WOCNブログ

足を守る・健康を守る

メディカルフットケアチーム講演会に参加するために、伊那市まで行ってきました。
演題は、「忍び寄る7つの足の老化(フットフレイル)」
「佐賀大学における創傷治癒と歩行解析から診た免苛・除圧の有用性」
菊地守先生と上村哲司先生が講師です。
著名な先生のセミナーに無料で参加できるなら、プレミアムフライデイだって関係ありません!

「フットフレイル」とはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、足部の機能の低下やむくみなどを含む身体の衰え(フレイル)のひとつで、早めに気付き適切な対応をすることでより健康に近づけるのだとか。足の耐用年数は60年と聞くと、「短い」と感じると思いますが、長持ち!?できるかできないかは本人しだいなのです。

菊地先生考案の7つの足の変化は、「フットがよわくへんか」
フ:浮腫
ツ:爪トラブル
ト:動脈変化
が:がちがちの足底
弱く:筋力低下
へん:偏平足
か:関節が硬い

爪トラブルを抱えた患者さんは多く、ほとんどの方が短く切りすぎです。
足の指と同じくらいの長さに揃えることが大事で、手の爪も同じ。
ただ、高齢になると視力や手指の巧緻性が低くなり、力も入りにくくなるため、切り難くなるのも仕方がないかなぁとも思います。
健康寿命延伸のためには、フットケアは外せないことなので、ケアにかかる時間に見合うだけの診療報酬が付く日が早く来て欲しいと切に願っています。

*フットケアに春が来て欲しいです。

写真提供 訪問リハビリ 大倉PT

いつもありがとうございます。  WOCN  ふりはた

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