WOCNブログ

補助者さんへ伝えたかったこと

前回の投稿の続きです。
まずは、褥瘡予防について。
外力×時間で発生するので、外力の時間を短くすること・圧力や摩擦ずれの軽減を図ることが大切。
普段行っている背上げ・背下げ、おむつ交換、体位変換などの場面で発生している。
拘縮がある患者さんに対しては、ポジショニングを行い身体の重みを支えることで、圧力の分散を図る。
背上げ、背下げの場面では、ずれの解消を行うことで患者さんも快適になる。
おむつは正しく当て、スキンケアを徹底することで、失禁関連皮膚炎を予防するなど。。。

デモンストレーションは、ポジショニングとおむつの正しい当て方。
身体の重さを感じてみたり、ずれの解消の前後での違いや、側臥位のポジショニング方法。
1グループ20数名なので、体験できたのはモデルを務めてくれた人だけですが、研修後に実践できるように指導したつもりです。

おむつは、細かい所までは見えなかったと思いますが、ポイントはおむつの特長を知ること、サイズに合った物を選択し、ソケイ部に沿って当てる。テープは必ず下から止めて、上のテープは少し伸ばす位に当てて丁度良いことなどを説明しました。
当院で使用している、重ね使いをしないタイプのおむつを採用しているのは、参加者の中では少数派でしたが、持ち帰り希望者が多く、サンプル品を持ち帰っていただきました。

腰痛にならない移乗方法や、摂食嚥下についての演習もあったので、参加者の皆さんも
内容が盛りだくさんで大変だったと思いますが、実践や伝達講習を行っていただき、自分のものにして欲しいです。
適時調査の前日だった研修、色々な意味でちょっと大変でしたけれど、アンケートの結果を聞き、汗だくで頑張って良かったと思っています。

いつもありがとうございます。   WOCN   ふりはた

 

*カレーでパンダだったか、パンダでカレーだったか、そんな名前のカレー。
可愛いだけでなく、味もマイルドで美味しかったです。

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