精神科ブログ

2017年4月実習 

私はあづみ病院で2週間実習をさせて頂きました。2週間の実習では、主に精神科を見学させて頂き、そのうち1日は白馬診療所で地域医療の見学をさせて頂きました。

 

精神科の実習で私が特に印象に残っていることは、予診をとらせていただいたことです。普段の実習では、既に診断されている患者さんの元へ行きお話を伺うことはあっても、まだ何の診断のついていない方のお話を聞く機会はあまりありません。最初は難しかったですが、新鮮でとても良い経験になりました。また、予診をとった後すぐに指導医の先生による診察の見学もさせて頂けました。自分で聞き逃してしまったことなどを把握することができるのも大変勉強になりました。

 

白馬診療所での実習では、地域医療のむずかしさや魅力を実感できました。患者さんの訴えは様々で、それをすべて一人で診なければいけないのは、大変であると同時にとてもやりがいがあると感じました。患者さんとの距離が近く、一人ひとりと長く付き合っていくことも魅力的だと思います。

 

2週間という短い期間の実習でしたが、とても充実した実習となりました。先生方も優しく、丁寧に指導して頂きました。2週間の実習を通して一番感じたことは、精神科を志望しているなら、あづみ病院で実習することはとても勉強になるということです。

 

最後になりましたが、2週間ありがとうございました。大学病院の実習だけではできないような経験をたくさんさせて頂きました。今回の実習で学んだことを活かして、励んでいきたいと思います。

東海大学医学部6年 花輪球太

指導医・研修医ブログ

平成29年度開始! (2017年04月05日)

ついに新年度が始まりました!今年度の当院の研修医は、2年次2名、1年次1名の合計3名でのスタートとなります。

スタッフブログ

新入職員歓迎会

 やまなみホールで、医師も含め新入職員36名を迎えての歓迎会が行われました。

緊張しながら自己紹介の後、配属先の先輩と入り乱れての懇親会。次第に笑顔が見られて和気あいあいとした雰囲気でした。
看護部門は、保健師33名・助産師2名・看護師246名・准看護師14名の計295名。看護補助者は45名(介護福祉士17名を含む)で、 総計340名でスタートです。
 
 
WOCNブログ

サクラサク

 先日、当院を退職後に、介護保険施設で働いているスタッフと話す機会がありました。

彼女は看護師ではありませんが、CSTの初期メンバーで、コンチネンスについて良く理解し、頼れる大切なスタッフのひとりでした。
何処へ行っても仕事はきちんとできると思っていたので、全く心配はしていませんでしたが、とても嬉しい事を教えてくれました。
(今の施設は、当院で使用しているおむつとは違うメーカーのため)
「ニオイが全く違う、すごく臭い。」「交換回数は多く、腰痛になる。」「交換時にパッドが湿っているのが分かる。」「洗浄後に何も塗らないので、皮膚トラブルが多い。」
「マットレスも直ぐに交換していたのに今はできない。」等。
一番嬉しかったことは、「今まで当たり前のように言われたことをやっていたけれど、ふりはたさんが考えてくれていたんだって良く分かった。考えてくれる人、教えてくれる人がいないとダメだよね。」と言ってくれたこと。
洗浄剤についても以前「家族が持ってきた物を使ったけれど泡切れが悪かった。やっぱり○○(当院で使用している洗浄剤)はいいね。」と言われたことがあり、嬉しかったことを思い出しました。
患者さんに使用する物は、自信を持って「良い製品です」と言えるような物であることを基準に考えています。
スタッフも良い製品を使用することでケアが簡便になり、丁寧なケアをこころがけるよう指導しています。
 
*やっと桜が咲きました。
開花から天気が安定しているので、例年よりも長く楽しめそうです。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 
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フレッシュナースに伝えたいこと

 毎年恒例の新人看護師研修を行いました。

昨年度よりも5名少ない15名でしたが、とても反応が良く期待が持てます。
担当はスキンケアと褥瘡ケアですが、「褥瘡ケアと排泄ケアは看護の基本!」というタイトルにしました。
私の専門領域は看護の基本だと考えているので、そのようにスタッフへ指導しています。
まず、基本ができて、それから次のステップを踏むことが大事!
その想いをタイトルへ込め、研修でも伝えました。
内容は、皮膚の構造、機能に始まり、予防的スキンケアやテープ類の剥がし方、高齢者の皮膚についてなど。
褥瘡ケアについては、リスクアセスメント、皮膚の観察方法、ポジショニング、圧抜きなど。
排泄については依頼がありませんでしたが、尊厳を守る、羞恥心に配慮する、おむつで排泄せざるを得ない患者さんの気持ちを常に念頭に置き、ケアを実施することを指導しました。
演習は予防的スキンケアしかできませんでしたが、また次の機会にポジショニングなどを行えたらと考えています。
アンケートの結果から、現時点で必要な知識は得られたと思うので、これをどうやって実践していくかが課題ですね。
知識や技術を応用していくことが難しいなので、プリセプターの看護師からしっかり指導を受けて欲しいと願っています。
 
 
 
*新人看護師のめざす看護は、1年間壁に貼り続けます。
いつもありがとうございます。    WOCN ふりはた
 
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フォローアップ研修

 先月中旬に認定看護師対象の(主にWOCN)研修がありました。

午前中は、3Mの高水さんが診療報酬関連について講演され、
午後は、他県でご活躍の看護部長や副看護部長、県内のパイオニアで、師長でありWOCNでもある斉藤さんのご発表がありました。
看護部長さんが、認定看護師へ求めることのひとつに「地域の人材」を挙げられたのが、とても印象深く、言葉が頭を離れません。
院内では「ツール」として活用して欲しいし、地域でも活動する時間をなるべく作るようにしてきましたが、「地域の人材」といった発想はありませんでした。
地域の人材
地域の人材
地域の人材。。。。
地域連携もまだこれからなのに、気が遠くなりそうです。
ひとつだけ、自信を持てたこともありました。
「(認定看護師は)自分のやりたいことをするのではなく、役割に意味を見出し、自律的に取り組む」
この5年間、自分のやりたいことよりも、優先的に取り組まなければならないことを行ってきました。
それは、役割として必要なことで、あたりまえのことだから。
頑張ってきたことを初めて評価してもらえたみたいで、大変嬉しく、地域の人材と思って頂けるようになりたいという気持ちになれました。
さすが、看護部長!
 
 
*安曇野ちひろ公園、美術館も公園もステキです。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた
 
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アンガーマネジメント

 数年来アンガーマネジメントに興味があり、先月ようやくセミナー受講ができました。

アンガーマネジメントとは、「怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らないようにすること」
決して、怒らないようにすることではありません。
なぜ私がアンガーマネジメントに興味が沸いたかというと、
怒っていることの表現が上手くなりたいから。。。
怒りのピークは6秒間なので、その間上手くやり過ごすことがポイントです。
「頭にきたら10数える」と教えられたことがありますが、先人の言うことに間違いはありませんね。
以前は、「怒られると思うので最初に謝っておきます」とか
「きっと怒られますが言い訳をさせて下さい」とか言ってくるスタッフがいました。
学習したのかどうか不明ですが、私が怒るシチュエーションが分かるみたいで、
最近では「怒られる」という表現は無くなってきたと感じています。
謝られたら「謝る相手は私ではなくて、患者さんだよね」
言い訳されたら「それは患者さんには関係のないことで、スタッフの都合だね」と指導してきた結果なのでしょうか。
言い訳ではなく、言い分は聞くようにして、「次からは気を付けよう」とか
「同じことを繰り返さないように注意しよう!」と伝えています。
アンガーマネジメント、次は応用編について学ぶ予定です。
 
*福寿草の花言葉は「幸せを招く」
なんといっても、福と寿ですから。。。
いつもありがとうございます   WOCN ふりはた
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April Fools’ Day

 平成28年度当院の院内発生は0件であり、褥瘡発生率は0%でした!

院内保有率もなんと0件であり、褥瘡保有率も0%でした!!
なんて。。。
保有率はともかく発生率については、いつかきっと「嘘からでたまこと」になる日が来ると信じています。
褥瘡推定発生率:
(調査日に褥瘡を保有する患者数-入院時すでに褥瘡保有が記録されていた数)/調査日の施設入院患者数×100(%)
褥瘡保有率:
調査日に褥瘡を保有する患者数/調査日の施設入院患者数×100(%)
 
 
*桃!? ではありません。桃の香りがするハンドクリームなのです。
いつもありがとうございます。   WOCN ふりはた