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2023新人研修~半年間の振り返り~

 こんにちは。11月に入り日が落ちるのが早くなりました。病院からの帰り道は星空がとてもきれいです。入職して7か月が経ちましたが、夜勤が始まるなど、少しずつですができることが増えてきたように感じます。寒さも厳しくなってきたため、体調を崩さないように気を付けていきたいです。

11月の新人研修では、8月に行う予定だった半年間の振り返り、KYT(危険予知トレーニング)、呼吸器や嚥下についての研修を行いました。その中でも特に印象に残っているものは半年間の振り返りです。
今回の振り返り研修は、自分の目標を他のメンバーに考えてもらうという内容でした。半年間の自分を振り返り、困っていることや最近の生活をメンバーに伝えることで、相手の立場になり目標を考えました。相手の立場になり、自分だったらどうするのか考えることで、自分では思いつかないことや様々な視点から考えることができたため、非常に楽しく面白かったです。

KYT(危険予知トレーニング)の研修では、どのようなことが危険につながるのか、些細なことから様々な可能性を考えました。
普段の看護の中でも、何が危険につながるのか考えながら、安全に配慮した行動ができるようにしていきたいと感じました。
呼吸器や嚥下の研修も日々の看護に活かしていきたいです。

 

 新人研修は勉強にもなり、同期の方達とも会えるためとても楽しいです。入職して半年が経ちましたが、体調には気を付けてこれからも頑張っていきたいです。

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〜がん看護、エンゼルケア〜

 こんにちは。11月に入り紅葉がきれいな季節となりました。病棟から見える紅葉もとても綺麗で、患者さんたちも病棟から紅葉を楽しんでいます。
4月から働き始め、8ヶ月が経ち、夜勤業務が始まっています。日々忙しく過ぎていきますが、責任が増えるにつれ、自分の自信にもつながっています!ときには同期と遊んだりリフレッシュしながら、仕事とプライベートを両立させています。

 さて、10月30日に行われた新人研修では、がん看護やエンゼルケアについて学びました。

自分自身ががんと宣告されたとき、受け入れられず、様々な感情が湧き上がってくると思います。そこで緩和ケアが重要になってきます。緩和ケアは患者さん本人だけではなく、患者さんのご家族もケアしていきます。新人看護師同士でカードを使った”もしバナゲーム”を行いました。人生の最後をどのように迎えたいか、自分自身の優先度の高いカードを選び、お互いに見せ合いました。もしもの場合ですが、人生の最後には人それぞれ大切にしたい思いや時間があると言うことを知りました。緩和ケアでも、患者さんの思いやそのご家族の思い、大切にしている価値観を、自分自身も大切にしながら関わる必要があると感じました

 
 そして、エンゼルケアは死後のケアです。死に至った患者さんとその家族の別れの際に、環境を整え、その人らしい最期を迎えるために肌の色やツヤを表現し死後も患者さんの尊厳が保たれるように関わります。研修では、実際に使われているメイク道具を使用し、メイクの様子を見学しました。

  
 今回の研修は少し難しい研修でした。人の死に関わるということは、その人の人生を大切にして関わる必要があると感じました。

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外の世界を観よう!~学会参加~

 みなさん、年に1回は学会に行っていますか? 当ブログは「スキルを上げたいと思っているスタッフの役に立つ」も目的のひとつとしているようです。となれば! 私の学会の利用の仕方をお話し、1人でも学会に行く人が増えるお手伝いをしたいと思います。

とはいえ一番気になるのは学会って参加費が高い!と思うことかもしれません。ですが、適切な申請さえおこなえばお得に費用負担が少なく学習ができます。当院では学習の援助として学会の参加費・交通費を支給する規程があります。職場でまずは確認してみましょう。

 学会のコツとして、学びたいこと以外にもいくつか目標を決めていきましょう。学会会場を効率よく回る方法や、会場までの旅程を含めた「計画をたてる練習」とするのもありでしょう。学びに行く過程は全て自分で手配しなければなりません。旅行と組み合わせて現地の美味しいものを食べて「日常ではないものを楽しむ」のも学会の楽しみのひとつです。もちろん、最新の考え方に触れ「医療・看護を新鮮に感じられる」機会とするのもよいでしょう。

 個人的には、「質問をする訓練をする場所」としてもおすすめです。たくさんの人の前で質問をするのは緊張しますが、自分の率直な疑問をぶつけることで、周りの人の理解をより高めるお手伝いもできるのです。慣れてくればすべての発表に対して発表の途中で質問が考えられるようになります。自分より上手な質問をする人もいるでしょう。その人の言葉の使い方を盗むと、更にスキルアップができます。また、自分が演題発表をする立場になった時、質問に対する回答の仕方も勉強できるのではないでしょうか?

 私が、学会に行くようになったのは、初めて働いた病院の男性看護師の先輩から「年に1回ぐらいは学会に行って、雑誌も一つぐらいとっておいた方がいい」を愚直に実行していただけです。医療の世界は医師の指示のもと看護師が治療に関わるため、自分が学習することの価値が低いように思われるかもしれません。しかし、目の前の患者さんに何かできるのは現場の自分なのです。学会参加というのは、その「何か」を磨き上げる機会の一つと、私は考えています。

 終わりに、総じて述べたいことは「外の世界を観よう」です。病院の中だけを見ているとそう思えないかもしれませんが、この世には「まだ見ぬ誰かのために世界を良くしよう」と本気で取り組む人が数多くいます。みなさんがその一人になることもあると信じています。

あっ!先日参加した人間ドック学会では、健康管理課の保健指導を中心に聞きました。自分の研究、現場での実践、まだまだやれることがあるなぁと感じて今回の学会を終えたことを、終わりに報告いたします。

健康管理課 保健師 内山博幸

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2023新人看護師研修~急変時の対応・輸血~

こんにちは!新人看護師の上川です。

入職して3ヶ月が過ぎました。まだまだ業務になれず先輩たちの背を必死に追う日々を過ごしています。
さて、今回の研修では急変時の対応と輸血について学びました。
急変とは患者さんの病態が急激に悪化することを言います。
研修では様々なシチュエーションで、急変した患者さんを発見したときの対応についてチームごと考えました。切迫感のある状況で的確な指示を出すことの難しさを実感しました。
AEDの使い方や胸骨圧迫だけでなく、気管挿管の介助方法についても学びました。手術室に配属された同期は気管挿管の介助に慣れており、経験を積むことの大切さを感じました。


病棟で働いていると胸骨圧迫や気管挿管の介助はあまり経験できませんが、急変した患者さんの対応をする時は今回の研修の内容を思い出し冷静に判断し対応できるようになりたいなと思います。

 
輸血の研修では、赤血球や血小板などそれぞれの血液製剤の管理方法や患者さんに輸血をするまでの一連の流れを学びました。私の働いている6階病棟では輸血を行うことが多いですが、私はまだ実際に輸血を実施したことがないため今回の研修内容を病棟でも活かせるようにしていきたいと思います。

 
真夏日が続いていますが、熱中症にならないようこまめな水分補給をしてこの夏を乗り切りましょう!

新人看護師上川

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2023新人研修 ~6月編~

新人看護師 4階病棟の保坂です。
6月の新人研修では、フィジカルアセスメント、認知症看護、身体拘束の3つについて学習しました。
フィジカルアセスメントの研修では、フィジコという人形を使用し、聴診器で肺の音を聴きました。
息を吸ったり、吐いたり…と常に行っている呼吸。その音を聞き分けることで正常なのか、異常なのかを判別できる材料になることを体験できましたが、なかなか聞き分けは難しかったです。看護は5感を用いる必要があるため、耳でも看護できるように特訓していきたいと思います。


 認知症看護の学習では、症状や対応についてなど基礎を改めて学習しました。その方が何を望んでいるのか、何に困っているのか、しぐさや表情など細やかな観察から読み取り、安心して過ごせる環境にできるよう、心がけていきたいです。
身体拘束の学習では、拘束という行為がどのようなことが問題になるのか、安全に医療を提供するためにどのように考えていくのかを学びました。
1人では答えを出すことができないため、まわりの仲間に相談しながら考えました。何が患者さんにとって一番ベストなのかを話し合いをしていくことが大切であり、チーム医療になることを感じました。

 

入職して3か月がたちました。少しずつ…ですが病棟の雰囲気にも慣れてきました。たくさん学ぶことが多く新人同士、切磋琢磨する毎日です。 
スイッチオンのときは、正確に、迅速に、丁寧に仕事をしていくこと。
スイッチオフのときは、好きなことをして息抜きも必要ですね。
プライベートでは最近はアニメ「青のオーケストラ」にはまっています。音楽やアニメの面白さに改めて気づけた作品です♪
日々いろんなものにアンテナをはり、刺激や情報を取り入れて仕事はもちろん、それ以外の生活も毎日楽しんでいきたいと思います。

4階病棟保坂

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2023年新人研修~心電図・口腔ケア~

こんにちは。新人看護師の澁谷です。
今年は暑くなるのがはやいのでこまめに水分補給を行いながら頑張っていきたいと思います。
 5月18日に行われた研修ではモニター心電図についての講義・演習が行われました。機械の操作方法に加えて異常波形についてグループに分かれどんな波形なのか話し合いながらディスカッションを行いました。1か月ぶりに同期に会えたこともあり、とても楽しく行うことができました。
講義の後は院内で使用されている機械を使いながらどの位置にどの電極を使うのか説明を聞いた後、実際に心電図を装着してみました。
 
 演習前は羞恥心と同時に装着部位がわかるか不安でした。ですが、演習の際に必ず主任さんがそばで丁寧に教えてくださり理解を深めることができました。また、実際に看護師側・患者側の両方を体験することで患者さんに心電図をつける際はどんな配慮が必要なのかを体験・考える機会になりました。また、心電図をきれいに測定するには患者さんの緊張や冷感などにも注意することが大切であると改めて学ぶことができました。

口腔ケアについても話を聞きました。日常的に行う援助でも患者さん1人1人に合わせた方法を選択し適切な物を使用することの大切さを学ぶことができたので病棟での看護に活かしていきたいです。

                            新人看護師 澁谷

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2023新人看護師研修~輸液ポンプ・シリンジポンプの操作、注射、採血~

こんにちは。新人看護師の松本です。
ポカポカとした暖かい日が増えて、とても嬉しいです。

 4月10日の新人研修では、輸液ポンプ・シリンジポンプの操作、筋肉注射・皮下注射、採血について学びました。
輸液ポンプ・シリンジポンプの操作の研修では、まず、機器の正しい扱い方について講義を受け、その後に実際に機器を使用して一連の流れを体験しました。手順を確認し、注意する点はどこか、なぜ注意しなければならないのか根拠を考えて行うことで、理解が深まりました。

そして、筋肉注射・皮下注射の研修では、注射実施時の6Rの確認を行い、シュミレーターを使用して筋肉注射・皮下注射を体験しました。

 

採血の研修では、新人看護師同士で採血を行いました。シュミレーターではなく、ペアの新人看護師の採血を行うので、とても怖く、不安でいっぱいでした。実際に採血を行うときは、手技に精一杯になってしまい、あまり声掛けなどができなかったのですが、自分が患者さん側を体験してみることで、患者さんに対して、不安を感じさせないために声掛けを行うことが大切だと気が付くことができました。

今回の研修で学んだことを今後に活かしていきたいです。

新人看護師 松本

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2023新人研修~注射器・血糖値~

こんにちは、4月に入職した髙山です。
社会人になったばかりで不安もありますが、息抜きを忘れずに頑張っていきたいと思います。

 新人看護師研修が始まりました。4月6日の研修では感染対策と医療安全についての講義、ミキシングとプライミングの実技演習を行いました。実技演習では注射器を扱い、薬液の吸い上げなど、吸い上げの際に注射器で自身を刺さないよう注意しながら行いました。
注射器にまだ慣れず不安もありますが、現場では、毎日のように注射器を使うことになると思います。1日も早く慣れるように努力していきたいと思います。

翌日の研修では、血糖の測定が必要な人のための血糖測定について講義を受け、まず自分の血糖測定を行いました。実際に行うことで処置に伴う痛みについて知ることができ、患者さんに行うときには苦痛を最小限にするため声掛けをしながら対応しようと思いました。

また、電子カルテの操作について、パソコンを用い説明を聞きながら行いました。
患者さんの記録を正確に行えるようしっかりと習得していきたいです。電子カルテの練習中ずっと画面を見ていたため、最後にお互いにマッサージを行いリフレッシュをしました。自分自身のストレスケアをすることも大切だということを教わりました。

 

 研修で学んだことを活かして技術や知識をつけ、少しでも患者さんの役に立てるよう頑張ります。

新人看護師髙山

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2023新人研修がはじまりました

 

こんにちは!
新人看護師の川上です。学生の頃はふるさとを離れ勉強していましたが、社会人になり、再び安心感のあるふるさとに帰ってきました。大北地域でお仕事ができてとても嬉しいです。

4月3日にオリエンテーションが終わり、4日から本格的に新人研修をしています。

オリエンテーションでは医長先生をはじめ、多くの先生方に講義をしていただき、今後の勤務に対しての心構えをすることができました。
社会人は学生とは違い、どの場面でも責任のある行動が求められるため、いつも自分自身を振り返りながら生活して行こうと思いました。

新人研修の中では、アイスブレイクで同期のことを知る機会もありました。個性強めなメンバーが多く、自己紹介を聞いていて「この人のことをもっと知りたい!」という気持ちになりました。今では徐々に話すことができ、研修も楽しく行っています。これからお互い切磋琢磨していきたいです!

移乗・ポジショニングの演習では学校で習ったことに加え、実践的に援助者・患者側を体験することで、背抜きをしないことで生じる違和感や不快感を感じ、患者さんにこのような思いをさせない為に気をつけていかなくてはならないと学ぶことができました。

 

スキンケアの講義では、オムツの当て方や日常生活の中で患者さんの皮膚を清潔に保つ際のポイントや固定しているテープの愛護的な剥がし方などを教えていただきました。
病棟で毎日使う手技なので、復習をして確実にできるようにしていきたいです。

 

入職したばかりでまだまだ至らない点がたくさんありますが、学ぶことができることに感謝して、少しでも早く患者さんに安心していただける看護を目指して頑張っていきたいと思います!

新人看護師 川上鈴華

 

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2022新人研修~ 患者さんのことをいちばんに ~ 

 皆さんこんにちは。新人看護師の松澤です。就職して8か月が経過しましたが、いまだに不慣れなことが多く、毎日学びの日々を送っています。とはいっても、帰ったらご飯を食べてYouTubeやNetflixを見て、時にはゆっくりお風呂に浸かってリラックスしてます。就職して一番大変だったことは環境に慣れること(一日の流れや物品の場所を覚えることなど)と早寝をすることです。その中で私が就職してから大切にしていたことは勉強!ではありません(そんなことをいったら怒られてしまいそうですが、、、)。いかにリラックスをして自分のメンタルを整えるかです。皆さん、まずは自分のQOL〈生活の質)を高めましょう!!

 私の話はこのくらいにして、新人研修の話をしたいと思います。
 11月の新人研修は、主にメンバーシップと人工呼吸器の取り扱いについて行い、写真にはないですが、嚥下評価についても学びました。
メンバーシップでは、実際想定される患者さんの状況に対し、どのようなことが行えるのか、事例を用いて考えました。客観的にみたら理解できていることでも、実際に適切な対応ができているのか考えさせられました。またIC(インフォームドコンセント:医療行為に対して患者さんが十分に理解できたか、多職種と情報を共有して皆で合意するプロセス。以下IC)についても話し合いました。私の病棟でもICを行っており、立ち会うことが多いのですが、実際患者さんの立場に立った意見を言えているのか、また患者さんの気持ちを代弁できているか、振り返ることができました。よりよい話し合いにするためにも患者さんが入院する前の状態、現在の患者さんの状態、患者さん・家族の気持ち、家族の支援体制などを把握して、日々のケアのなかでどんなことをすれば患者さんのためになるか考えて接していきたいと思いました。

 

 次に私の病棟ではなかなか経験できない人工呼吸器についてです。私の病棟は術後の患者さんが多く、担当した方が一度だけ呼吸状態が悪い患者さんに人工呼吸器を使用していたことがありました。その場にいた私は知識が浅くなにもできなかったのですが、今回の研修で自分はどんなことを行えばいいのか学ぶことができました。また、長期に渡り人工呼吸器を使用している方に対してどのようなケアが必要なのか、またいかに苦痛を軽減できるかを考えることが重要だと思いました。

 

新人看護師 松澤

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2022年新人研修 ~麻薬、エンゼルケアについて~

 こんにちは。11月に入りより一層寒く、日も短くなり徐々に冬が近づいていますね!寒くなると余計に布団から出られなくなるので毎年困っています。
少し前になりますが、10月24日に看護師の新人研修がありました。手術室の同期がいない私にとって新人研修は同期と会える貴重な場なので毎回密かに楽しみにしています。

今回は、麻薬の取り扱いやエンゼルケアなどについて学びました。
 麻薬は麻酔をかけるときに使うため手術室では身近な存在です。今回麻薬の保管方法や捨ててはいけないこと、返す場所、紛失した際はどうするかなどの管理について教えていただき、大切な薬剤の1つだなと改めて感じました。私は、外回り看護師を経験しておらずまだ麻薬を扱ったことはないですが、取り扱う際は、今回学んだことを心にとめてやらなければと思いました。

 そして、エンゼルケアについて学びました。
 エンゼルケアとは、亡くなった後のケアのことを指します。亡くなった方のその後の身体の変化やそれに対するエンゼルメイクのやり方を学びました。メイクと聞くと女性への印象が強いかと思いますが、エンゼルメイクは患者さんらしく身だしなみを整える目的のため男女関係なく実施することです。また、エンゼルメイクは看取りの手段にもなるため、家族が少しでもケアに入れるように声かけなどコミュニケーションが大切だということも学びました。

 話は変わりますが、あづみ病院は整形外科の手術が多く、これから冬になりスキー場や凍結した道路などでの怪我により特に手術件数が多くなると先輩看護師に教えていただきました。みなさん怪我をしないように気をつけてくださいね!

手術室 降籏

 

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2022年新人研修~救命処置(BLS)の必要性・輸血~

こんにちは!新人看護師の中澤です。猛暑日が続き、熱中症警戒アラートが頻回に発令される日々の中、体調管理を怠らないよう努力しています。自分自身はもちろん、患者さんも脱水などに注意していきたい時期ですね。

さて、7月15日に行われた新人研修では、BLSについて学びました。
急変者の発見から心肺蘇生まで、ACLS(BLS:一次救命処置、ACLS:二次救命処置)への引継ぎなどを実際の状況を想定して行いました。人形を用いて胸骨圧迫の深さやスピード、強さをモニターでチェックしながら行うことで、適切な胸骨圧迫の感覚をつかむことができました。また、深さ5~6㎝・100∼120回/分で絶え間なく続けるには一人では厳しく、効果的な胸骨圧迫を行うには多くの人の協力が必要であり、発見時に助けを呼ぶことの重要性と繋がります。救急車やAEDの要請、医師への報告なども一つひとつ丁寧に焦らず、確実に行うことが大切であり、日々の勤務中から意識していきたいです。

 

実践練習の時は指導看護師のアドリブによる、突然の気管挿管などでプチパニックになる場面もありましたが、各々が自分のやるべき事を考え、行動することができていたと思います。実際の現場ではいつ何が起こるかわからないため、常に最悪の事態を想定して行動し、助けられる命を救いたいです。

 

私の勤務する精神科ではなかなか経験できない輸血の研修も行いました。普段から経験することの少ない技術だからこそ、このような機会を有意義な時間にできるよう努めました。輸血製剤と患者さんが一致しているかなどの、ダブルチェックの重要性を再確認できました。また手技についてもコツや注意点などのアドバイスをいただき、今後も定期的に手技の確認をして忘れないようにしたいです。

看護師 中澤

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2022新人研修~フィジカルアセスメントと倫理~

 こんにちは!4月から4階病棟の整形外科に配属となりました新人看護師の左近充です。

配属となり3か月が経ちました。以前よりも環境に慣れましたが、毎日走り回っている状況です。看護師は体力も必要だと身に沁みて感じるようになり、何かスポーツを始めようかと考えています!

 6月の新人研修について話していきたいと思います。
今回行った研修は、フィジカルアセスメントと身体拘束、外来についてです。
 フィジカルアセスメントの研修では、モデル人形を使い呼吸音の聴取や、血圧測定を実践しました。一人ずつ呼吸音の聴取を行ったのですが、肺の音が異常だということは分かっても、原因によって聴取される音も様々なため苦戦しました。
フィジカルアセスメントは観察の基本となる看護技術のため、今回学んだことを確かな技術として体得できるよう、臨床でも日々取り入れていきたいです。
 

身体拘束の研修では、患者役と看護師役に分かれて行いました。
私が、患者さん役となり、実際に身体拘束されて感じたことは、恥ずかしさや悲しさという感情でした。

 

もちろん患者さんの安全を守るためには必要な援助です。しかし、抑制をされる側はこのような感情を抱くことを看護師として知っていることが必要だと感じました。また、その辛さを知ったうえで、抑制の必要性を伝えられる看護師になりたいです。そして、患者さんの気持ちに寄り添った看護を行っていきたいです。 

新人看護師 左近充

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2022新人研修~心電図~

 今回のブログ担当は看護師の水野です。最近は雨が降る日が多くてジメジメした6月ですね。4月に入職してはや3か月、看護師としてはまだまだ未熟で研修をしながら頑張っている最中です。最近はペットのハムスターとたわむれたり、新しく買ったスケッチブックにイラストを描いて過ごしています。

 さて、今回は心電図についての研修を受けました。「心電図っていろんな波形があって、それを読み取っていくことが難しい…」と言うイメージがあって学生のころから苦手意識がありました。しかし、研修を受けてみて、教科書に載ってるような波形がそのまま当てはまるわけではなく、一人ひとりモニターの波形が違うことや、その波形によってどんな意味があるのか、そのときのどんな対応をしたらいいのかを学んだことで、研修を受ける前よりもちょこっと苦手意識がなくなりました。

 

 12誘導心電図では、お互いに電極を装着し合いました。
正しく波形を読み取るには、正しい順番や正しい位置を理解して装着することが大切と学んだのですが、この正しい位置が難しいんです。
何番目の肋骨の間につけるのか?
あれ、今触ってるのは何番目?
そんな感じです。
しかし、アドバイスをもらいながらなんとか装着することができました。

 

以上が今回の新人研修でした。やっぱり心電図は難しかったけれど、自分でわかる・できると楽しかったです。
今日の研修で学んだことを臨床でも活かしていけるようにしていきたいものです。

看護師 水野

 

 

 

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2022新人研修〜輸液ポンプ・シリンジポンプ操作、静脈血採血〜

こんにちは!
 4月から新人看護師になりました清水です。私は社会人になって親元を離れての一人暮らしが始まり、寂しい毎日を送っています。ですが、自分が目指した夢を今叶えることができているため、親に心配をかけないよう、親孝行ができるよう一生懸命頑張りたいと思います。


 さて、48日の新人研修では輸液ポンプ、シリンジポンプ操作、静脈血採血の研修を行いました。これらは看護師には必要不可欠な医療行為のため、みんな身を引き締めて研修を行っているようでした。

 

輸液ポンプの研修は、1人が手順を読み上げ、もう1人が実践するという形式で行われました。操作方法を間違えるとエラー音が鳴り、エラーが起こっていることを知らせてくれますが、その対処方法を知っていないと、患者さんを不安にさせてしまったり、事故にも繋がり兼ねないため、確実に行えるようにしっかりと手順に沿って操作を行わなければならないと感じました。


 また、研修の中で1番心配であった静脈血採血も行いました。人形での採血練習は行なったことがありましたが、実際に人間では行なったことがなかったため、前日から上手にできるかな、大丈夫かな、ととても心配でした。先輩看護師に教わりながら採血を行いましたが、手元に集中するのに精一杯となってしまい、周りを見ることが困難でした。どうしたら患者さんの苦痛を最小限にできるのか、これは看護師にかかっていると思います。採血をする側もされる側も緊張しますが、手技を間違えずに行うことに加え、不安を取り除く声掛けが患者さんとの信頼関係に繋がるのだと感じました。

 
 今回経験したことをもとに技術を磨いていき、安心・安全に看護を提供できるように頑張りたいと思います。

 

看護師 清水