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平成30年定年退職者送別会

3月29日(金)平成30年度定年退職者の方の送別会を行いました。
当院7階やまなみホールにて多くの職員に囲まれて、なごやかな雰囲気で行われました。
 長い方で安曇総合病院時代から勤務をされて42年間勤務いただきました。今後も再雇用制度にてさらに経験を生かしていただく方や、第二の人生を楽しまれる方もいます。長年のお勤め本当にありがとうございました。
そして、退職者のみなさんから当院へ車いす2台を寄付いただきました。
今後は、外来にて大切に使わせていただきたいと思います。

広報

 

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オーストラリア緩和ケア研修プログラムに参加して

平成31年2月18日~24日、オーストラリアの緩和ケアプログラムに引率・同行させていただきました。この研修は公益社団法人臨床心臓病学教育研究会主催で、オーストラリアでの緩和ケアの取り組み・医療サービスや各療法について学び、施設見学と訪問看護に同行し実際のケアの様子を見学します。

 ←説明を受ける参加メンバー

今回の研修には、看護師・臨床検査技師3名が参加し、オーストラリア緩和ケアの理念、緩和ケアにおける多職種の役割と連携・地域との連携・症状のマネージメント等についての講義を受けたり、高齢者ケア施設・病院の緩和ケア病棟見学、家庭訪問にも同行させていただきました。中でも心不全の緩和ケアに重点をおいた研修内容でした。緩和ケア=ターミナルケアではなく、診断され早い段階から介入させていただくという考え方がとても印象に残る研修でした。

オーストラリアでは「自分の人生は最期まで、自分で責任をもつ」という意識が発達しています。国が緩和ケアの重要性に注目して予算を組み医療と連携しながらバックアップを行っており、国をあげての教育も充実しています。患者さんや家族の想いを尊重できるよう、多職種での関わりがとても重要であることを学びました。症例検討を通し、活発な意見交換も行われました。オーストラリアと日本は、歴史や文化も異なるため完全に同じようにすることは難しいですが、患者さん家族のQOL(生活の質)を大切にしたいという気持ちを尊重し、身体的な症状だけでなく心配事や不安を含め精神面のサポートのためチーム連携していきたいと思います。あづみ病院では様々な領域のプロフェッショナルで構成された循環器センターチーム、緩和ケアチーム、3Dサポートチームなどの多職種連携チームがあります。(またこちらの研修内容は、広報誌「きずな」4月号特集にて紹介しています。)

循環器専門ナースコースサイト
 
緩和ケアオーストラリア研修サイト
 当院では、心不全緩和ケア・緩和ケアも行っております。

看護部 大月

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消防訓練~2019~

本日、南部消防署さんのご協力をいただき消防訓練を行いました。
昨年11月に精神科病棟(南病棟)・肩関節治療センターが増改築なり、今回はその南病棟1階での火災を想定して行われました。
「火事だぁ~」の掛け声で火災報知器が押されました。

  
▲歩けない模擬患者さんをエアーストレッチャーで搬送する職員     ▲けが人、患者数を報告する職員

実際に火災が発生した状況を想定しながら、参加した職員で協力していかにスムーズに避難誘導・消火にあたれるかです。
実は、今回の訓練はシナリオ通りに進まなく、職員の判断で動く場面がありました。実際に火事や自然災害が起こった時は、そのような場面がたくさんでてくると思います。
このように、シナリオ通りマニュアル通りことが進まない時、どのような行動をとるか?そのようなことも、今回の訓練で勉強になり、職員間で情報共有を行いました。

 
▲煙テントを設置                             ▲袋を被って避難することを教わり体験しました                  

最後に煙体験を行いました。昔は、濡れたハンカチを口にして、避難と習ったと思います。今は、袋を顔に被って1~2分で逃げるそうです。
火災が起こらないように心掛けていますが、自然災害などが起こった時にいかにスムーズに患者さんを非難誘導できるか日々心がけております。
 

広報担当

 

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多言語対応

当院の3階病棟看護師大月さんが先月「オーストラリア緩和ケア研修」に参加し、チーフとして日本からの参加者の通訳も担当したそうです。
その研修の様子を広報誌「きずな」4月号にて特集記事として紹介をさせていただきます。ぜひ、楽しみにしてください。

 ←提供いただいたメルボルン駅の写真

今年は、ラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピックが開催され、さらにこの池田町では日本アルプス国際学院で日本語科が開校いたします。
このように入国改正法によりインバウンドと在留外国人の数は右肩上がりで増加していくと予測されています。

当院は、観光地が近いということもあり、外国の患者さんが通年を通して多く英語・ポルトガル語ができる職員で対応を行っております。さらに、他言語も対応できればと勉強している状況でもあります。言語の対応ができれば患者さんも安心でき診療もスムーズに進めることができます。
まだまだどの医療機関でも多言語対応が課題にあがっている現状ですが、当院でもひとつ一つ課題をクリアしていければと取り組んでおります。英語、ポルトガル語通訳をご希望の方は、当院職員が対応しております。事前に来院することをご連絡ください。We are an available English speaking staff for weekday. Reservation is recommended in advance.

 

広報担当