化祭

 感染症の影響により5階病棟で毎年開催している七夕会や病院祭などの病院行事が次々に中止になってしまいました。
そんな中、患者さんの単調な入院生活に何か変化をもたらしたいと考えて行ったのが「大人の文化祭」です。

 
 5階病棟ラウンジに患者さん、病院スタッフの作品を7日間の期間限定で展示しました。患者さんの作品は日頃のベッドサイドリハビリで行っている塗り絵や貼り絵、職員の作品は写真、裁縫、習字、手作りの置物などがありましたが、5階病棟スタッフ以外からも出品していただけました。

 
患者さんからは「展示するからいつもより綺麗に塗らなきゃ」「ラウンジに私の作品があるからそこまで頑張って歩こう」「私も退院したらこういう趣味にチャレンジしてみようかしら」などといった声が聞かれました。
初めての試みでしたが、入院生活に少しでも変化を提供出来たのではないかと感じました。これからも時代のニーズに合った企画を考え提供していきたいと思います。

5階病棟 中野

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第22回日本褥瘡学会学術集会

 今回褥瘡委員会のリンクナースとして、オンデマンド配信の日本褥瘡学会学術集会に参加させていただきました。外傷の知識・栄養について・外用薬の選択・ポジショニング・スキンテアなど、多角的な角度から皮膚ケアに関係する様々な学習ができました。
入職してから10年以上経過しましたが、いまだに皮膚トラブルを予防する関わりについては悩むことが多く、今年度の固定チームナーシングでもスキンテア予防を行うチームに入らせていただいて日々活動を行っています。皮膚トラブル予防対策は、感染対策や認知症対策などと同じように、チーム一丸となって取り組んでいくべき課題の一つだと感じています。この学びを病棟スタッフと共有し、日々の看護に活かしていきたいと思います。

5階看護師 中村